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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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クリーニング ⑦

今日は日中日が射したりもしていましたね。
しかし、下半身の調子が悪いので・・・なんて書き方すると喜ぶ人が出そうですねー。(爆)
むくみとアキレス腱の炎症があるので静養日。
特別無理をしたとか無いんだけど 年なんでしょうね~・・・。黄昏るわー。萎

さて、家に居るなら・・・と 先日下準備をしたままで放置していた モーライの汚い泥ノジュールのクリーニングを。

贅沢な事に 身近で深海を体験出来るワタクシ達。
しかし極フツーにオウナガイやらキヌタレガイやらシロウリ(ワタゾコウリガイだけどさ)やらを見ていても
意外にその生態は良くは知っていない。
今までは落ちているのを文字通り「拾って」歩いていたが、去年は崖から「採集」にいそしんだ。
深海の一人者ジェンキンズ先生も シロウリやシンカイヒバリガイはコロニー作って泥の上にいるけれど、
オウナガイやキヌタレは巣穴掘って潜ってくらしている。
その見えない生物の生態を知りたい・・・。と言って例のアナガッチンガーを作った(と思った)。
は、あんまり関係ないけど(苦笑)、生態の化石を・・・と思ったのだが
メタン泥は汚くて臭い。(爆)
どっろどろになって採集しまくった。
しかし、巣穴入りキヌタレは見つけられず、採集して帰った標本も クリーニングしようとするとロクなものがなかった。
クリーニング ⑦_d0318386_21293275.jpg
二枚貝と一緒のキヌタレガイ。
何かな~とワクドキしていたが、どうやらチビオウナガイの様だ。(^_^;)

そしてメタン泥の層に対して縦に入ってるオウナガイ。
クリーニング ⑦_d0318386_21404898.jpg
おー、これぞ生態標本・・・と思ったが、
江の島水族館で飼育されている(た?)オウナガイの画像を見ると 横じゃなくて逆さ(殻頂下)になってる・・・。

で、何の二枚貝かな~♪と新標本追加かと思ったら
クリーニング ⑦_d0318386_2262072.jpg
やっぱりこれもオウナガイだった。(^_^;)
左のが薄かったので何貝か期待していたのだが、クリーニングしてみると(泥を落してみると) 右が欠けたオウナガイで左も潰れたオウナガイ・・・だった。
ダメダメな標本じゃん。
しかも オウナばっか!!!!

唯一、謎なのが この巻貝。
クリーニング ⑦_d0318386_22152761.jpg
良く出るのはエゾボラ類だけど、そんな風には見えない。
真っ二つに割れた事でわかるが、巻いた片側は閉じていない。
ノジュールを見ても ボラの様に長い巻貝ではなさそうだ。
クリーニング ⑦_d0318386_22405768.jpg
実は三分割になっちゃったんだけど、水管も締まりが無い。
クリーニング ⑦_d0318386_22532860.jpg
ボワーンと締まりの無い巻貝・・・殻も薄めで分離も悪い。
それこそ、ヤシガイみたいな雰囲気だが、立体パズルは苦手なので 北の貝・半深海・ヤシガイ風 で思いつく貝が出てこない。
うーん・・・

イガイに継ぐ 謎である。
そしてそのイガイも もう少しノジュール部分を外しておくか。と思ったけれど 裏側は分離が悪いのか 手強かった・・・。(途中であきらめ)
 

by jurijuri555 | 2017-05-26 23:09 | 化石 | Comments(11)
Commented by コニアシアン at 2017-05-27 09:49 x
こんにちは~。
やはり、標本としてより価値があるものは、
転石ではなく、崖から掘り出し、それを「記録」したときですよね。
僕も最近、何気なくとっていたものを、
少し見直して考えるようになりました。
特に、多産するのには比較などがしやすいので、面白いものが出てきそうです。
キヌタレの巣穴inは、見たことがないですね。。。
そもそも、巣穴自体が残ることがあまりなさそうですし、尚更キヌタレinとなると…。
望来で見るものは、キヌタレが入るのに小さそうな気もしますし、
そうなると、そもそもキヌタレのものか??という疑問も出てきます。
コータンで見るものは、明らかに細長くて歪な形をしているので、
その他の生物の仕業かもしれませんし。
オウナガイは、全部同じ方向を向いているのか、バラバラか、というのを調べてみても面白い気がします。
ヒタチオビが密集するとき、全部同じ方向を向いていて、水流が関係している、というのがありますが、
様々な貝で調べてみえうと、当時の海を想像できますね。
とりあえず、望来は現地性ですから…(掃き寄せもある)。
あと、イガイはこれ以上クリーニングしないで、そのままにしておいてくださいね(笑)。
Commented by jurijuri555 at 2017-05-27 10:59
コニアシアンさん
こんにちはー。
そうそう、落ちたのを拾うのは初心者。(笑)
それが一番楽で楽しいけど 本当は実態標本が価値があると思います。
巣穴跡(サンドパイプ)は沢山あるんですよー。
それもキヌタレ密集のあたりには。でも中身入りが見つけられなかったので 確かにソレがキヌタレの巣穴と言う確証は見つけられませんでした。
生態系は当時も今も変らないと思いますが、モーライの崖において どのように大地がメタン穴の上を移動してあるいたか
その時(時代時代)のコロニーが どこにシロウリ、どこにキヌタレ、どこにオウナのコロニーをそれぞれそ作っていたか。
が見極めれば、採集も楽だなーと思ったのが始まりです。
ヒタチオビの密集・・は聞いたことありませんが、されるがままの貝なので「流れて行った」方でしょうね~。(爆)(爆)
たとえば、ココに今、シロウリやキヌタレが居るとすると 当時のメタン穴のすぐ近くの部分となります。
そのもっと外側の輪に居た生物を探そうとしたら もっと内陸側か、(・・・・割愛)、海底の層に 別の化石が眠っている事になります。
そうしたら もっともっと別の化学合成生物が 別の場所から得られる事も考えられます。
それがイガイかもしれないし 私達が見つける漂着ノジュールのウニもそうかもしれない。
今度はそんなのも探してみたい。(既出のカサガイとかね)とか思ったりもしています。
イガイ?もうだいぶ削っちゃったよ。(笑) 裏は剥がしてはいないけど。(て言うか剥がれない)
どう見るのか知らないけど 同定出す事にしたので、その時にクリーニングするなら途中まで出しておいた方が楽だろうし、
片側のパッカン部品は捨てていないので残っています。(産出時の復元が出来る(たぶん))
Commented by アルビアン at 2017-05-27 11:27 x
こんにちは(^_-)-☆ 嫌な雨ですね~
深海の謎ですか~現生種で考えてみてですね~
化石との関連付けが良さそうですね~
現地性がそのヒントなんでしょうけどね~
あまりに深いので私には苦手ですよ
浅く広くが私の基本でして、その先は研究者さんへの
お助け係的な感じです。
では(^_-)-☆ 本日は宜しくお願いいたします。
イガイを見るのが楽しみです(^_-)-☆
Commented by jurijuri555 at 2017-05-27 11:59
アルビアンさん
こんにちはー。
天気が残念ですね~。
新たな謎の貝、初めはツメタかと思ったのですが、現世貝殻を見ながら考えても
どこをどう割るとこの形になるのか想像が(脳)追いつかず、
どう想像してもこうはならなさそうで、ありゃー、じゃあ何貝だろう・・・と。
限界想像でヤツシロ風・・・。あー、もやもやするぅ~。(笑)
私はすべてにおいてテキトー気まぐれヤッツケ放置です。(^_^;)
イガイちゃんは連れて行きますね~。よろしくお願いします。
Commented by Macrowavecat at 2017-05-27 23:36 x
イガイとか謎の巻貝とか、進展が速いですね~。

昨日、もとろんさん、大臣さんと雑談したときに、アマチュアと研究者の関係の話題がでました。私の理想としては、アマチュアには幅広い知見や特定領域に深い知識を持っている人がいるんだから、仲間がゆるーく連合して、テーマテーマで自由に協力しながら、それぞれ独自の研究をどんどん推し進めたら良いと思っています。
Commented by jurijuri555 at 2017-05-28 03:21
Macrowavecat さん
巻き貝、なんだと思います~?
もやもやして気になって眠れません。(笑)
そちらは何やら盛り上がっているようすですね~。
研究が趣味でなくて、採集が趣味なので
何かとわかればスッキリして へー。と思う程度で満足できるので
「調べる」程度ですねー。(^_^;)
私には子供の夏休みの自由研究程度の事しか出来ません。
それ以上追及するのは本職の役目。
その協力とかは頼まれれば出来る範囲ではしますが(まず誰も頼まないと思うけど)・・・。
みなさん博識なので調べる前に誰かに聞くとわかるので大体はそれで事足りています。
あとは、丸投げ~。
これも送っちゃおうかな・・・。(爆)(爆)
まずは頑張って殻頂の方もほじくってみます。
マジメに言うと 実際の所、その様な言い方を借りるのなら 外枠類チームと中心類チームっぽくなって来てるので同じ地域だし いずれ統合出来るのでは?
Commented by Macrowavecat at 2017-05-28 09:36 x
そっか! 「研究」と言ってしまうと、専門家の学術研究を思い浮かべてしまうのであれですが、要は「もやもや」していることを自分で調べて「すっきり」することだと思います。
この分野は、分かっていないことが多すぎて専門の研究者では手が回らないことが山積していると思うんですよね。

分野は違いますが、昔、私の父親(全くの素人でした)が近隣の神社を調べていて、もともと祭られていた神様が勝手にメジャーな神に代えられてしまっていると怒っていたことがありました。あと、明らかに古墳と思われる場所が神社になっている所を案内してくれたんですが、地元の人に聞いても事実を知らなかったそうです。専門家も忙しくてマイナーなテーマには手が回らないのだそうで、そんな風に貴重な情報が埋もれていくんだなと思いました。
Commented by jurijuri555 at 2017-05-28 12:44
Macrowavecatさん
あはは、マジメな方の(純粋に)お話を聞いていると 感心すると同時に一般ピーポーの何も考えていないおバカな私達(?達は失礼か)はそれがなんの役に立つの?ってなっちゃいます。
うちの父もそんなタイプ(マジメ・自論・論破)なのでウザがられます。
その人にとって大事な事とどーでも良い事は違うので 空気を読むことが大切です。(^_^;)
正しい事が正しいと思い込むと場や時勢に合わない時もあります。
なんて事もちろん波猫さんならわかってらっしゃるでしょうが。
なので分かり合える同士で集っている訳ですが、
話は戻って、いつもみなさんで話している様に 裾野の私達蒐集家とか愛好家が見て調べてあるいた事を汲み上げて頂ける。
と良いのですが、
手が回らないからやってくれ。となるとやはり「論文」を書かなければなりません。
どんなに詳しく調べても正しい事でも論文出さない限り知らしめられないし新種に名前もつけられません。
特許申請みたいなものですね。
それを出来る人 が必要。
一般人でもどんどん出せるレベルの人が居る と言うのが好ましいのでしょうが、その資格資質もしくは無審査は危ない物もありますし、
そう出来る様になるとますます専門家が少なくなりそうな気がします。
昔の様に 末は博士か大臣か。のように 勉強して研究者になると好きな研究が出来てお給料も良いなら目指す人も増えるかもしれませんが、
好きなだけじゃ 裕福な生活は色んな意味で難しい職業ですね。(^_^;)
どこか別の部門で汲み上げてもらえる物があれば少しは報われますね。
例えば建物の事はその建物でルーツを伝承させ 地域の事は町役場や風土資料館とかに。
意外と道の駅とかがその役割をしている所がありますよ。町史とか作って置いてるる地域もあります。
なので、道の駅とか寄るのが面白いのでーす。
ま、「自由研究」レベルなら自由なのでは?(笑)
と言う事で 各チームお互い信じて楽しみましょう。
Commented by jurijuri555 at 2017-05-28 12:49
あ、追記で、
こうしてブログなどで自論を発表するのも 似た役割を果たしていると思いますよー。
なので ツッコミ覚悟で書いたり 色々している所もあります。
ただし 取られちゃうと困る情報とかマズイ事もあるかもしれませんが、
上手く 利用するのが良いですね~。
Commented by apogon2 at 2017-05-28 22:37 x
私もやっていることはいわゆる「自由研究」並みですが、それはそれで楽しいです。正体不明の化石をクリーニングして実態が分かると「すっきり」しますし(笑)。
逆に学芸員さんなんかを見ていると色々な縛りでがんじがらめになっていて自分の研究や仕事がなかなか出来なくてちょっと気の毒に見えることもあります。
>アマチュアには幅広い知見や特定領域に深い知識を持っている人がいるんだから、仲間がゆるーく連合して・・
とMacroさんが仰っていますがまさにその通りだと思います。
私はまだまだ役に立っていませんが「ボランティアの会」に入っている理由がそれなんですよ~。しっかりと考察していつかお役に立てればいいなーって(笑)。
Commented by jurijuri555 at 2017-05-29 03:25
apogon2さん
色んな考えとか感じ方はあると思います~。
例えば、本当に蒐集するだけが楽しい人は、これー♪と入手した物を見せるのが楽しいだけの人もいて
自慢はしたいけど コレを例えばブログに出して、欲しいとか寄贈しろとか言われると嫌な人もいると思います。
そうしたら本当に大事な物はどこにも出ずヒッソリと闇にまぎれます。(笑)
それは悪い事ではないですが、
よくほら、みんなでも話するけど 持ってる人は持っているんだろうねー。スゴイの新種とかも沢山ありそうだよね。って話だと思います。(笑)
私の様に何かわかんなくて これなーに?
と出してブログで 〇〇だよ。ちょ、それもしかしたらスゴイものかもよ。とかコメント貰えると助かる者もいます。
あるいは、目的が違って、売ってとか ちょーだいと言われるのが好き(?言葉が悪いかもしれないけど)と言う人もいるかもしれません。
研究者の人のお仕事とか忙しさとか、あまりわからないのですが、少しヒマやプライベートの時間に世間のブログやら何やら見て ヒント見つけたり目的の物を見つけたりする事もあるかもしれません。
私はググリまくる方です。(爆)
そうしてお目に留まって 感心を持って頂けたりご助言を頂ける事があれば、それは少しはマジメにやってるつもりなの~と言う者には嬉しい事ですね。
垣根を越えれば色んなコラボが出来そうです。
仲間内でも 同じ目的を持って採集したり研究したり楽しむのも良い事ですね。
各施設へのボランティアも同じだと思います。
どこかで誰かと同じ(様な)思いで繋がっている と言うのは心強くて楽しい事ですね。
なんにしても石触ってると共通点はあるものですよ。
先日も師匠んちで大臣くんのお友達に会いましたが、ジャンルが違うと言っていましたが、地層見てる。と言う事で、それどんな地層?どんな石?どんな風に堆積してるの???とワクワクしました。(爆)
聞かなかったけど。(^_^;)
ジャンル違いでもお互いにヒントになったり興味深い発見もありますよね。
私もスッキリしたーい!! で、この貝なーにーーーーー???(爆)
クリーニングして出せよ!!ですね。(^_^;) はい。頑張ります。(汗)
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