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自然と戯れた活動記録
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2017年 01月 12日 ( 1 )


覚書 深海フジツボ

先日、新年から標本作りしていたと紹介したオウサマウニ科のウニ。
d0318386_15592829.jpg

結局は、ボウズウニなのかヤマトオウサマウニなのか、はたまたダイオウウニなのかわからず。
生体を見ていないから。(死殻で色も変色していた)
どれも生体は赤い色をしているらしい。
 (参考画像)
d0318386_1663921.jpg

で、殻標本にした時 ダイオウウニは赤い色が残るらしいが、ヤマトオウサマウニは白い殻になっているのを見たので
ヤマトオウサマウニかな~と書いただけで。
そもそも、全部オウサマウニ科のダイオウウニ亜科なのだからわからん。

このオウサマウニ目のウニは原始的なタイプのウニらしい。

オウサマウニ目オウサマウニ科は更に トゲサオウニ亜科・ダイオウウニ亜科・サテライトウニ亜科に分けられて、
例えば「ノコギリウニ」は、サテライトウニ亜科に属し、そのサテライトウニ亜科にはリュウオウニ属・ノコギリウニ属・サテライトウニ属に分かれ、
当然ノコギリウニ属のウニだ。

ま、このオウサマをまず観察すると
お尻~。
d0318386_16282459.jpg

お口~
d0318386_16293049.jpg
小棘がいっぱい。アリストテレスの提灯は同じくあるみたい。(中に残っちゃったけど)
関節の基部はあるが全部に棘が生えている訳ではないみたい。

生体の棘などについての参照 http://diary.aquarium.co.jp/archives/4374

そしてこのオウサマの棘の先は、スパイク付き。
d0318386_16425942.jpg


で、深海ウニなので、棘には深海フジツボが付いている。
d0318386_16434126.jpg


このフジツボは、深海の熱水冷水の湧水地域に居るものらしい。
d0318386_16444962.jpg
ハナカゴ Neoverruca brachylepadoformis
一見フジツボのようだが,周殻板の配列はフジツボと異なり左右不相称。柄部はない。
一般的な左右対称のフジツボは、4~8枚の周殻で富士山のような姿を形作り
殻頂に2種類のふたが左右1組、計4枚あり、動かして開閉することができる。
しかし、ハナカゴ類では、左右どちらかのふた2枚が周殻となっており、片側のふたしか動かないそうだ。
どちらが動くふたになるかは決まっていないらしい。

『西太平洋マ リアナ背弧海盆の水深3600mから得られた 左右非対称で筋肉の柄を失ったハナカゴ亜目のNeoverruca brachylepadoformisは、
原始的特徴として殻底周辺 に多層の付随小殻板を持つ。
左右非対称を除けばジュラ紀後期から中新世に生息していた"絶滅した"フジツボ類のブラキレパドモルファ亜目に近縁でハナカゴ亜目の中で最も原始的である。
蔓脚類では筋肉の柄を持った有柄類から柄を失った無柄類が進化したと推定されるが、化石発見はない。』
と言う論文を見たが、

『旧戸隠村(現長野市戸隠)の道路工事現場で86年に見つかったフジツボの仲間「ハナカゴ」の化石が、発掘例のない新種であることが、信州新町化石博物館(新井澄館長)の研究活動でわかった。「ハナカゴ」の化石自体の発掘も北西太平洋地域では初めてだという。新種の化石は発見者で同館の館外研究員の小池伯一さん(60)=松本市=にちなみ「コイケハナカゴ」と命名された。
 同館の成田健学芸員(39)によると、化石は400万~300万年前ごろの地層から見つかった。完全な形で確認できたのは2体で直径約4~6ミリ。殻の形態などから99年にハナカゴの仲間と判明したが、欧州圏内などで確認された化石や現生種とも異なる特徴を持つことから今回、新種と位置づけられたという。
 また、小池さんが約10年前に旧豊科町内(現安曇野市豊科)の採石場跡から発見したエボシガイの化石も新種と判明し、「アズミノエボシガイ」と命名された。直径約8~10ミリで約1600万~1500万年前のもの。中新世(約2300万~500万年前)の地層からのエボシガイの発見は国内2例目だという。 』
と言うニュースもみつけた。

じつは、6枚目の先に載せたハナカゴフジツボ、丸い捕食痕が開いてるのも面白い。
 
興味深いですね。
 
 

by jurijuri555 | 2017-01-12 17:49 | | Comments(6)