カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 最新の記事
最新のコメント
フォロー中のブログ
Beachcomber'... 海のかけら プカプカ通信 web版 ふぉっしるもしてみむとて... sea amberを探して 理学部のゴミ箱(副題 鉱... Beachcombing... No Photo No ... ウキウキ事典 平成ボトル倶楽部日記 北海道日高東部の貝コレクション 北海道大漂着物展 図録ブログ 今日も渚で日が暮れて 北の貝の標本箱 気仙沼 シャークスのブログ 化石のはなし 毎日のはなし 拾うたんじゃけえ! アンモナイト王国~北海道... かさぶたろぐ 小さなたからものを探して 化石初学者、ベルーガ Keep your fa... 茨城県化石工房 外部リンク
記事ランキング
検索
メモ帳
ライフログ
タグ
ブログパーツ
ブログジャンル
|
夕べも(朝方)気温はプラスなのに雪でした。
朝には融けていましたが もう完全シーズンオフですかねぇ・・・。 こんばんは。じゅりあです。 さて、最近の物のクリーニング(全部途中)を色々と。 まずは先日の崖巡検のセノマのものの続き。 ただのナノナビスなのかな~・・・。 それから昨日のスナモグリ類。 よーく見ると右のピンクの線の様に 2つの爪が並んで入っているノジュールだった様です。 『スナモグリ科およびクシテスナモグリ科(新称:後述)の第1胸脚はハサミ脚であるが,左右のいずれかもしくは両方が大型のハサミを形成しており, この部分は石灰化が弱い体の他の部位に較べて有意に化石として残りやすい. また,ハサミ脚前節のみもしくは第1胸脚のみがノジュールに包含され,良好な状態で保存されていることも多い. このため,古くからハサミのみの化石で多数の種が創設されてきた. 近年の現生スナモグリ科およびクシテスナモグリ科の分類は体躯およびさまざまな付属肢の形態形質に基づいているが 化石資料においては第1胸脚の指節から長節までの形質の組み合わせが,分類上一定の代理基準になりうると考えられるようになってきた。 触角や口器まで保存された化石は例外的な産状でない限り期待できないが, 第1胸脚,とくに大鉗脚が末端から長節ないし坐節まで保存された化石はしばしば見つかる. Callianopsis 属はクシテスナモグリ科に分類され,下部浅海帯~上部漸深海帯の泥底に生息する. 第一脚は明瞭な異鉗(異形異大)であり,どちらか一方のハサミ脚が大きく(以下,大鉗脚とする), もう一方は著しく小さく細長い(以下,小鉗脚). 化石記録は始新世以降の北東および北西太平洋地域,アルゼンチンなどに知られる. Schweitzer-Hopkins and Feldmann(1997)は,北米太平洋側の陸棚から陸棚斜面に生息する現生種 Callianopsis goniophthalma(Rathbun, 1902)の大鉗脚に,顕著な性的二型が存在することを見出し, 北米西岸の 漸 新 統 か ら 同 所 的 に 産 出 す る 2 化 石 種 Callianopsis clallamensis(Withers,1924)および C. twinensis(Rathbun,1926)が,同一種のハサミの性的二型であることを明らかにした. これら現生および化石種に見られるハサミの二型は,日本産化石種にも当てはまる可能が指摘されていたが, 北海道の中部始新統~下部漸新統の C.muratai(Nagao, 1932)および C. elongatodigitata(Nagao,1941)も同様な性的二型であることが確認された. さらに中新世の C. titaensis にも同様なハサミの二型が確認でき, これにもとづき Imaizumi(1967)により富草層群新木田層から記載された C. shikamai は,C. titaensis のメスのハサミと見なされるようになった. 現在までにスナモグリ科およびクシテスナモグリ科の化石種で,第 1 胸脚に性的二型ないし多型が報告されている種は Table 1の通りである. ただし,これらがすべて性差によるものかどうかは,近縁現生種や既知の性差による二型と比較した上で、さらに検討が必要である.』 と言う事で こんな個もアリな様だ。 こんなクシュクシュな弱々な生き物が化石として残るのもスゴイが、全身化石など無理じゃ・・・と思っていたら これも意外にある所にはアル様だ。 Y氏化石館 http://www014.upp.so-net.ne.jp/kaseki2/hkaseki2/hkaseki157.htm こんなのまで・・・ http://tabikaseki.jp/suanaato.html 巣穴化石はアッツーにもありそうだな。 爪が飛び出てる。(笑) いやー、ほんとに老眼がひどくて メガネかけていないと何にも見えない。 この時も車の中に忘れて何にも見えない状態で採集していたので、カンのみ。 その勘に従って、割らずに捨てずに持ち帰って良かったよ。 良い物を引き寄せるラッキーは「もって」ないけど「カン」だけは良いので 野生の勘頼りで生きてる感じ。(^_^;) キララか、又ベッコウキララか・・・。 拾った瑪瑙は、産地が近い為に母岩から割れ剥がれた物が多いので擦れていなく、
by jurijuri555
| 2017-11-04 18:56
| 化石
|
Comments(4)
Commented
by
アルビアン
at 2017-11-04 22:13
x
こんばんは!!!(^^)/~~~
クリーニングお疲れ様でした 私もクリーニングを楽しめております。 トリゴニアの素晴らしい物が沢山ありましたが!腱鞘炎で持ち帰りには迷いました! アンモナイトは持ち帰り! 爪は素晴らしいですね!!割り方一つでniceです。 明日は頂き物のカニのcleaningを!と ラストアタックもしたいと後ろ髪ひかれますね!
0
Commented
by
jurijuri555 at 2017-11-05 03:42
アルビアンさん
こんばんはー。 クリーニングしている「質」が違いそうですねー。(^_^;) トリゴニアありましたか。 でも一人では深くまで入れませんので サラッとなぞる所に行きたいと思います。 アンモも良いですね~。 自分のラストアタックも兼ねて入れる所なら尚良いのですがー。
Commented
by
fossil1129 at 2017-11-05 19:18
Commented
by
jurijuri555 at 2017-11-05 21:02
fossil1129さん
こんばんはー。 ツインチョキの存在は聞いていたのですが自分の所にも来たのは初かな? 1つのノジュールに2つ以上の爪が入っていた事は何度かありますが、高確率で1匹の物だろうと言うのは。 1つポージングでの疑問は残りますが。(笑) 黒爪は、体が出した時点で真っ二つに割れるので、クリーニングはかなり難しいですね~。 私も当然無理です。(^_^;) クリをするなら白爪でしょうね。母岩的には真逆に柔すぎて難しい事もありますが・・・。 これらからノジュールの質や形成が更に面白くも感じます。 白土の方は白爪が多く、このピーナッツも一部が白爪なので(出してないもう片方の鞘)ちょっと面白い物になりそうです。
|
ファン申請 |
||