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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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イタチザメがやって来た③

長らく時間が開きましたが・・・。
やっとこ乾燥です。

まずは、おさらい。

イタチザメ (学名:Galeocerdo cuvier)
メジロザメ目 メジロザメ科
本種のみでイタチザメ属を形成する。
英名はタイガーシャーク。
まさに虎のごとく ホホジロに次ぐ凶暴な人食いザメだ。

サメの中で最も大型の部類に入り、全長 2m-3.5m
重量は400 kg前後となる。

沿岸域の視界が悪い濁ったような場所を好み 沿岸性が強いが、
海洋のさまざまな環境に適応しており、沖合、外洋まで出ることもある。
海面付近でよく見られ、波打ち際などの非常に浅い場所にも現れるが
反して 水深約 300 m までもは潜行するようである。

捕食性・腐食性の両方をもつイタチザメは食べるものを選り好みしない。
あらゆる海洋生物を捕食するだけでなく、死骸や産業廃棄物など普通食べられないものまで何でも飲み込む事から、「ヒレのついたゴミ箱」と言われているそうだ。
しょーもない奴・・・。(^_^;)

さて、戻って そんなイタチさん。

2日かけて整形をし、ポリ〇ント、洗浄(水に浸ける)、
血抜きに水にさらし、又ポリ〇ント、洗浄、アセトン(除光液)、洗浄、
そして漂白(薄めた塩素)、をしたのですが、
だいぶ歯の周りに巡っていた歯肉の血合いは取れたものの 裏の控え歯がピッタリと顎骨に付いているせいか
なかなか色合いが取れない。
d0318386_19141825.jpg

そこで・・・禁断の過酸化水素による漂白・・・と思ったけれど
どうしても薬品による玄人仕事はしたくない。
あくまで、素人が家庭にある物で挑戦する。と言うのにこだわりたく(じゃないと見てて挑戦してみようと思わないじゃない。)、
家にある物・・・の範囲で、普通のオキシドール(消毒液)を購入。
あと、実は完全な物は諦めたが、実験でレジン用にとサメ皮つくりも挑戦していて、
主にアセトンはこちらの皮の裏の脂の脱脂に使ったのですが、更なる脱脂と防腐にミョウバンを購入。
d0318386_19124494.jpg

これも普通 動物革にはタンニンとかクロムとか使ったりもするのですが、そんなの普通の家庭に無いし
魚(サメ)だし。(笑)
と言う事で、ミョウバンは 料理の煮崩れ防止やナスの漬物等の脱色防止に使うので普通にスーパーに売っている物なのでこちらに。
塩とミョウバンを混ぜて水に溶かし浸ける。

と言う事で、まずはオキシドールによる漂白の状況。
d0318386_19133981.jpg
んー、元々市販のは3%前後に薄めてある物なので、本来ならそのまま原液で使っても薄いものだが、
コストの面でさらに水で薄めて使ったので大きくは効果は出ない。
5時間浸けておいてこんな程度。まったく血抜きには至らなかった。
発泡して尚プルプルが毛羽立ったぐらいだ。(笑)

もう7日も入水生活で、顎骨や歯はとりあえず何ともなさそうだが、覆ってるプルプル組織がもうボロボロで腐りそうなので限界。
元々、一度乾燥させて 乾燥によって歯が浮いたら再度ポリ〇ント・・・のネズミ~方式を採ってみる事にしていたので
洗浄後 ここで乾燥に入る。(後程サメ皮もすすいでから乾燥する。)
d0318386_19163552.jpg


漂白はどれを使っても骨には悪いのだが、過酸化水素を避けていたのは 軟骨を溶かしてしまい乾燥した時に黄変するからだ。
(骨は真っ白になるんだけどね。基本、サメは軟骨だから。特に深海ザメにはタブーと思われる。私はね。)

ま、乾いた時の赤味がひどくて気になる様なら 再度考えよう。
良くなくても ネズミ~の最終段階程度(←ひどかったが・・・)だろう。
とりあえず、無事に乾燥出来ますように・・・。(ふやかし過ぎて収縮や変形が心配。)

by jurijuri555 | 2015-03-13 20:00 | 生物 | Comments(2)
Commented by ZX9-R at 2015-03-13 22:19 x
顎標本の作製も、かなりの試行錯誤と技が必要ですね。大変そうですが、結果が出たときには喜びも人一倍ですね。
イタチザメってタイガーシャークのことだったんですね。昔、川口浩だったか何かの番組で、よく凶暴なサメとして紹介されていました。懐かしい~!
Commented by jurijuri555 at 2015-03-13 23:19
ZX9-Rさん
川口探検隊?懐かしいですね~。(笑)
イタチザメ、何でも食べちゃうおバカみたいな言い方されていますが、
おバカっぽいのに実は神経質で、大型なのもあるけど
飼ってる水族館は少ないらしく、
でも慣れると襲わないそうで学習能力があるのではと言われているそうですよ。
エサをくれる飼育員は好き好きなのでしょうな。(笑)
手乗りイタチザメ・・・とか絶対にデカクて乗らないけど
仲良くなってみたいですね。(^_^;)
まだまだ顎歯標本も試行錯誤ですが、真っ白なのは憧れるけど
自然じゃなさ過ぎるのは、何か違うとも思うのですよ。
(私の持ってる買った標本では過酸化水素で薄くなった骨を補修する様にラッカー塗ってるのまであるのですよ。
ピカピカの骨標本とか・・・違う!(笑))
自然でキレイな標本造りをめざし頑張ります。
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