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自然と戯れた活動記録
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2017年 06月 07日 ( 1 )


キヌタレガイ

モーライの化石の中で断然お気に入りなのは、キヌタレガイです。
(ヒタチオビです。と言いたいが未採集なので・・・。(泣))
貝として単純に美しい貝だ思います。

キヌタレガイとは、
北海道南部から九州にかけて分布し、内湾の水深5~20メートル、又は水深200~1000メートルぐらいの泥底にすむ。
殻は薄質で、両殻あわせると全体は円筒形。
殻皮は滑らかな褐色の殻皮で覆われ、それが殻の縁を越えて伸びる。
足には大きく平たい足裏ができていて、水を殻内から強く噴き出し、泥の上を跳ぶように移動する。
現世既知数は、4 推定未知数1 とされている。

スエヒロキヌタレガイ Acharax johnsoni 10cm超の大型 深海族 北海道にも居る
アサヒキヌタレガイ Acharax japonica 2cm前後 浅瀬
アブラキヌタレガイ Solemya pervernicosa 5cm前後 深海族
タギリキヌタレガイ Solemya tagiri Okutani, 5cmほど 鹿児島湾の水深100m前後の海底 新種
Solemya velum (カリブキヌタレガイと呼ばれているのを聞いたことあります。海外のキヌタレで、2cmほどの小さい物。「推定」がこれに当たるかはわかりません。昔は、スエヒロキヌタレも名づけられていなかったはずなので・・・)
鳥羽ギャラhttp://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=kurumigai
海外論文http://zookeys.pensoft.net/articles.php?id=2587(ツキガイモドキについても書かれています)
ちなみに現世種としてキヌタレガイと言うと沿岸に住むSolemya pusilla 1cmほどの物を一般的には差す様です。
しかしこれだと4種又は5種+1居る事になり、分類が正しいのかはわかりません。シノニム又は新種もあるのかもしれません。(タギリはわりと最近 2003)

化石種としては、
Solemyidae (キヌタレガイ科)が
Acharax
Petrasma
Solemya
の3つの属に分けられ、
Acharaxの中には
Acharax gigas 学名はあるが、和名が無く、
 「キヌタレガイの一種」として 群馬県富岡層群 新第三紀中新世
 ちなみにこれについては、Tさんが
 「中新世のキヌタレガイ科二枚貝Acharax gigasの群馬県における新産出と殻形態 」
 と言う論文を書かれていますね~。サスガです。
Acharax japonicus 同じく和名無し 千葉県下総層群木下層 第四紀更新世
Acharax tokunagai これも和名は書かれていませんが、トクナガキヌタレガイで良いですよね?(^_^;) 
 瑞浪・栃木・群馬、そしてモーライから産出があり中新世の代表的なキヌタレとされている(らしい 又は、「ぽい」)。
 他に
Acharax yokosukensis と言うのを
 「三浦半島の中新統葉山層産巨大なスエヒロキヌタレガイ属の新種」として、
 Kさんが論文を出されています。
 元はトクナガとされていたっぽい。
の3+1種 特徴としては殻が細長い。

Petrasmaの中には、
Petrasma sp. として瑞浪のキヌタレの1つが挙げられている様です。
外形は不明。

Solemyaの中には、
Solemya angnsticaudata と言うのが北海道白亜紀などで
Solemya (Acharax) bosoana  と言うのが千葉県や やはり北海道、
Solemya japonicaとか
Solemya kobayashii Tamuraだの
Solemya (Acharax) murotoensisだの
Solemya tokunagai Yokoyamaだの
Solemya yamakawai Yokoyamaだの ある様ですが、どうやら時代が古い物で正式に研究(最新で)や分類をされていない様で、
Solemya とAcharaxを混同して使われている様です。
これについては、波猫さんも『現生のキヌタレガイは、内靱帯をもつSolemya属と外靱帯をもつAcharax属の二つのグループに分かれるらしく、絶滅種のトクナガキヌタレガイがどちらか分からないのであれば、現状はSolemya (Acharax) tokunagaiとするのが穏当かもしれない。』と書かれている。
特徴はやはり細長い気がするが、ハッキリ分類されていない事からなんとも言えない。

そしてモーライでは ずっとトクナガキヌタレガイと呼ばれていた中に スエヒロキヌタレが混じっていたと分類されて来ました。
この事については、もとろんさんやコニアシアンさんも語られていたと思います。
(ただし和名のスエヒロは化石種に付けられてはいませんでしたが)

d0318386_14264445.jpg
だいぶ集まって来たので少し見られそうだが・・・。(^_^;)
でも化石となると微妙な物もありますよね。
特に絶対的な特徴がないと欠片の時に見分けられません。
とりあえず、左が短めのスエヒロ、右が細長いトクナガかと見ましたが、わかりません。
一番下の欠片はどちらなんでしょう。
単純に大きい種とは、現世で言うとスエヒロになるが、化石種では大きさはスエヒロが小さくトクナガが大きい物が多い気がする。
まさに現世において育っていたら 30cmの大物になっていそうだ。(爆)
(化石種新種のヨコスカキヌタレガイが元がトクナガ(細長い)のをスエヒロの一種(短い?)とするのもおかしな話になっちゃうし、
現世のスエヒロが短いかと言うと鳥羽の過去品https://shop.aquarium.co.jp/product/32344/を見てるとそうは見えないが東大の研究所のを見てると短っ・・・
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/project/3D/ct_scan/data29_suehirokinutaregai.html
どこか何か間違っていないかい???(^_^;))

ま、まだまだ・・・。謎は続くよ

で、クリーニング、大変。
d0318386_1435261.jpg
コレってさ、巣穴化石(IN)でOKでしょ?(^_^;)
ま・さ・に だと思いますが―。
 
(あ、どこかで同一地に2種のキヌタレが共存するのはアリ と見ましたー。
コレか。http://www.biol.tsukuba.ac.jp/tjb/Vol5No1/TJB200601200200783.html
でも進化の話か二種でソコ居るのか 「姉妹群を形成する」の意味をバカだから読み取れない。
んー、進化の話の様だから
これだと葉山の様に 新種としてモーライキヌタレガイを推す の話になって来ちゃいますね~。(汗)
ますますわからん。(爆)
で、二種共存はアリ? それともやっぱり変種と言うだけで全部トクナガ? (爆)(爆))
 

by jurijuri555 | 2017-06-07 14:53 | 化石 | Comments(6)