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2016年 09月 12日 ( 1 )


地熱開発調査見学と黒曜石巡検①

先日、仕事前に寝ていたら サブチーから電話が入って起こされた。
あ゛ー???と寝ぼけて聞いている私に サブチーは何やら興奮して訳わかんない事をまくし立てていた。

「事務所もなにも取り払われて林道の奥まで入れる・・・
 地熱実験をしてて・・・
 中まではいれて・・・見せてもらえる こんな機会滅多に無いですよ!!
 卵でも持って行こうかと・・・
 ワーワーワーワー!!!!・・・」

何言ってるの???(笑)

よくよく聞くと
TDR鉱山に去年行った時に 工事でもしているのかダンプがひっきりなしに入っていたのだが、
実は I 社が鉱山跡奥(火山付近)で地熱調査をしている様で それを見せてもらえる。
と言う事だったみたいだ。(工事はその設備整備の為(?))
地熱・・・と言う事で 生卵を持参して地熱で茹るか実験してみようかな~。と言うジョークだったらしい。(呆)
ついでにTDR鉱山跡をチョボくりたかったが管理会社が変った様で、連絡が付かないそうだ。
それでいつもの道横を見るぐらいしか出来ないが、近くで黒曜石が採れる地があるのでそちらにも行きましょう。
と言う巡検の話だった。

OKー!!と言ったものの 地熱実験???と良くわかってはいなかった。
何の為の調査なんだろ。
でもサブチーが興奮するぐらいだからスゴイんだろう。

そうして昨日、仕事明け寝る時間もないまま 又早朝からA村まで車を飛ばす。
途中の施設でイベントがあるので渋滞が予想されたからだ。
しかし、意外とスムーズで 余裕をもって出てしまった為1時間も前に着いてしまった。(^_^;)
ま、遅れるよりイイや。(仲良し巡検じゃなくて本格巡検なので)
と仮眠して待っていたら 到着したサブチーにゆさゆさ車を揺さぶられて起こされた。(笑)
どんな起こし方やねん・・・チッ

道の駅で集合し サブチー・姐さん・私と博物館職員と関係者、そして案内してくれる I 社の方と9名4台で現地に向かう。
林道に入り、ゲートをくぐり更にずーーーーーーっと奥まで40分ほど延々と入った所に
ドドーン!!!!
d0318386_3382393.jpg
おおーっ、デカイ。
テレビ塔か。ってぐらい(大げさ)の高さの鉄塔が組まれ、ボーリング中。

昨今の震災により 原子力発電の廃止を討議される中、安定したエネルギー確保の為
火山国日本特有の地下熱水による発電をめざし、噴出量の調査確認研究の場に選ばれた様だ。
実は私も知らなかったが、太陽光・風力・水力に加えて 地下熱水の蒸気による発電研究は50年以上前から行われていて
火山下のマグマ熱の安定した 中央部を除く南(九州)と北(東北)では50年前から地熱発電がすでに稼働していて
ここ北海道でも 森町で25年以上前から25000kwの地熱発電の稼働・供給がされていたみたいだ。(汗)

地熱発電の仕組みは、簡単に言うと熱水の蒸気でタービン回す。という方法だが、使った熱水を冷まして又地下に返す。と言う事で、CO2の排出のない半永久的な(?)自然リサイクル発電で、天候(日が射さない)の作用(非作用?)も風が吹かないと言う作用にも影響を及ぼされないエネルギー供給が期待されている。

掘削機の先には種類があるが、通常は右の掘削機で掘り進める。
d0318386_12421293.jpg

1本10mのパイプ
d0318386_12425587.jpg
を3本1セットにして吊り上げ、そこで更に繋いで投入するらしい。
d0318386_1243359.jpg

と言う事で塔の横に30mのバイプが何本もスタンバイ。
それを引き上げて繋いで穴に投下して行くので塔は60mぐらいある事になる。
やっぱ、miniテレビ塔並みだ。
d0318386_12524092.jpg


先端のパイプには、削岩機の上にセンサーの着いたパタパタ開く羽が付いている。
d0318386_1254123.jpg
この電気センサーの信号が映像化され その地質が何かとかわかるそうだ。スゲー!!

その大事なパイプに居座るカミキリムシ?くん。(^_^;)
d0318386_12555283.jpg
よけて~と触角をツンツンしても 嫌がるだけでまったく微動だにしなかった。(笑)

で、その映像をパイプを引いてるワイヤーの牽引機の横のモニタールームで見ていて、あ、その地層マズイから何度右ーそこから何度斜め下ーとか、指示を出すそうだ。
d0318386_12582183.jpg
カッコイイ~!!

今は真っ直ぐでは無くて 先端が自由に角度が曲り、途中からでもどんな角度にも掘り進められるそうだ。
なので大げさに言うと 除けられない建物や入れない土地の横からでもクネクネと横に斜めに目的の部分まで掘って行けるのだ。
(ちなみに気になって調べてみたら 土地の上空地下所有権利範囲は、上空300m地下40mだって。)
でもその技術はやはり油田の掘削などでアメリカなどが最先端の技術を持っていて そのエンジニア技師も外国の人しかいないそうだ。
ここの現場にも2名の外国人技師さんが居た。
日本人も取得出来ないのか と質問したが、仕事自体が稼働始めたら24時間体制で12時間3交代、
若い人にはなかなか勤まらない。と言っていた・・・。

そうして2000mまで掘り、蒸気の噴出実験をしていたらしいが、仮成功にたどり着き(スゴイ!!)
更なる調査と ゆくゆくは発電所の設置・・・まで行けると良いのだが、
色々と問題やデミリットもあるらしい。
簡単な所では、熱源があってもどこでも還元水を流せられる地では無い事(同じ場に戻すと冷めた水が戻るので熱水の温度が下がるから 離れた地に戻して、戻ってくる時に又熱水になっている事が条件でその還元水の返還地の調査も必要って事かな?)。
こうして開発までに何億もの調査設備費がかかる事。など。
1つ目は、たとえば簡単に熱水のある所、と言うと温泉地などとかぶる事が多い。
観光(景観)や湯原(温泉水の変化)を考えると相応しくない。
2つ目については政府の助成金が出るらしいが、実験で成功しても発電所建設まで行けるかどうかはわからない。と言う事らしい。(たぶん需要と供給方法だろう。例えば人口100人の山の中で50000kw発電しても買い取る人がいなくちゃね・・・。又遠くまで送電しても元も取れなくちゃ稼働費も賄え無い。)

モニタールームに入れたり 鉄塔に登ってみたり は出来なかったが、
とにかく知らなかった事を知れて見れて とても勉強になった。
ありがとうございました。
 
つづく・・・
 
 

by jurijuri555 | 2016-09-12 14:42 | 鉱物 | Comments(0)