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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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アッツー層にせまる その①

こんなのド素人の個人が調べなくたって ちゃーんと公式に調査済で文献も出ているのだが
ソコは ちょっとブッて「なるほど~」と見てみたいのが、まさにド素人なのである。(^_^;)

と言う事で、今までは何も出ないと言うウワサだけで
植物化石と貝化石は確認したのだが、まさかのカニ玉もアッツー層とかは文献を読んで改めて知った。
別のヤッソー層とかなのかと(勝手に作って)思っていたのだ。(汗)

まずはその文献を端折って載せると

『本層は灰色ないし灰黒色の泥岩およびシルト岩からなる厚層で
一部は板状層理を示している所もあり また風化すれば帯褐色 ( 赤錆色 ) を呈する点等は、
他地域のいわゆる“硬質頁岩”層 本地域のモーライ層によく似ている。
基底から約 1/3のところ に凝灰質の海緑石を含む砂岩層が 1 層あり
その他に凝灰岩の薄層 を処々に挾むが、これらの夾みはいずれも鍵層にはなり得ない。
またいたる所に泥灰質の薄層および団球・団塊を含み 団塊は径 3m 以上に及ぶものも稀でない。
北方のヤッソー附近では本層はきわめて凝灰質となり 石英含有浮石質砂岩・凝灰岩の薄層を頻繁に挾むが
泥岩そのものは板状の層理をよく示し 典型的な“硬質頁岩”の様相をおびている。
泥灰質団球のなかに Callianassa muratai NAGAO を多産する 。
本層中からはしばしば濶葉樹の葉の化石を産する。
このほか上下を通じて有孔虫・海綿動物・魚鱗の化石を産する。
よって、本層は半深海 (100 ~ 600m) 程度の深度の堆積物と考えられる。』

とある。

北側からは火山の影響も受け始めるはずだ。
なのでカニ爪の白と黒の違いはその為だと思い込み 又種類も絶対
黒爪はツルンとしたクワガタだし、白爪はトゲトゲした スナモグリと言うよりまさにカニ爪だ。
だから、今まではラベルも Callianassa sp. としていた。
こうなると堆積の違いか化石になった後のドラマかな~とか気になりだしたら止まらない。(^_^;)
ド素人 超勝手妄想の始まりだ。

先日、コニアシアンくんとの巡検で 今まで気づかなかった発見をしたので、本日は再度その検証をする事にした。


朝、いつもの様に日の出前だと寒すぎるので 日の出頃に家を出発。
まぶしい朝日の中 日本海に向うが、放射冷却で気温はマイナス(推定) 大きな川にかかる橋は路面が凍結していた。
そろそろ早朝のドライブは危険だ。

7時過ぎに現場に到着するが、フリースにウルトラライトダウンを重ね着しても寒いぐらいだ。
震えながら検証開始。

今までも カニ玉を拾いながらも と言う事はそれが入った場所があるはずで、ありますよー。と聞いていても
行く度に見ていたが見つけられなかった。
そもそも ビーチコ自体、山巡検前の足ならしみたいなもので春に行く事が多く
崖の露頭はガラガラ崩れている最中で近寄るのは危険だし 雪解け水でぬれていて良く見ることが出来ない。
又、大露頭以外は上部の堆積土砂が崩れて被っていたりするところも多く 土砂で本露頭を見ることが出来ない所も多い。
なので、無い。わからない。として いつも結局、どこかから出て漂着しているカニ玉を拾って歩くだけだったのだが、
先日、崖の一部が崩落して来たその土砂を見るとノジュールが含まれているのを見て 本当だ!!と初めて確認出来たのだった。(苦笑)
d0318386_20141171.jpg

その後、崖露頭からのノジュールも回収はして来たが、白黒混合していたので その正確な位置把握と別の物が入ってる事がないのか(カニ爪以外)などの細かい確認だ。

寒いけど穏やかで凪ぎ すでに引き潮状態のアッツー。
d0318386_3273962.jpg
干潮は11時前のはずだが 得意の泥岩の洗濯板岩盤。
モーライやコターンの泥岩まんまな感じと違い ここでは海藻が豊富に生えていて豊かな海と言う感じだ。
d0318386_3483076.jpg

もちろんヤドも居る。
d0318386_3505996.jpg
ここのヤドはコターン辺りのと違って気持ちの悪いシマシマではなく地味~な「エゾ」らしい体色だが、
触角が真っ赤で 妙に南国チックな部分のある奴。
しかし どんな体色だろうとコノ殻でじゃね~・・・。(^_^;)
連れ帰って違う宿を与えたらどちらもカワユイと思われる。
海ヤドも飼いたいものだわ~。(笑)

ちなみにうちのヤド用の海水もゲット。
ダイキチさん不在でショウキチのみカサカサしている寂しいヤド舎のままだ。

さて、検証開始。
カニ玉ゾーンより順に露頭とその周辺の落ち玉を見ていく。
まずはいつもの黒爪ゾーン。
露頭自体は特段変わりないが、ちと奇妙な模様を描いている。
d0318386_4315184.jpg
ここからは先日のうちに見えているノジュールは回収してしまったので新しいのは見えない。
先日は漂着ノジュールは皆無に近かったが 本日は結構転がっているのを見つけた。
この第一ゾーンの周辺でもいくつかいつもの黒爪玉を見つけたが、当然中身も黒爪。
d0318386_4374317.jpg

1つだけキター!!!!系のもゲット。
d0318386_4381955.jpg
しかし漂着ノジュールだろうからどこ産のノジュールかはハッキリしないのだが、こちらは外が白くても黒爪だった。
d0318386_4564488.jpg
コザってて何か良くわからないが・・・。

この後はハーフゾーン。
こちらでは前回、初めて生ノジュールを発見した。
これがキッカケで「あるんだ!!!!」と改めて見るといくつか発見して持ち帰ったのだが、5:2の割合で黒爪がやや優勢。
こちらも見た目の岩石的には特に変わりは無く、そして先日やはり見えてるノジュールは採りつくしたので新しいのは見つからない。
d0318386_56641.jpg
あちこち見てなんとか何個か見つけたものと
近辺に落ちていたスレたノジュール(漂着?)をゲットし割ったが
d0318386_573472.jpg
やはり黒爪が優勢で 特徴と言えば白爪の時には中のノジュールの土質がモロい。
て言うか爪自体もモロい。(汗)
d0318386_594611.jpg

露頭自体が崩れていて(崩落岩からのノジュールも)全ての元の正確な産出位置が割り出せず、同じ層なのか別の層列の物なのかがわからないので
白黒の謎が解明出来ない。

今日は、この黒白の境目を第一検証事項としていたので他の物をジックリ観察する時間を取れなかったが、
前回は露頭ダイレクトINの貝化石も確認している。
d0318386_5164256.jpg


つづく (次回真相にせまる?(笑))

d0318386_5231495.jpg


 

by jurijuri555 | 2015-11-13 23:30 | 化石 | Comments(8)
Commented by コニアシアン at 2015-11-14 07:32 x
おはようございます。
ヤッスーにいってきてまいりましたか。
やはり見えているものは、超ハッスルしましたのでとり尽くしてしまいました~
でも漂着かに玉と、崖からも少しはでたんですね。
何故白爪はなかなか漂着しないのでしょうか…
白爪と黒爪では、白爪の方が保存がぜんぜん上ですよね。
優しく叩けば綺麗に出てくれます。
崖で採集した、黒爪は全部硬くて縦に輪切りになって、何だか分からない状態に…
黒爪は何故か漂着のほうが良いのですね。
ハーフの場所で、僕からいいますと、茶色のノジュールからは白爪がでて、白いノジュールからは黒白が混ざったようなものか、黒が出ます。
黒白の比率的には、僕は1:4ぐらいで圧倒的に白が出やすいと思いました。
勿論スナモグリもですが、貝などの共産化石にも注目ですね(^_^)
Commented by jurijuri555 at 2015-11-14 08:02
コニアシアンさん
おはようございます。
ハッスル残しも1個見つけましたよ。(笑)
白爪でした。
確定かはわかりませんが、自論としての謎はある程度解明出来ました。
結果は本文には書きませんが その②と合わせて見ると
気付けたらわかると思います。
こういうのは見て覚えるより体験して納得する方が面白いので全ては書きません。
ただし、本気の崖のぼりしなくちゃ確定は出来ないので結局わかりませんけどねー。(^_^;)
それは私もしていないので暫定です。
ハーフの出る確率は話に出せない。が最終アンサーです。
たぶん経過年数も関係して来るかも。
ま、又今度一緒に行って再度調べましょう~。
私も今度こそ他種化石も探したいです。
Commented by アルビアン at 2015-11-14 10:40 x
地質に関しては、地質図なんて販売されておりますが
かなり古い調査記録ですので、おおよそは相違ないの
ですが、白亜紀と新生代の地層境界や断層など
やや違う事もあります。
地層をしっかり考査すると 新しい事実が浮かんだりして
面白いですね
サメの歯 産地も 新しい堆積イベントがあったと想定
されたり、ちょっとのずれで 地層が変化したりと
大変面白いと思います。
地層こそ 謎の答えを埋めた宝の山ですし
何度も調査する事に意味がありますね
アンモナイト採集でも、同じ沢を何度もアタックしていたら
どこでどんなアンモが出るか見えてきます。
Commented by jurijuri555 at 2015-11-14 13:50
アルビアンさん
大体において間違いはないのでしょうから よく調べたな~と昔の人に感心するばかりです。
でもあまり古すぎるデータだと どうやって調べたのか
最新の機器で調べ直したりとかして欲しいな~とか思ったりもします。(^_^;)
最近のサイエンス番組みたく 当時の地層の出来方とかを3D・CG映像で作ってみせて欲しいぐらいですよ。
そういうのを作って紹介すると博物館も面白いと思うんですがねー。
ただ化石を飾られても どこでどんな状態でどんな理由があって作られた物を採ったのか
思い入れとか納得度が無いのでただ へーって見て終わりですものねー。
Commented by vicky at 2015-11-14 14:59 x
おおっ、長編考察、すばらしい。
なんとかついてこれました。続きが気になります。

↑アルビアンさんコメント返しのじゅりあさんのアイデアいいですね。博物館もこういう展示してほしいです。テレビではかなりCGでの映像でわかりやすく見せてくれますもんね。
Commented by jurijuri555 at 2015-11-14 16:35
vickyさん
でしょー?(笑)
世界遺産とか言うけど 地球そのものが素晴らしい奇跡の塊なので
もっともっと知りたいですよね。
掘り下げる事はもしかしたらすべての謎に関係する事も出て来るかもしれないし
そんな仕事を広げると職も 夢や希望を持つ若者も増えるかもしれません。(笑)
Commented by Macrowavecat at 2015-11-14 21:31 x
こういうことを考えながら歩くと、コレクションとは別の楽しみもできますね。ただ、普通水準ではカスレベルでも資料的には貴重な標本になる化石もでてくるんですよね♪
Commented by jurijuri555 at 2015-11-15 03:08
Macrowavecatさん
コザコザわからない化石を んークズ。と捨ててきた後で
アッ、コレだったのか~と言う事もあるので 下手にポイしてこれません。
どうしようもないのは仕方ないけど 一応後悔しない様に持ち帰ります。
しかし大半はまんまゴミになっちゃいますけどね。(^_^;)
まだまだ見極めが出来ません。
細かい部分も把握すると(層)ピンポイントで採集が出来る様になりますから
やっぱり知らないよりは知っていた方が便利ですね。
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