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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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ツキガイモドキ??

続きまして、モーライのツキガイモドキのお話。
d0318386_411548.jpg
ツキガイモドキ

d0318386_4113364.jpg
d0318386_4114868.jpg
合弁でプックリさんです。
d0318386_4122832.jpg
これも同じ助。
過去 波猫さんやコニアシアンさんの拾ったツキガイモドキは状線が細かいが
もとろんさんや私が拾ったツキガイモドキは幅が広い。
別種かと思ったが 波猫さんが
中川町エコミュージアムセンター自然誌博物館の第三紀鮮新世の化石シリーズ。として載せてくれた幌延町勇知層の「ツキガイモドキ」はやや助幅がある。

白亜紀の貝化石にも似ているが。
http://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~ykondo/tashiro/14Lucinacea.html

モーライ層の産出貝の紹介ページの1つには 「ムカシツキガイモドキ」と書かれているのを見た記憶がある。
(Lucinoma actilineata (Conrad, 1849) ムカシオオツキガイモドキ, ルシノマ アクチリネアータ 絶滅種 の事かな?)
現世でもツキガイモドキの他にオオツキガイモドキなどツキガイ科には沢山の種がいるが
私のツキガイは やはりオオツキガイモドキかヨシダツキガイモドキに似ている。
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=ishigai
(鳥羽ギャラリー)
こちら ↓ は、ツキガイモドキは細かい幅の助で、下の注意書きにオオツキガイモドキは幅が大きくなる様な事が書かれている。
http://bigai.world.coocan.jp/pic_book/data29/r002869.html
とすると 混同されがちだが2種類(以上)のツキガイモドキ類の化石が出ることになる。
(ただし、ヨシダツキガイモドキは殻はあまり膨らまない様だ。)

で、加えて先日
d0318386_4134171.jpg
これをリュウグウハゴロモガイではないか。と言うご指摘を頂き
その時に愛知の方でも出ますよ。とお聞きしたので 愛知県の中新世の産出貝化石を調べたところ

二枚貝
 トクナガスエヒロキヌタレガイ, Acharax tokunagai
 キララガイ, Acila sp.
 サザナミソデガイ, Acilana tokunagai
 フネガイ, family Arcidae
 チタニシロウリガイ, Calyptogenna chitanii
 キクザルガイ, family Chamidae
 イワムラカミオニシキガイ, Chlamys? sp.
 ニシキガイ, Chlamys squamata (Gmelin)
 オウナガイ, Conchocele sp.
 マガキ, Crassostrea gigas
 マルフミガイ, Cyclocardia (Crassicardia) sp.
 シオガママルフミガイ, Cyclocardia siogamensis (Nomura)
 デレクトペクテン ペッカミ, Delectopecten peckhami
 タマキガイ, Glycymeris sp.
 ミノイソシジミ, Hiatula minoensis (Yokoyama)
 ツキガイモドキ, Lucinoma sp.
 ツキガイモドキ, Lucinoma annulata
 オオツキガイモドキ, Lucinoma spectabilis (Yokoyama)

 シラトリガイ, Macoma sp.
 ケンショウシラトリ, Macoma calcarea
 イズラシラトリガイ, Macoma izurensis
 マレティア, Malletia sp.
 マレティア イネルミス, Malletia inermis
 ハマグリ, Meretrix sp.
 シワロウバイ, Nuculana sp.
 イタボガキ, Ostrea denselamellosa
 ペッカムニシキ, Palliolum (Delectopecten) peckhami
 ホタテガイ, Patinopecten sp.
 カガミガイ, Phacosoma sp.
 カワゲカガミガイ, Phacosoma kawagensis
 アキラナ, Portlandia (Acilana) sp.
 ベッコウソデガイ, Portandia japonica (Adam & Reeve)
 カキミベッコウキララガイ, Portlandia kakimii
 オオベッコウソデガイ, Poltlandia (Portlandia) lischkei (Smith)
 ワタゾコツキヒガイ, Propeamussium tateiwai
 ミエゲンロクソデガイ, Saccella miensis
 マテガイ, Solen sp.
 チベニガイ, Solidicorbula sp.
 フナクイムシ, family Teredinidae
 ユナガヤソデガイ/サギタリアナギナタソデガイ, Yoldia sagittaria Yokoyama
 ツノガイ
 ヤスリツノガイ, Fissidentalium (Fissidentalium) yokoyamai Makiyama
巻貝
 テンガイガイ, Diodora quadriradiatus (Reeve)
 バランチゥムウキビシガイ, Euclio balantium
 タマツメタガイ, Euspira pila
 ギンエビス, Ginebis sp.
 アラレギンエビス, Ginebis japonicus (Dall)
 モロザキサメハダヒザラガイ, Lepidopleurus morozakiensis
 タマガイ, family Naticidae
 ヒタチオビ, Nipponomelon sp.
 シワロウバイ, Nuculana sp.
 キリガイダマシ, Turritella sp.
と書かれていた。
さらに南知多のとある産地をピンポイントで調べてみると
タマガイ、ハダカイワシ、魚のうろこ、ウニ、タヌキブンブク、ムカシブンブク、スナモグリ、
サザナミソデガイ、キララガイ、マレティア、ツキガイモドキリュウグウハゴロモ、タテイワツキヒガイ、
クルミガイ、ツムバイ、マルフミガイ、生痕(生き物が住んでた跡)、植物の化石
と書かれていた。

これらから 現世のリュウグウハゴロモガイは暖かい地域での産出しか見られないように聞くが、
こちらでも出る種が共通して沢山出ている様なので中新世では北海道でもリュウグウハゴロモガイが居た可能性もある。
現世のリュウグウハゴロモガイはこちら。
http://www.shellspeak.com/Pandridae_et_al/Pandridae_et_al.html
http://jamarc.fra.affrc.go.jp/zukan/c/c-2/c-m110/c-343.htm
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=oonogai
同じツキガイ科ではなく、独立してリュウグウハゴロモ科の貝の様だ。
化石では、ヨコヤマリュウグウハゴロモガイ Periploma yokoyamai Makiyama と言う様だ。
現世種は2-3cm前後と小ぶりの様だが、化石種は4-7cmと大きめの様だ。

ついでに更に同じくピンポイントでこちら茨城県北茨城市五浦海岸の新第三紀前期中新世の産地の様子をのぞいて見ると
http://paleogeo-ando.sci.ibaraki.ac.jp/index.php?id=52
これもコニアシアンさんがブログで書かれていたと思いましたが、キヌタレガイの種類。
大型キヌタレガイが出るとな!!??
『スエヒロキヌタレガイは不完全ながら殻長約30cmに達する個体が得られました.
これは,今のところ世界で最も大きなスエヒロキヌタレガイの標本です.
こうした大型のスエヒロキヌタレガイの産出記録は「中新世気候最高温暖期」の層準に限定されています.』
と紹介されていて、サ、30cm!!!!!?????と衝撃の大きさ。マジですか。
またもや鳥羽ギャラで拝見すると
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=kurumigai
大きいのでもスエヒロで15cmの標本だ。これが30cmになるのか?
又、小さい種は2cm程の様だが、日本大百科全書には内湾の水深5~20メートルぐらいまでの泥底にすむ殻長8mmのキヌタレガイが北海道南部から九州にかけて分布する。と書いている。
私が探している現世はコレだが、まだ見れていない。
ぜひ、見つけたビーチコ仲間の方はワタクシにもお恵み下さいませ。m( _ _ )m

話は上記の産地に戻って、他の産出貝化石は,
『シロウリガイ(Adulomya sp.など)が最も多く,スエヒロキヌタレガイ(Acharax yokosukensis),
ツキガイモドキ(Lucinoma acutilineatum),オウナガイ(Conchocele bisecta),ニッポンスエモノガイ(Nipponothracia? sp.)といった化学合成細菌共生二枚貝が大半です.
タマガイ(Cryptonatica clausa)やMegasulcula yokoyamaiといった捕食性の巻貝も含まれます.』
と書かれている。

ちなみに北海道中新世の産出貝化石は、
二枚貝
 オオキララガイ, Acila divaricata
 ナガキララガイ, Acila elongata
 カケハタアカガイ, Anadara kakehataensis
 ワダツミウリガイ, Calyptogena pacifica
 コシバニシキ, Chlamys cosibensis
 イシカゲガイ, Clinocardium sp.
 オクシリイシカゲガイ, Clinocardium okushirense
 オウナガイ, Conchocele bisecta
 ニホンオキシジミ, Cyclina japonica
 ノムラカガミ, Dosinia nomurai
 ミノイソシジミ, Hiatula minoensis
 トウカイシラスナガイ, Limopsis tokaiensis
 ツキガイ, family Lucinidae
 ムカシオオツキガイモドキ, Lucinoma actilineata

 オオセムシイガイ, Mytilus tichanovitchi
 シラトリガイの仲間, Macoma sp.
 バカガイの仲間, Mactra sp.
 マイア, Mya cuneiformis => クサビガタオオノガイ, Mya cuneiformis
 ニッポノマルシア, Nipponomarcia sp.
 カキ, superfamily Ostreoidea
 イタヤガイ, Pecten sp.
 カガミガイの仲間, Phacosoma sp. => カガミガイの仲間, Dosinia sp.
 ハヤサカソデガイ, Portlandia tokunagai var. hayasakai
 オニアサリ, Protothaca jedoensis => オニアサリ, Leukoma jedoensis
 ナガミゾガイ, Siliqua elliptica
 スエヒロキヌタレガイ, Solemya tokunagai => トクナガキヌタレガイ, Acharax johnsoni
 ムカシナガウバガイ, Spisula onnechiuria
 スエモノガイ, Thracia sp.
 アサヒスエモノガイ, Thracia asahiensis
 ナギナタソデガイの仲間, Yoldia sp.
 アサヒフリソデガイ, Yoldia biremis
 フリソデガイ, Yoldia notabilis
 フネソデガイ, Yoldia thraciaeformis => フネソデガイ, Megayoldia thraciaeformis
 ツノガイ
 ヤスリツノガイ, Dentalium yokoyamai => ヤスリツノガイ, Fissidentalium yokoyamai
巻貝
 メイセンタマガイ, Euspira meisensis
 エゾボラ, Neptunea sp.
 クロダエゾボラ, Neptunea sp.
 ゴマフダマの仲間, Tectonatica sp.
 キリガイダマシの仲間, Turritella sp.
 ヨコヤマビカリヤ, Vicarya yokoyamai => ヨコヤマビカリヤ, Potamides yokoyamai
 イシイビカリエラ, Vicaryella ishiiana => イシイビカリエラ, Potamides ishiiana
 ノトビカリエラ, Vicaryella notoensis => ノトビカリエラ, Potamides notoensis
などなど。

ここに ヨコヤマリュウグウハゴロモガイが加わり、
更に 「中新世気候最高温暖期」の層準では大型の貝がみつかりそうだ。(?)
又、同じく もとろんさんのブログで、種の同定出来ないシラトリガイ系の二枚貝もある。と書かれていたと記憶しているが、
やはりsp.扱いで細かくはわからない模様。
こちらも記憶は定かでないけど スエモノガイか?とのご意見もおっしゃっていた気がするが、どちらも出るので難しい。
スエモノガイなら鍵歯の形でわかるらしいが・・・。

ついでに私が気になってた事の1つ。
現代において、北海道の深海の湧水地域の研究(またはそこの生物の観察)がされているのかは知らないが、
深海においては地域(海域)による温度差(生態域の分かれ)があまりないと考えると 現世でもさまざまな深海生態種が発見されそうだ。
なにしろ、先日まではシロウリガイだけではなく、深海の冷水化学合成群には北海道ならどこにでも居そうなイガイ科の一種のシンカイヒバリガイも居そうだが、
いない。と聞いていたのに
検索していたらこんなの見つけたし。
http://www.paleo-fossil.com/~robert_jenkins/research/bathy_atsunai.html

そんな事から 各国各地の化学合成群を参考にするのも1つだと思い とある「現世および化石鯨骨群集」の論文も見た。
抜粋ですが、載せておきます。

『日本ではこれまでに中生代白亜紀アルビアン期から現生まで多くの冷湧水域群集が報告されてきた。
74 の化石冷湧水域群集と 1 化石鯨骨群集がリストアップされているが,
その後も上越地域から油ガス田に依存すると思われる冷湧水域群集,
北海道から化石鯨骨群集,常磐地域から冷湧水域群集が追加され,
新生代の群集を中心に今後もその産地は増えていく可能性が高い.
また,世界的に見た場合,化石冷湧水域群集が白亜紀から現生まで連続して見られる地域は日本以外になく
指摘された推定200 の冷湧水域群集のうち 74 を日本の群集が占めている.
このように,冷湧水域群集の進化を検討するために日本は最適のフィールドであるといえる.
 一方,鯨骨遺骸に化学合成群集の特徴種が発見されて以来,北米や北大西洋だけでなく,
日本でも鳥島沖の水深 4036 m,鹿児島県野間岬沖の水深 200 m~ 250 mから鯨骨群集が認められている.
また,日本では,これまでに 3 例の化石鯨骨群集が中新統から発見されており
日本は現生および化石鯨骨群集を検討する際にも重要なフィールドであるといえる.
 日本から産出する化学合成群集のうち,現生や化石冷湧水域群集については前述したように多くの総括があり,
詳細な研究が行われている.しかし,現生および化石鯨骨群集についてはこうした総括がない.
また,鯨骨群集に見られる多毛類は化石としては残りにくく,
生痕化石により活動の有無や程度は推定できるものの種を特定することは困難である.
そこで,本論文では硬組織があるために化石として残されやすい軟体動物を中心として,
鯨骨群集の研究について総括する.

生物遺骸に付着するイガイ類に関する初めての分類学的検討 は,
ニュージーラ ン ド 沖 の 水深 800 ~ 2677 m から採取された小型で横長のイガイ類について行われ,
キザミバマユイガイ属やヒラノマクラ属,新属ワタゾコマクラ属について,新種を含む6種,
3種および2種がそれぞれ報告された.
カリフォルニア沖の水深 1240 m に沈んでいる体長 21 m のシロナガスクジラまたはナガスクジラの鯨骨周辺からオトヒメハマグリの一種
ワタゾコウリガイ,ツキガイモドキ,ツマリキザミバマユイガイ,ムギガイの一種,ワタゾコシロガサ科が発見された.
また,これらの種にはオトヒメハマグリ類,ワタゾコウリガイ,ツキガイモドキなど
化学合成菌を共生させている種が含まれることが指摘され,鯨骨がこうした種の分布のstepping stone となっている可能性が示唆された

 鯨骨群集中 に は 熱水噴出孔,冷湧水域群集 と の 共通種 が そ れ ぞ れ 11 種,20 種報告されてい る.
二枚貝 と し て は,オ ト ヒ メ ハ マグリ科や前述したイガイ類のツマリキ ザ ミ バ マ ユ イ ガ イが 主 な 種 で
ある.腹足類としてはカサネワタゾコシロガサの一種,ワタゾコシロガサの一種,ムギガイの一種,
ハイカブリニナの一種,ダイリセキクチキレの一種などが知られている.
この他にも等脚類や多毛類などに共通種が認められている.
 オトヒメハマグリ科には同胞種が認められており,形態的には区別がつきにくい場合が多い.
このため,オトヒメハマグリ科の種を共通種として扱ってよいかどうかを検討する必要があり,
Santa Catalina 海盆の鯨骨群集から9個体,San Nicolas 島沖の鯨骨群集から採集された1個体のシロウ
リガイ類のミトコンドリアの DNA 塩基配列を解析した結果,Santa Catalina 海盆の8個体は Guymas海盆 の 熱水噴出孔群集,
Juan de Fuca 海嶺 の 熱水噴出孔群集,Oregon 沈み込み帯の冷湧水域群集に生息するオトヒメハマグリの一種に同定されることが判明した.
このように鯨骨群集中に熱水噴出孔,冷湧水域群集との共通種が見られる理由として次の2つの仮説が挙げられている.

1)熱水噴出孔,冷湧水域群集の二枚貝が環境に対して幅広い耐性を持つため,
熱水噴出孔,冷湧水域の環境条件に部分的に共通する鯨骨群集で両方の種が生息できる.

2)熱水噴出孔,冷湧水域群集の二枚貝は環境に対して狭い耐性を持つが,
鯨骨群集では環境条件が多様で,熱水噴出孔,冷湧水域の環境条件と部分的に類似するため両群集の種が生息できる.
一方,Barry HWDO(1997)は Monterey Canyon の 冷湧水域で,硫化水素濃度の高い湧出中心部付近にシロウリガイの 一種が,
硫化水素濃度の低い周縁部にワタゾコウリガイが密集していることを指摘し,
この 2 種の硫化水素濃度耐性が狭いことを示唆している.
Baco HWDO(1999)はこれを引用し,鯨骨の周囲には硫化水素に富む骨のような硬質底から軟質底まで底質もバラエティーに富むことも加えて
仮説2)を支持している.』
 原文先
http://www.palaeo-soc-japan.jp/publications/45ff858af43d0dbfee1fc711d9abcd0a05d47e27.pdf

オウナ・シロウリ・キヌタレなどは簡単に言うと メタンをエサにして生きていますが、なぜツキガイモドキなども共産して出るのか?と疑問だったが
こちらを見ると・・・
http://www.eco-kana.org/doc/kaseki.pdf
と言うことで、これらの文献より、
モーライ層は浅めの深海冷水湧水域であり、更にメタン濃度も低かった。そしてさらに低いその周りにツキガイモドキなどが生息していたのではないか。と読み取れる。
地質書にも南アッツー層群とまとめられているが、半深海 (100 ~ 600m) 程度の深度の堆積物と考えられる。と書かれている。
と言うことで これもコニアシアンさんの所でコメントで語られたが、モグリんも浅砂生体ではなく、(半)深海性のモグリんとなる。
そして、上記の鯨骨群集に書かれている様に「オトヒメハマグリの一種」と言う事は、ワタゾコウリガイの他のシロウリ類が出る可能性もある。
加えて、確か中川の化石化学合成群集でハナシガイやカサガイが見つかったと聞いた記憶がある。
ハナシガイとはオウナガイのチビ版で、数ミリの微小貝の様だ。(?)
日本海溝からも別の種が見つかっている。
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/project/3D/ct_scan/data32_narakuhanashigai.html
カサガイも上記の各地の化学合成群にも居る様なので、これらの種もみつかるかもしれないと 最近はコザ探しもしている。
d0318386_12385455.jpg
  Wanted!! ワタゾコシロガサ 8mm

どんどん 新しい貝、その他の発見があると楽しいな。


by jurijuri555 | 2017-04-24 13:45 | 化石 | Comments(4)
Commented by アルビアン at 2017-04-24 18:35 x
こんばんは~内容が凄くて頭にはいりませんが
なるほど~
ビカリアと共産するカケハタアカガイも良いですね
ビカリアが取れれば、他の良くいく産地とは種類も
異なりますし、楽しそう(^_-)-☆
これは保存データーですね
参考になります。
Commented by jurijuri555 at 2017-04-24 19:39
アルビアンさん
こんばんはー。
自分資料のつもりでも書いたので、保存版です。(^_^;)
画像もなく 読みづらいですよね~。(汗) スイマセン。
簡単に 
ツキガイモドキとオオツキガイモドキの2種が採れる。
リュウグウハゴロモガイも出る。
今後新しく チビオウナとカサガイも出るだろう。
みんなでどんどんモーライ産出の新貝を探そうゼ。
報告し合おうゼ!!
っお話でした~。(^_^;)
Commented by Macrowavecat at 2017-04-24 20:14 x
巨大キヌタレ欲しいな~。
望来のツキガイモドキは、資料を見てもイマイチはっきりしなかったので、自採標本のラベルは未だ暫定版になっています。同定の指針を纏めていただけると助かります。

以前、望来で鯨骨に巻貝がくっついた化石を見つけましたが、化石鯨骨群集と言えるかは微妙なんですよね。
Commented by jurijuri555 at 2017-04-24 20:45
Macrowavecatさん
モーライのどこかに大型の貝の層があると嬉しいですね。(^_^;)
クジラ、私も書こうか迷ってそこまで妄想は書きませんでしたが、
クジラの骨がみつかるって事は、湧水の他に その様な大型(?)の海獣類の死体にも群がる鯨骨群集もあったのではないか。とも思いました。
そうするとメタン貝だけでなく もう少し色んな貝が出る幅が広がるんじゃないかな。と思いました。
ツキガイモドキにおいては、助が細かいとツキガイモドキ、助が荒いとオオツキガイモドキだと思いますが、「ムカシ」が付くかつかないか(絶滅種で現世と同じではない?)まではわかりません。
文献では「ムカシ」の様ですが・・・。
大型のキヌタレ、本当にほしいですね~。(笑) 30cmですよ!!!!(爆)
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