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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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現世貝の標本作り

海で拾った貝、買った貝など、標本にするには、まずは中身を出さなくてはなりません。

前にも書いた様に とりあえず「茹でる」のが一番簡単ですが、
茹ですぎると殻が痛む場合もあるし、生の生体を見たいとか保管したい時はダメですよね。
それに茹でても ツルンと出る貝も居れば、巻貝では殻口から一回転程した場所に
軟体を固定している筋(二枚貝で言うと貝柱にあたる)があるので、軟体が残る事もあり
見えず、指も届かず大変です。(^_^;)
現世貝の標本作り_d0318386_7503090.jpg
こちらは、先日の拾ったヒタチオビ、姦し貝姉妹、ヤツシロガイの画像ですが、
茹でて、中身を出して、漂白した後です。
(あ、もちろん拾った貝殻は中身ナシです。漂白のみ。でも古いのはキレイにはなりません・・・。(泣))

下の道具は、まっすぐな細ナイフは二枚貝用の物で、二枚貝の隙間から差し込み、貝柱を分離させるのに使います。
たぶん市販の物で 海岸の町には売っているかも・・・。
私は、牡蠣を箱買いした時に一緒に入っていてゲットしました。
しかし巻貝の解体(?)道具って見たことありません。漁業現場ではあるのでしょうか・・・。
仕方なく、自作してみました。(笑)
どんな型の巻貝にも合う訳ではありませんが、掻き出しの役には立ちます。(^_^;)
貝の大きさに合わせた物を数本作る必要がありそうですね。

なんてしていたら またまた新貝が届きました・・・。(汗)
現世貝の標本作り_d0318386_873816.jpg
シワヒタチオビと ↑
現世貝の標本作り_d0318386_8102629.jpg
あれ?
現世貝の標本作り_d0318386_8114312.jpg
中身はありません。
え、もしかして中身が上に・・・??????
かなり混乱しましたが、中身は死んで出して、殻に付いてるのはイソギンチャクでした。(爆)
あー、アセったー。

ニクイロヒタチオビの幼貝の様です。(?)
勉強させて頂きます。

深海貝は、画像の様に黒い細かい泥砂がこびりついているのですが、
それが簡単には取れません。
イソギンチャクは茹でると簡単に取れますが、他 殻にこびりついた石灰などをクリーニングするのは難儀そうですねー・・・。
取る方法はいくらでもありますが、殻を傷つけずに・・・と思うと気を使います。

でも全てが終わり、保護や艶出しに ベビーオイルや家具等の艶出し剤を塗ると
ピカピカと蘇った貝殻にウットリとします。
貝マニアの至福の時ですな。(笑)

 

by jurijuri555 | 2016-02-23 09:07 | | Comments(14)
Commented by motoronron at 2016-02-23 12:28
どうもです(+∀+)。。。
1枚目からなんだかホッカイローの方のブログとは思えない
雰囲気と磯臭さがぷーん。
まさかのイソギンチャク付きには笑いました〜(笑)。
引っ張り出す道具ですが、以前、針金を使って作りました。
先っちょをカギっぽく加工して使います。
ある程度張りのあるタイプがベストです。
でも、今なら、ザッとお肉を取って薬剤ドボトボ、
逆さにして放置するかもです。

貝ナイフはJAK的なホームセンターで見た事があるです。
たしか両刃のマジ牡蠣ナイフは、おプロ様でも禁止になったのでしたよね?
Commented by jurijuri555 at 2016-02-23 13:30
motoronronさん
そう、先っちょはカギ型の方が引っ張り出しやすいですよね。
ま、とりあえず 切れればスルンと出るのですが・・・。
漁業現場では貝殻は商品ではないので、穴を開けてはずしちゃうのでしょうが
我々には貝殻こそ命だったり。(^_^;)
でも両方を取るコンクガイとかは穴をふさいで売っちゃうみたいですけどね。(笑)
殻を割る道具なら売っています。(汗)
ま、我々はその辺の部屋に転がってるノジュールでガンガン割れますけどねー・・・。違
Commented by アルビアン at 2016-02-23 14:32 x
こんにちは~姫は関東にお住まいなんですね~
えぇぇぇ~的な画像ですし
職人になっていますよ~ 金属も曲げ加工して
なるほど~ビーチコでも使えそうです。
こうして 現生も集めていけば、中身もみれますし良いですね
やはりヤツシロはふっくらして存在感たっぷりですね
法螺貝系は穴をあけて笛にできそうですよ
山で集合時に鳴らです。
Commented by jurijuri555 at 2016-02-23 15:55
アルビアンさん
こんにちはー。
又雪が降って来ましたね・・。
ヨーコ姉さんは小さいので・・・音が高そうですね。(笑)
ピーーーーー♪ 山で吹いてみますか?
1枚目の画像、貝は全て10cm前後の同じぐらいの殻長ですが、
ふとっちょな分 ヤツシロの存在感は大きいですよね~。
少しづつですが、ビーチコ等で入手した貝もクリーニングして
標本化してキチンと保管したいと頑張っておりますよ。
Commented by ZX9-R at 2016-02-23 20:31 x
標本の作り方ですが、子供の頃に見た図鑑には、「柄付き針」なる道具があり、これで突くと中身を取り出しやすいと書いてありました。この柄付き針は理科ではポピュラーな道具で蝶の展翅の紹介でも登場します。まあ、針金で充分代用できますね。
ニクイロヒタチオビの黒い筋は模様かと思ったら泥砂だったんですね。現生種でもクリーニングは手強いと知りました。
Commented by vicky at 2016-02-23 21:47 x
なんと、オイルで艶出しするんだ。
貝マニアの真髄を見ました。
Commented by apogon2 at 2016-02-23 21:55 x
また生貝・・もう市場の仲買さんレベルですね(笑)。
それにしても色々と考えますね~。バーベキュー用金串を巻貝の身を取るのに使うという発想はありませんでした。
先端に「返し」(釣り針の先端部分にあるもの)を付けると上手く身が取れるかもしれませんね・・って皆さん書いていた凹。
Commented by jurijuri555 at 2016-02-24 03:12
ZX9-Rさん
おー、そう言えばその様な物がありましたねー。
でもクルリと一回転した物ではないと巻貝の奥には届かないので
やはり自作ですねー。(^_^;)
あまり柔らかいと(針金)貝の身の弾力に負けます。(笑)
化石種の深海貝を攻めてるのですが、なかなか普段見ない物が多いので勉強になります。
希少種もあるから(深海ゆえに狙って採れない)クリーニングも慎重に・・・(汗)
Commented by jurijuri555 at 2016-02-24 03:17
vickyさん
そだよん~。
もとろんさんもおっしゃっていましたが、貝殻は動物で言う骨みたいな物。
骨だけになって野ざらしにされると風化して行くでしょ?
貝殻も軟体の外套膜からでるヌラヌラの液で保湿されてるので
軟体が無くなると乾燥して風化して行くのです。
なので湿潤を与えるのにオイル系でコーティングします。
でもサラダ油とかはダメね。(^_^;) 酸化するから。
Commented by ammonite0028 at 2016-02-24 03:35
こんばんは、もーりんです。
自作の巻き貝ほじほじ器具、写真を見たときに
専門の市販品かと思いました。
完成度が高いです。\(^_^)/
じゅりあさんは蘭越の貝の館には
行きましたか?
私、3年前にいったのですが
感動しました。
Commented by jurijuri555 at 2016-02-24 03:40
apogon2さん
はい、又生貝です。(^_^;)
串を使うと 出してそのままバーベQにも出来るでしょ。
って、そんな狙いではなかったのですが・・・。(爆)
もっとイイのをつらなくちゃね。
Commented by jurijuri555 at 2016-02-24 03:46
ammonite0028さん
おはようございます。うへー、お早いですね。
それともこれからお休みなのでしょうかー?
「軟体ほじほじ」もう少し改良が必要ですね。(^_^;)
貝の館はまだなのですよー。
波猫さんが スケーリーもあったと書いていたので
今年は是非見に行こうと思っています♪
Commented by fossil1129 at 2016-02-25 20:16
現生の巻貝の標本づくりには、
こんな苦労があるんだと知りました。
臭い除去と殻の模様の保存を両立させるのは
f(^^;) タイヘンナンデスね。
Commented by jurijuri555 at 2016-02-25 20:40
fossil1129さん
たとえチュルンと出た貝でも 何度漂白しても臭いのはクサイんですよねー。
何ででしょうね。(^_^;)
小バエはたかるし(冬だからどこから来たのか1匹で済んでますが・・・)なかなか最悪な時もあります。(汗)
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