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自然と戯れた活動記録
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2016年 08月 16日 ( 1 )


ペリドット

ネタが無いので鉱物のお話を。
安直ですが8月の誕生石のペリドット。

ペリドットとは、カンラン石(苦土カンラン石)の中で、宝石として扱われるものがこう呼ばれます。
含有する鉄分の作用によって緑色になります。

カンラン石(かんらんせき、橄欖石、olivine(オリビン))は、ケイ酸塩鉱物で
Mg2SiO4(苦土かんらん石)と Fe2SiO4(鉄かんらん石)などの種があります。
モース硬度 6.5-7.0
8月の誕生石で、石言葉は「夫婦の幸福・平和 ・安心 ・幸福 」。
パワーストーン効果もほぼ同じです。太陽の象徴で夫婦仲の良好やストレス緩和など。

玄武岩などの塩基性岩や超塩基性岩に多く含まれる。
カンラン石が主要構成鉱物である岩石をカンラン岩と言いマントルの上部は主にカンラン岩から構成されていると考えられている。
宝石として流通できる品質のものの産地は、アメリカ合衆国のハワイやアリゾナ州、中国、ミャンマーなど。
この他、石鉄隕石の一種であるパラサイトの中に まれに宝石質のカンラン石が混じっていることがあり、
原石のまま、あるいは特に大きいものはカットされ流通することがある。
隕石自体が珍しいものであり、その中でもまれにしか見られず、さらに生成の由来が所有者の夢をかきたてることもあって高価である。

こちら一般的なペリドット標本。
d0318386_21442083.jpg
アメリカ産です。

こちらは結晶標本。
d0318386_21164467.jpg
アフガニスタン産です。
ペリドットの結晶系は斜方晶系。
ガラス光沢で、粒状または短柱状結晶と言われますが、上記アメリカ産が粒状でこちらは柱状と言う所でしょうか。
このような大きな物をカットして宝石のルースが出来ます。

こちらは隕石性のカンラン石。
d0318386_21214474.jpg


上部にも書きましたが、カンラン石は玄武岩に含まれることが多く、玄武岩はマグマが地表に噴き出して固まった岩石(火山岩)の一つで、
その代表的な産地は、兵庫県にある「玄武洞」。柱状の玄武岩が見られます。
その他、富士山は玄武岩からできている火山ですし 東京都三宅島も玄武岩からなる火山島です。

普通は上のアメリカ産の画像の様に母岩は黒っぽい灰色をしていて、ペリドットの結晶は非常に粒が細かいのが特徴です。
カンラン石は、直径1mm程度の地味な飴色の粒として入っています。
この状態ではカンラン石はまったく目立たないのですが、玄武岩が風化するとカンラン石が集まり、独特な飴色~緑色の砂になります。
ハワイ島の「グリーン(サンド)ビーチ」では、この様なカンラン石の砂が集まって 文字通り緑色の砂浜ができているそうです。(行きたい・・・)
日本でも鹿児島の海岸は有名ですよね。
もちろん持っていますが
d0318386_21444925.jpg
一番現実的として こちらも是非自採してみたいです。
 
又、もちろん北海道でもアポイ岳の橄欖岩は有名です。(正確には岩石としては「幌満の」になりますが。(採石場があるので))
が、実はまだ登った事がなく、いつか体が動くうちに生で見てみたいな と思っています。(^_^;)
 (ちなみに橄欖岩とは、上にもチラッと書いておりますが、
マグマが地下深部でゆっくり冷えて固まって出来たもので 密度が高く、上部マントル(地球の表面から数10km~400kmの深さの領域)を構成している。
黄緑色 ~褐緑色のカンラン石や 黒~緑黒色の輝石類がモザイク状に集合している。
地下深部で 水分の影響を受けて変質し 蛇紋岩に変化しているものも多い。
したがって 橄欖岩と蛇紋岩は一緒に産することが多い。
日本の橄欖岩はくすんだ緑色で 変成作用を受けて全体が緻密均質になったものが多い。
 アポイはジオパークですので採集には許可が必要(又は不可)になりますが、橄欖岩は日高変成帯で採集出来ますので周辺地域での深成岩採集も楽しいですよ。)
d0318386_49279.jpg
日高翡翠・柘榴石を含む黒雲母片麻岩やトーナル岩・雲母入りの斜長石、そして黒っぽい岩石が橄欖岩(蛇紋岩寄りですね。単斜輝石は確認出来ます)。
アポイ(幌満)のは若いのでもっと鮮やかな緑色のが採集出来ます。
 
 

by jurijuri555 | 2016-08-16 21:52 | 鉱物 | Comments(16)