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カテゴリ:化石( 271 )


イノセラたん その2

強風の吹く小雨の札幌。
今週いっぱいは雨がちのお天気の予報ですよ。
せっかく咲いた桜は散っちゃうし、肌寒いし、やっぱりまだまだ初夏は遠いですね。
じゅりあです。

さて、せっかく前回 嫌われ者の(?)イノセラの話を出したので、
もう少し万人の方に少しでも興味を持って貰えたら・・・と第二弾を。

こちら穂別の博物館のイノセラムス。
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デッカイのは、やはりなかなか完品では出なくて割れ割れですね。(^_^;)

でもお手頃サイズで狙うと たまには良い物も採れます。
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穂別では、イノセラをキャラクター化して推していますよ。(笑)
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いのせらたん。
可愛いですね。(爆)
何イノセラたんがお好みですか?
じゅりたんはずっとじゃぽたん推しで狙っていますよ。(爆)

三笠の博物館でも 沢山のイノセラを展示しておりますよ。
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これの一番右は合弁の様ですね。
私も大き目の1つ 合弁のを持っていますが・・・。(^_^;)
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半分もないだろ!!!!
ってツッコまれるのは当然ですが、断面標本なんです。(笑)
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ね。(爆)
中身詰まってるでしょう~?(爆)(爆)

お宝はコレ。
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ダムで沈んだ産地のです。
ちょい欠けてるけど。
ここは、こーんな大きなのがゴロゴロしているイノセラの墓場でした。
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この1欠片がイナセラの1/5。
完璧なら どんだけ大きいのかー。(汗)

先日は、アルビ師匠から大きい~の頂きました。
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殻高33cm。
これでもやはり殻頂(と殻の左側)が欠けているので、完品だともう少し大きいですよね。

ちなみにイノセラの部位名や見分け方はこんな感じだそうです。
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さ、是非イノセラたんも愛でてあげて下さいね。(^_^;)
密集してお待ちしておりますよ。
 

by jurijuri555 | 2017-05-10 14:03 | 化石 | Comments(12)

イノセラ3地

GWも終わり、とたんに春らしさがなくなって少し肌寒い北海道にもどりました。
昨日今日の小雨には黄砂が混ざっているのか、普段なら 雨が降ると
ああ、林道で車についた泥が流れてイイわー♪ と思うのに
逆にザラザラ、ボディも窓も真っ白になってしまいましたよ。(^_^;)

さて、家の中もシーンとして、よし!!クリーニング日和ですねー♪と思ったけど
仕事に巡検にと やっぱり疲れて腕がイテテ・・・。(潰した指も)
あれこれ手を付けようと思いましたが、まったく進まず。
それに色々とミニアンモも持ち帰った気がしたのですが、ゆっくり見返すと全然たいした物が無く。
なんとなくアンモマークが見えてるからと持ち帰ったものの チューロなので
硬いうえに叩くとパリパリとアンモまで一緒に割れます。(^_^;)
ダメだコリャ。と早々に諦めて、春の巡検で採ったイノセラを眺めていました。
 
 
イノセラムスは、私達どさんこハンターにとっては、よっぽど興味がないとアンモ採りにはゴミ同然。
ノジュール叩いてイノセラが出て来ると「なんだイノセラかよ!!」と直ちに捨てられます。(爆)
細かく割れば、イノセラの中にアンモも入っているのですが、ベテランさんにとってはイノセラは密集している事が多いので 大きなアンモは入っていない。と見るからで
コザコザとしつこく割るのは私の様な初心者ぐらいです。(笑)
でもホラ、そう言うおかげでメタルレッドヨコヤマオとかベビーマンテリとか 小さいけど たまには良い物だって出るのです。

しかし、そんな嫌われ者のイノセラも 最近ちょっと御用のツテで欲しいと言われてお仲間のみなさんにも回収のご協力をお願いしました所、
あら、意外と見てると面白いかも。と思われた方もいるのではないでしょうか。(^_^;)

貝好きの私も サスガにイノセラはサッパリわからず、一応行った産地で出たら1つは持ち帰る様にしていますが、
殻が薄い事と密集する事で 沢山あるクセになかなか良いサンプルは採れません。

今回も 春から行った三か所では持ち帰っていましたが・・・。

まずは改めてイノセラムスとは。

カキ目・イノセラムス科に属する二枚貝の一属。
(図鑑ではウグイスガイ目と書かれているものもある。)
ジュラ紀から白亜紀(約1億8960万年 - 約6604万年)にかけ全世界に分布していた。
白亜系分帯の示準化石として重要である。
歯板を欠き シュモクアオリガイ (Isognomon ) に似た櫛状の靭帯溝を持つ靭帯面 (線)
殻は薄く(厚いと書かれているものもある) プリズム状の独特の断面(殻)を持つ。
これらの多数の種は、長い間Inoceramus 1属の帰属種として取り扱われてきたが、
近年 イノセラムス類の研究が進み、いくつかの属あるいは亜属として独立分類群が構成される様になってきた。
北米・カナダ・バンクーバー島、グリーンランド、スペイン、フランス、ドイツ、日本、アラスカでの産出が知られているが、
特にグリーンランドでは187cmにもなる大型の種(I.(Sphenoceramus) steenstrupi)が報告されている。

とは言え、私はサッパリ見分けがつかない。
ので、名前はテキトーにつけているのて信用はせずに。(^_^;)
参考 http://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~ykondo/tashiro/8Inoceramidae.html

まずは、春1番のセノマ崖産。
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貝の産出が多く、どれがイノセラかわかりづらいが
保存が悪い分、融け融けで白くなっているのは貝で(手前)、ツルツルな貝型石なのがイノセラ(奥)だと見分けられそうだ。
助が目立たないので、Birostrina pennatulus ぽい見た目。

次はUK産。
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左は Inoceramus ezoensis かな~???
なんら変わり映えのない見た目だけど 合弁だと上から見ると真ん丸なぐらい厚い。

右は、かなりなヒラヒラレース。
Sphenoceramus orientalis だろうか??
そもそも普通のイノセラでも完品はなかなか出ないのに こうヒラヒラしているとまったく割り出せない。
でもすごくキレイで、是非完品が欲しい物だが・・・。

最後は先日のチューロあたりの産地。
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これも本当なら もう少し横幅があるんだけど割れる。
Mytiloides labiatus とかだろうか??
少し丸みのある細かい助の
Mytiloides incertus ぽいのもあった。

大体、1産地で2種ぐらいは出るので、ボウズの時は集めてみてはいかがでしょうか。(笑)
そして今年も提供分もよろしくお願いします。(汗)(汗)
 
 

by jurijuri555 | 2017-05-08 19:51 | 化石 | Comments(6)

ちょい一部

先日の春巡検の成果の一部を公開。

先の川では、アルビ師匠から いつかはテキサぐらいは採ってみたいな~と思っていた
舌がもつれそうなコリンニョニセラス?科のアンモを頂いてしまった。
コリグノニ??
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サブプリオノカイクルス ブランネリ
Subprionocyclus brannneri
背中のキールが特徴的な ハウエリの様に薄いけど小さいながら存在感のあるアンモだ。

後は川では、謎の巻貝を採った。
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ボソボソでわかりづらいが、白亜紀のメタン湧水に居たと言うホッカイドウコンカの仲間に似ている感じがする。

その他は色々持ち帰った気がするが、何が入っているのかお楽しみのアンモ玉とか。(^_^;)
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ま、あまり期待は出来ないが。

一方、崖の方では、リヌパの他はコザコザした物が多かったが、先に出したエゾイテス。
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エゾイテス ペリーニ
Yezoites perrini
の方かな??? マツモトイ?
最終溝って言うの?が見えるのでラペットまで残って居そう。
手前で一度折れてる様だが、全体像が保存されていそうで期待している。
クリーニングは例のごとく「武器」が不足しいてるのとGW中で家族が居るので後日のお楽しみ。

と、叩く位置が悪くて振動で割れてしまったが、スカフィ。
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スカフィテス ヨコヤマイ???
Scaphites yokoyamai Jimbo
貼り付けて救出してあげなくては!!

by jurijuri555 | 2017-05-05 21:07 | 化石 | Comments(12)

2017年GW春巡検

今日は夏日となった所もあるようですが、お天気も良く 気持ちの良いゴールデンウィークの1日となりましたね。

本日は、恒例のアルビ隊大集合「GW春巡検」日でした。
都合がつかない方もいて、9名の参加にとどまりましたが、いつものごとくワイワイと春の産地を堪能して来ました。

まずはいつものサメ地方面に向うも チューロの崖でスカラリ~♪と車から飛び降りてハフハフしてそのまま素手で石拾って叩き始めた所でいきなりの自分の手を叩き・・・。(泣)
血が飛び散り一面大惨事。一気に帰りたい気分になりました。萎~

でも崖には良いノジュールが見つからず、崖の下の「川に降りてノジュールを探そう」となり、
やっぱりスカラリ欲しい・・・と絆創膏をギュウギュウに撒いて降下。
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爽やかな川の風景。
イイですね~。指が痛くなければ。

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エゾノリュウキンカも咲いて春爛漫の沢です。
アイヌネギも出ていました。

残念ながらスカラリは見つけられませんでしたが、ミニアンモをいくつか採集し今年初の沢歩きを堪能した。
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この後、もっと奥の沢を見よう。となりましたが、一旦林道に上がると なんと道が落ちていて・・・。
小沢の春の鉄砲水にでもやられたのでしょうか。
歩いて行くには遠いので、河岸替え。

別の地区のチューロを見ることになりました。
こちらの川はゴーゴーですね。
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しかし、こちらも崖攻めなので川は入らず。

私が化石を始めた当初から、是非ここのこの化石だけは絶対いつか採りたい。と思っていたのですが、
はいっ!!
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はーい!!!!!!
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海老×2 で、ホックホク♪
いやー、夢が叶いイイ日だ♡ 指が超痛いけど・・・。(苦笑)
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たっぷり 好きなチューロを楽しんで帰宅しました♪

最後に意地汚く拾ってきたノジュールにもエゾイテスが入っていた。(爆)(爆)
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現地では、可愛いスカフィテスも採っています。
チューロ満喫。

この後は、私は仕事があるので帰宅しましたが、皆さんは焼肉大会の様子。イイナー
今年も楽しい1日をありがとうございました。
(アルビアンさん、モグリさん、fossil1129さん、ホークさん、apogon2さん、ZX9-Rさん、hntさん、コニアシアンさん)
 
採集時は、キチンとグローブを使用しましょう。

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桜と月
 

by jurijuri555 | 2017-05-03 18:26 | 化石 | Comments(14)

超一部近況

ゴールデンウィーク本番、なんとかお天気回復方向になりそうですね。

先日から近所のお宅の庭のマグノリアが満開で、イイな~♡とほんわかと思っていたら
今朝、出勤時に敷地内の桜に今にも咲きそうなつぼみがビッシリ付いているのに気が付いた。
毎日見ているのに 急に・・・。(^_^;)
春満開。
私の気分も全開 のつもりだったじゅりあです。(笑)

つもり・・・と言うのは、
暦通りの出勤。と言っていた主人が、昨日ルンルンで帰宅すると「風邪ひいた」と家に居て。
絶対会社の周りの人に「確信犯だな。」と思われていると思うのですが・・。
厚顔無恥とはこの事ですね。
クリーニングしようと思っていたのに出来ず ガッカリ。
今日も居るんだろうな~。と諦めていたら 帰宅すると居なくて、
ヤッター!!とルンルンと早速クリーニングしていたら 昼で帰って来やがった。チッ!!!!!!!!!!!

そんな訳で、実はやっぱり 変だな~もっとあったはずなのにと思っていたら まだモーライの未クリーニング品があり出て来たので、
それと先日のアナパキのクリーニングがしたかったんだけど
パキから手をつけてるいるところで主人が帰宅して そのバキも大体の容貌を出すまでするつもりが、全然そこまで行きつかない所で終わってしまいました。

まずは、パッカン1/2弱ミニパキ(中巻きがないので通称ズラパキ)。
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ヘソが出そうに思ったのですが、
やはり中巻きは保存されていませんでした。(たぶん)
実は外した「フタ」は外巻です。
縫合線も見えているのですが、方解石化もしていない土(石)なので 下(現本体)は殻が見えていたし外しました。

そして、ほぼ丸っとパキ。
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ほぼなのか半分なのかよくわからない。
すんごい太くて重くて、でも変形があり、裏側 外巻の半分が斜めに擦れて無くなってしまっている様です。
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こんな感じが欠損。
とりあえず中巻きを見て 裏をどうするか考えようとクリーニング始めた所で邪魔されました。(泣)

亭主元気で留守が良い。マジで。=3

by jurijuri555 | 2017-05-02 15:20 | 化石 | Comments(8)

春のパッキパキ巡検

今年もfossil兄さんの北の上陸作戦が始まり、第一日目のお供を今年も授かった。

朝7時に道の駅で待ち合わせをし、今年も去年と同じくUK地区を目指す。
去年は雨で 軽装で歩きズブ濡れになって萎え萎えだったが、今年は晴れて気持ちの良いアタック日になった。
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春の海には、オキアミ?
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カニたん。(イソガニ?)
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ヒザラも居る。(笑)
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去年はロクなノジュールも見つけられなかったが、今年は2回目とあって目が慣れたのと
そこそこアタリのお日柄の様で、次々と小ノジュールはみつけられてミニアンモ回収に忙しかった。
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ゴードリ?
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イノセラ密集ノジュールも多いが、その中にミニアンモも結構入っている。

そして瑪瑙化したアンモ。
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の一部。(^_^;)
頭の皮一枚・・・いや、芯か? ですね。テヘ

ゆっくりゆっくり見ながら歩いたので一旦昼食休憩。
休憩中もだらしなくオニギリ頬張りながらウロウロとビーチコ。
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シー玉。
計 2個見つけた。

ガラス浮きとバフンウニ。
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15cmオーバーのヒタチオビ(割れ)の貝殻もみつけた。
ほんとはムラサキウニの殻が欲しかったのにな~。(^_^;)

午後からはいよいよアナパキ回収。(笑)

はいっ!
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はいっ!!
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はーい!!!
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(笑)(笑)
じゅりたん絶好調でした♪
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その他ミニアンモや破片(1/4パキや1/2)パキも沢山あり、ホクホクで引き揚げ。

帰りはfossil兄さんに誘われて、町立の資料館にも立ち寄った。
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無料の郷土資料館なので豪華さや充実度には欠けるが、
わずかだが、地元アンモ類も置いてあったので参考に眺める。
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コレも今日回収したミニアンモの中に入っているとイイな~♪

その他、昔の生活・産業用品や地域先住民の生活用品なども展示してあったが、
やはり海ものに目が行った。(笑)
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たっぷり楽しんで、解散。
お疲れ様でした!!
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(資料館入口にある「優駿の門」)
 
 

by jurijuri555 | 2017-04-28 23:36 | 化石 | Comments(10)

モーライ石みたび

忙しい~仕事が続いた後は、昨日はデラ暇で、どちらも疲れてやっとこ又休み。
が、今日は健診で デブの為コレステロール値が高めでした。(泣)
体脂肪も高めのじゅりあです。(悲)

午後はヒマになったので、更にしつこくモーライ石の未クリーニング品を片付けましたよ。

沢山採ったと思ったのにマトモなのがないキヌタレ。
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全部殻が融け融けです。

が、不思議な事に
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皮は融けないのかしら???

ミニ巻貝をほじくると
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迷うトコだがエゾボラモドキの方かな~。
の幼貝、2.2cm

これはキララとハトムギソデ
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これは・・・大きさ的にはサクラガイだが
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スダレガイ系かな~???
肝心な所が欠けてよくわからない。
そう言えば視力検査も老眼でピントが合わず大変でした。(爆)
微小貝のクリーニングにはルーペ眼鏡が必要ですね。(^_^;)

で、これは・・・老眼で判断出来ないのですが・・・
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植物化石だと思ったのですが、昆虫化石にも見えます。(笑)
頭の辺りは植物破片。胴がゾウムシみたいで足もあります。(^_^;)
が、羽の割れ目が見えません。
微妙な形。

こちらは魚の骨の化石。
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端から端まで一匹丸々入っている様です。
長さ17cmほど。 左がシッポの方。
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なのに割ると中にも重なって背骨が見えて、2匹以上の魚の入ったノジュールの様です。
 
 

by jurijuri555 | 2017-04-25 18:45 | 化石 | Comments(10)

ツキガイモドキ??

続きまして、モーライのツキガイモドキのお話。
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ツキガイモドキ

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合弁でプックリさんです。
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これも同じ助。
過去 波猫さんやコニアシアンさんの拾ったツキガイモドキは状線が細かいが
もとろんさんや私が拾ったツキガイモドキは幅が広い。
別種かと思ったが 波猫さんが
中川町エコミュージアムセンター自然誌博物館の第三紀鮮新世の化石シリーズ。として載せてくれた幌延町勇知層の「ツキガイモドキ」はやや助幅がある。

白亜紀の貝化石にも似ているが。
http://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~ykondo/tashiro/14Lucinacea.html

モーライ層の産出貝の紹介ページの1つには 「ムカシツキガイモドキ」と書かれているのを見た記憶がある。
(Lucinoma actilineata (Conrad, 1849) ムカシオオツキガイモドキ, ルシノマ アクチリネアータ 絶滅種 の事かな?)
現世でもツキガイモドキの他にオオツキガイモドキなどツキガイ科には沢山の種がいるが
私のツキガイは やはりオオツキガイモドキかヨシダツキガイモドキに似ている。
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=ishigai
(鳥羽ギャラリー)
こちら ↓ は、ツキガイモドキは細かい幅の助で、下の注意書きにオオツキガイモドキは幅が大きくなる様な事が書かれている。
http://bigai.world.coocan.jp/pic_book/data29/r002869.html
とすると 混同されがちだが2種類(以上)のツキガイモドキ類の化石が出ることになる。
(ただし、ヨシダツキガイモドキは殻はあまり膨らまない様だ。)

で、加えて先日
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これをリュウグウハゴロモガイではないか。と言うご指摘を頂き
その時に愛知の方でも出ますよ。とお聞きしたので 愛知県の中新世の産出貝化石を調べたところ

二枚貝
 トクナガスエヒロキヌタレガイ, Acharax tokunagai
 キララガイ, Acila sp.
 サザナミソデガイ, Acilana tokunagai
 フネガイ, family Arcidae
 チタニシロウリガイ, Calyptogenna chitanii
 キクザルガイ, family Chamidae
 イワムラカミオニシキガイ, Chlamys? sp.
 ニシキガイ, Chlamys squamata (Gmelin)
 オウナガイ, Conchocele sp.
 マガキ, Crassostrea gigas
 マルフミガイ, Cyclocardia (Crassicardia) sp.
 シオガママルフミガイ, Cyclocardia siogamensis (Nomura)
 デレクトペクテン ペッカミ, Delectopecten peckhami
 タマキガイ, Glycymeris sp.
 ミノイソシジミ, Hiatula minoensis (Yokoyama)
 ツキガイモドキ, Lucinoma sp.
 ツキガイモドキ, Lucinoma annulata
 オオツキガイモドキ, Lucinoma spectabilis (Yokoyama)

 シラトリガイ, Macoma sp.
 ケンショウシラトリ, Macoma calcarea
 イズラシラトリガイ, Macoma izurensis
 マレティア, Malletia sp.
 マレティア イネルミス, Malletia inermis
 ハマグリ, Meretrix sp.
 シワロウバイ, Nuculana sp.
 イタボガキ, Ostrea denselamellosa
 ペッカムニシキ, Palliolum (Delectopecten) peckhami
 ホタテガイ, Patinopecten sp.
 カガミガイ, Phacosoma sp.
 カワゲカガミガイ, Phacosoma kawagensis
 アキラナ, Portlandia (Acilana) sp.
 ベッコウソデガイ, Portandia japonica (Adam & Reeve)
 カキミベッコウキララガイ, Portlandia kakimii
 オオベッコウソデガイ, Poltlandia (Portlandia) lischkei (Smith)
 ワタゾコツキヒガイ, Propeamussium tateiwai
 ミエゲンロクソデガイ, Saccella miensis
 マテガイ, Solen sp.
 チベニガイ, Solidicorbula sp.
 フナクイムシ, family Teredinidae
 ユナガヤソデガイ/サギタリアナギナタソデガイ, Yoldia sagittaria Yokoyama
 ツノガイ
 ヤスリツノガイ, Fissidentalium (Fissidentalium) yokoyamai Makiyama
巻貝
 テンガイガイ, Diodora quadriradiatus (Reeve)
 バランチゥムウキビシガイ, Euclio balantium
 タマツメタガイ, Euspira pila
 ギンエビス, Ginebis sp.
 アラレギンエビス, Ginebis japonicus (Dall)
 モロザキサメハダヒザラガイ, Lepidopleurus morozakiensis
 タマガイ, family Naticidae
 ヒタチオビ, Nipponomelon sp.
 シワロウバイ, Nuculana sp.
 キリガイダマシ, Turritella sp.
と書かれていた。
さらに南知多のとある産地をピンポイントで調べてみると
タマガイ、ハダカイワシ、魚のうろこ、ウニ、タヌキブンブク、ムカシブンブク、スナモグリ、
サザナミソデガイ、キララガイ、マレティア、ツキガイモドキリュウグウハゴロモ、タテイワツキヒガイ、
クルミガイ、ツムバイ、マルフミガイ、生痕(生き物が住んでた跡)、植物の化石
と書かれていた。

これらから 現世のリュウグウハゴロモガイは暖かい地域での産出しか見られないように聞くが、
こちらでも出る種が共通して沢山出ている様なので中新世では北海道でもリュウグウハゴロモガイが居た可能性もある。
現世のリュウグウハゴロモガイはこちら。
http://www.shellspeak.com/Pandridae_et_al/Pandridae_et_al.html
http://jamarc.fra.affrc.go.jp/zukan/c/c-2/c-m110/c-343.htm
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=oonogai
同じツキガイ科ではなく、独立してリュウグウハゴロモ科の貝の様だ。
化石では、ヨコヤマリュウグウハゴロモガイ Periploma yokoyamai Makiyama と言う様だ。
現世種は2-3cm前後と小ぶりの様だが、化石種は4-7cmと大きめの様だ。

ついでに更に同じくピンポイントでこちら茨城県北茨城市五浦海岸の新第三紀前期中新世の産地の様子をのぞいて見ると
http://paleogeo-ando.sci.ibaraki.ac.jp/index.php?id=52
これもコニアシアンさんがブログで書かれていたと思いましたが、キヌタレガイの種類。
大型キヌタレガイが出るとな!!??
『スエヒロキヌタレガイは不完全ながら殻長約30cmに達する個体が得られました.
これは,今のところ世界で最も大きなスエヒロキヌタレガイの標本です.
こうした大型のスエヒロキヌタレガイの産出記録は「中新世気候最高温暖期」の層準に限定されています.』
と紹介されていて、サ、30cm!!!!!?????と衝撃の大きさ。マジですか。
またもや鳥羽ギャラで拝見すると
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=kurumigai
大きいのでもスエヒロで15cmの標本だ。これが30cmになるのか?
又、小さい種は2cm程の様だが、日本大百科全書には内湾の水深5~20メートルぐらいまでの泥底にすむ殻長8mmのキヌタレガイが北海道南部から九州にかけて分布する。と書いている。
私が探している現世はコレだが、まだ見れていない。
ぜひ、見つけたビーチコ仲間の方はワタクシにもお恵み下さいませ。m( _ _ )m

話は上記の産地に戻って、他の産出貝化石は,
『シロウリガイ(Adulomya sp.など)が最も多く,スエヒロキヌタレガイ(Acharax yokosukensis),
ツキガイモドキ(Lucinoma acutilineatum),オウナガイ(Conchocele bisecta),ニッポンスエモノガイ(Nipponothracia? sp.)といった化学合成細菌共生二枚貝が大半です.
タマガイ(Cryptonatica clausa)やMegasulcula yokoyamaiといった捕食性の巻貝も含まれます.』
と書かれている。

ちなみに北海道中新世の産出貝化石は、
二枚貝
 オオキララガイ, Acila divaricata
 ナガキララガイ, Acila elongata
 カケハタアカガイ, Anadara kakehataensis
 ワダツミウリガイ, Calyptogena pacifica
 コシバニシキ, Chlamys cosibensis
 イシカゲガイ, Clinocardium sp.
 オクシリイシカゲガイ, Clinocardium okushirense
 オウナガイ, Conchocele bisecta
 ニホンオキシジミ, Cyclina japonica
 ノムラカガミ, Dosinia nomurai
 ミノイソシジミ, Hiatula minoensis
 トウカイシラスナガイ, Limopsis tokaiensis
 ツキガイ, family Lucinidae
 ムカシオオツキガイモドキ, Lucinoma actilineata

 オオセムシイガイ, Mytilus tichanovitchi
 シラトリガイの仲間, Macoma sp.
 バカガイの仲間, Mactra sp.
 マイア, Mya cuneiformis => クサビガタオオノガイ, Mya cuneiformis
 ニッポノマルシア, Nipponomarcia sp.
 カキ, superfamily Ostreoidea
 イタヤガイ, Pecten sp.
 カガミガイの仲間, Phacosoma sp. => カガミガイの仲間, Dosinia sp.
 ハヤサカソデガイ, Portlandia tokunagai var. hayasakai
 オニアサリ, Protothaca jedoensis => オニアサリ, Leukoma jedoensis
 ナガミゾガイ, Siliqua elliptica
 スエヒロキヌタレガイ, Solemya tokunagai => トクナガキヌタレガイ, Acharax johnsoni
 ムカシナガウバガイ, Spisula onnechiuria
 スエモノガイ, Thracia sp.
 アサヒスエモノガイ, Thracia asahiensis
 ナギナタソデガイの仲間, Yoldia sp.
 アサヒフリソデガイ, Yoldia biremis
 フリソデガイ, Yoldia notabilis
 フネソデガイ, Yoldia thraciaeformis => フネソデガイ, Megayoldia thraciaeformis
 ツノガイ
 ヤスリツノガイ, Dentalium yokoyamai => ヤスリツノガイ, Fissidentalium yokoyamai
巻貝
 メイセンタマガイ, Euspira meisensis
 エゾボラ, Neptunea sp.
 クロダエゾボラ, Neptunea sp.
 ゴマフダマの仲間, Tectonatica sp.
 キリガイダマシの仲間, Turritella sp.
 ヨコヤマビカリヤ, Vicarya yokoyamai => ヨコヤマビカリヤ, Potamides yokoyamai
 イシイビカリエラ, Vicaryella ishiiana => イシイビカリエラ, Potamides ishiiana
 ノトビカリエラ, Vicaryella notoensis => ノトビカリエラ, Potamides notoensis
などなど。

ここに ヨコヤマリュウグウハゴロモガイが加わり、
更に 「中新世気候最高温暖期」の層準では大型の貝がみつかりそうだ。(?)
又、同じく もとろんさんのブログで、種の同定出来ないシラトリガイ系の二枚貝もある。と書かれていたと記憶しているが、
やはりsp.扱いで細かくはわからない模様。
こちらも記憶は定かでないけど スエモノガイか?とのご意見もおっしゃっていた気がするが、どちらも出るので難しい。
スエモノガイなら鍵歯の形でわかるらしいが・・・。

ついでに私が気になってた事の1つ。
現代において、北海道の深海の湧水地域の研究(またはそこの生物の観察)がされているのかは知らないが、
深海においては地域(海域)による温度差(生態域の分かれ)があまりないと考えると 現世でもさまざまな深海生態種が発見されそうだ。
なにしろ、先日まではシロウリガイだけではなく、深海の冷水化学合成群には北海道ならどこにでも居そうなイガイ科の一種のシンカイヒバリガイも居そうだが、
いない。と聞いていたのに
検索していたらこんなの見つけたし。
http://www.paleo-fossil.com/~robert_jenkins/research/bathy_atsunai.html

そんな事から 各国各地の化学合成群を参考にするのも1つだと思い とある「現世および化石鯨骨群集」の論文も見た。
抜粋ですが、載せておきます。

『日本ではこれまでに中生代白亜紀アルビアン期から現生まで多くの冷湧水域群集が報告されてきた。
74 の化石冷湧水域群集と 1 化石鯨骨群集がリストアップされているが,
その後も上越地域から油ガス田に依存すると思われる冷湧水域群集,
北海道から化石鯨骨群集,常磐地域から冷湧水域群集が追加され,
新生代の群集を中心に今後もその産地は増えていく可能性が高い.
また,世界的に見た場合,化石冷湧水域群集が白亜紀から現生まで連続して見られる地域は日本以外になく
指摘された推定200 の冷湧水域群集のうち 74 を日本の群集が占めている.
このように,冷湧水域群集の進化を検討するために日本は最適のフィールドであるといえる.
 一方,鯨骨遺骸に化学合成群集の特徴種が発見されて以来,北米や北大西洋だけでなく,
日本でも鳥島沖の水深 4036 m,鹿児島県野間岬沖の水深 200 m~ 250 mから鯨骨群集が認められている.
また,日本では,これまでに 3 例の化石鯨骨群集が中新統から発見されており
日本は現生および化石鯨骨群集を検討する際にも重要なフィールドであるといえる.
 日本から産出する化学合成群集のうち,現生や化石冷湧水域群集については前述したように多くの総括があり,
詳細な研究が行われている.しかし,現生および化石鯨骨群集についてはこうした総括がない.
また,鯨骨群集に見られる多毛類は化石としては残りにくく,
生痕化石により活動の有無や程度は推定できるものの種を特定することは困難である.
そこで,本論文では硬組織があるために化石として残されやすい軟体動物を中心として,
鯨骨群集の研究について総括する.

生物遺骸に付着するイガイ類に関する初めての分類学的検討 は,
ニュージーラ ン ド 沖 の 水深 800 ~ 2677 m から採取された小型で横長のイガイ類について行われ,
キザミバマユイガイ属やヒラノマクラ属,新属ワタゾコマクラ属について,新種を含む6種,
3種および2種がそれぞれ報告された.
カリフォルニア沖の水深 1240 m に沈んでいる体長 21 m のシロナガスクジラまたはナガスクジラの鯨骨周辺からオトヒメハマグリの一種
ワタゾコウリガイ,ツキガイモドキ,ツマリキザミバマユイガイ,ムギガイの一種,ワタゾコシロガサ科が発見された.
また,これらの種にはオトヒメハマグリ類,ワタゾコウリガイ,ツキガイモドキなど
化学合成菌を共生させている種が含まれることが指摘され,鯨骨がこうした種の分布のstepping stone となっている可能性が示唆された

 鯨骨群集中 に は 熱水噴出孔,冷湧水域群集 と の 共通種 が そ れ ぞ れ 11 種,20 種報告されてい る.
二枚貝 と し て は,オ ト ヒ メ ハ マグリ科や前述したイガイ類のツマリキ ザ ミ バ マ ユ イ ガ イが 主 な 種 で
ある.腹足類としてはカサネワタゾコシロガサの一種,ワタゾコシロガサの一種,ムギガイの一種,
ハイカブリニナの一種,ダイリセキクチキレの一種などが知られている.
この他にも等脚類や多毛類などに共通種が認められている.
 オトヒメハマグリ科には同胞種が認められており,形態的には区別がつきにくい場合が多い.
このため,オトヒメハマグリ科の種を共通種として扱ってよいかどうかを検討する必要があり,
Santa Catalina 海盆の鯨骨群集から9個体,San Nicolas 島沖の鯨骨群集から採集された1個体のシロウ
リガイ類のミトコンドリアの DNA 塩基配列を解析した結果,Santa Catalina 海盆の8個体は Guymas海盆 の 熱水噴出孔群集,
Juan de Fuca 海嶺 の 熱水噴出孔群集,Oregon 沈み込み帯の冷湧水域群集に生息するオトヒメハマグリの一種に同定されることが判明した.
このように鯨骨群集中に熱水噴出孔,冷湧水域群集との共通種が見られる理由として次の2つの仮説が挙げられている.

1)熱水噴出孔,冷湧水域群集の二枚貝が環境に対して幅広い耐性を持つため,
熱水噴出孔,冷湧水域の環境条件に部分的に共通する鯨骨群集で両方の種が生息できる.

2)熱水噴出孔,冷湧水域群集の二枚貝は環境に対して狭い耐性を持つが,
鯨骨群集では環境条件が多様で,熱水噴出孔,冷湧水域の環境条件と部分的に類似するため両群集の種が生息できる.
一方,Barry HWDO(1997)は Monterey Canyon の 冷湧水域で,硫化水素濃度の高い湧出中心部付近にシロウリガイの 一種が,
硫化水素濃度の低い周縁部にワタゾコウリガイが密集していることを指摘し,
この 2 種の硫化水素濃度耐性が狭いことを示唆している.
Baco HWDO(1999)はこれを引用し,鯨骨の周囲には硫化水素に富む骨のような硬質底から軟質底まで底質もバラエティーに富むことも加えて
仮説2)を支持している.』
 原文先
http://www.palaeo-soc-japan.jp/publications/45ff858af43d0dbfee1fc711d9abcd0a05d47e27.pdf

オウナ・シロウリ・キヌタレなどは簡単に言うと メタンをエサにして生きていますが、なぜツキガイモドキなども共産して出るのか?と疑問だったが
こちらを見ると・・・
http://www.eco-kana.org/doc/kaseki.pdf
と言うことで、これらの文献より、
モーライ層は浅めの深海冷水湧水域であり、更にメタン濃度も低かった。そしてさらに低いその周りにツキガイモドキなどが生息していたのではないか。と読み取れる。
地質書にも南アッツー層群とまとめられているが、半深海 (100 ~ 600m) 程度の深度の堆積物と考えられる。と書かれている。
と言うことで これもコニアシアンさんの所でコメントで語られたが、モグリんも浅砂生体ではなく、(半)深海性のモグリんとなる。
そして、上記の鯨骨群集に書かれている様に「オトヒメハマグリの一種」と言う事は、ワタゾコウリガイの他のシロウリ類が出る可能性もある。
加えて、確か中川の化石化学合成群集でハナシガイやカサガイが見つかったと聞いた記憶がある。
ハナシガイとはオウナガイのチビ版で、数ミリの微小貝の様だ。(?)
日本海溝からも別の種が見つかっている。
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/project/3D/ct_scan/data32_narakuhanashigai.html
カサガイも上記の各地の化学合成群にも居る様なので、これらの種もみつかるかもしれないと 最近はコザ探しもしている。
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  Wanted!! ワタゾコシロガサ 8mm

どんどん 新しい貝、その他の発見があると楽しいな。


by jurijuri555 | 2017-04-24 13:45 | 化石 | Comments(4)

シロウリガイって?

やっと休みだ。もう限界。
腱鞘炎に加えて助骨も痛いですよ。
ボロボロなじゅりあです。

とか言いながら ついついクリーニングしちゃうお籠り休日。
りんぞうさんからお恵み頂いたキャナドのクリーニング。
d0318386_213983.jpg
これは、コスマチイですか???
そもそもキャナドなどもまだ採った事ないペーぺーですので、
ジックリ見た事ないので 作ろうにもヘソがわかりませんでした。(笑)
もっと深そうですね。又今度。
右はやっと降ろした1/8キャライコです。(爆)
いや、破片でも存在感ありますね。
先日のマンテリなどと合わせて欠片シリーズ標本でも作ろうかな。(^_^;)
で、上が手をつけはじめた 私のベビーマンテリですが・・・微妙。
せめてもう1巻、ヘソの方が残っていると良いのですがね~。(汗)

で、モーライ編にもどって・・・。
d0318386_21225350.jpg
巻き貝破片~
d0318386_2123164.jpg
オウナ~
とか、標本ボックス選外のを並べてジャブ打っといて、(笑)

シロウリガイです。
d0318386_2124427.jpg
これらは全部シロウリとして見ていた物。

さて、シロウリガイとは改めて何でしょうか?

『シロウリガイ(白瓜貝、学名:Calyptogena soyoae)は、マルスダレガイ目オトヒメハマグリ科に属する二枚貝。
深海においてプレート活動に伴いメタンなどを多く含む冷水が湧出する場に形成される、冷水湧出帯生物群集を構成する種のひとつである。
殻長14cm。殻は長楕円形で殻頂は前方に寄り前傾、後位で外在する靭帯は長い。殻の腹縁はくぼむ。』

と書かれていました。
手持ちのワタゾコウリガイとされているシロウリらしいシロウリはコレ。
d0318386_21301661.jpg
ふっくら横長、下腹縁にくぼみも見られる。

こちらがシロウリガイ。(お借りした画像)
d0318386_21581987.jpg
その他のシロウリの種類・姿はこちらで。
http://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=shinkai
鳥羽ギャラリーです。

で、もう1つの特徴、靭帯が長い。
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 エンセイシロウリガイ ↑
d0318386_2254199.jpg
 シマイシロウリガイ ↑
d0318386_2285756.jpg
シロウリガイ
(の画像もお借りしました。)

さて・・・
d0318386_2292518.jpg
よ、よくわからん。(爆)
(クリーニング中に撮ったので手が汚くてスイマセン(汗))

①が見本シロウリ
d0318386_22123587.jpg
②は違うんじゃないかと思った小型の二枚貝。まったくくぼみは無い。
下左手前3個はくぼみは確認出来る。
上きみどりの矢印のは、縦に対して横に長い。(画像では確認しづらいが)

シロウリとしては、10cm前後ある他の種に対して このワタゾコウリガイと呼ばれるのは小型で約5cmぐらい(?)、
形状としては、沖縄トラフのエンセイシロウリガイに似ている。(長さが殻高に対して短か目 単純目視で1:2ぐらい)

ま、微妙に長いの短いのありますけど だいたいOKで良いとも思われますが(シロウリ集合画像)、絶対違うの選別も 化石となると少し難しい。
なにせ 第一条件に完品でないとビシとは断言出来なくなっちゃうものね。(^_^;)
もう少しツッコんで調べてみたいと思います。
とりあえず、疑問に思ったと言う事で。(似た貝も多いのでねー)
 
 

by jurijuri555 | 2017-04-21 22:44 | 化石 | Comments(16)

モーライ石ふたたび

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キララガイ

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カラフトキララ

殻を戻したい・・・
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無駄な抵抗を試みる。(爆)

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ヒメナガバイの幼貝とチヂミエゾボラ(たぶん。フォルムが)

d0318386_1565431.jpg
オウナガイと???
この二枚貝 もう2つ出て来た。何だろ。

タイムカプセル最高!! でも超硬くて残り取れねー。(無理すると殻も剥がれる)
ピカピカの武器が必要。
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フリルが超美♪

超オタクでコアな話だけど、この割りたてのツヤピカの殻を見ると 貝化石にハマる。(爆)

かてーよ!!マジコンクリかっ!!
d0318386_15124434.jpg
これはツキガイモドキですね。(^_^;)
 
 
で、先日のフネソデガイを見て、そう言えば・・・とガサゴソしたら H龍の貝化石の中にもあった。
d0318386_15145542.jpg
上はベッコウキララガイ。
 
 
して、M傘H層もか?って、始新世なんだよね。似た貝は多いけど 参考にはなるが比較するにはどうなの?
でもなんかハマって来た。
この調子でクリーニングしてしまってどんどこ片づけよう。(笑)
まだまだS3別のもある・・・。(泣)
(この3つ(モーライH龍S3別)は全て中新世で 深度が違うのか産出貝が少しづつ違って面白い)
 
 

by jurijuri555 | 2017-04-19 15:31 | 化石 | Comments(10)