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自然と戯れた活動記録
by じゅりあ
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カモメガイ

天気は回復した・・・と思ったのに 又雨がちの今日。
蒸し暑いのは、相変わらずか。

さて、なにせ手が遅いので 思い出したように夕べになってから目に付いた
だいぶ前に採集していたカモメガイのプチクリーニングをした。
d0318386_144433.jpg
カモメガイ Pholadidea kamakurensis
ニオガイ科の二枚貝。北海道南部から九州までに分布し、潮間帯の泥岩に穿孔(せんこう)してすむ。
殻は前後部に分かれ、丸く膨れた前域には粗い彫刻があり、やすりのようになっている。
前部の腹側は活動期には広く開き、ここから円柱状の足を出し、すんでいる穴の底に吸着して体を固定し、殻を動かして(ドリルの様に回転)穴を掘り進む。
休止期になると、この開口部は薄い被板で閉じる。
殻の後域は羽のような形をしていて薄く、成長線がある。
穴の入口のほうが殻の後方にあたり、そこから水管を出して呼吸水を出し入れする。
同科の諸種はいずれも泥岩などに穿孔生活をしていて、なかには食用とされている種もある。
と言うが あまり美味しくないらしい。(^_^;)
DASH島辞典にも書かれている。
(上記同様プラス)『3年で5~6cm程に成長し、その成長に合わせて、穴を大きくしていく。さらに、穴の内側をツルツルに削り、呼吸の開閉運動をする際に自分の殼を傷つけないようにする。また、生物発光の基本原理の発見のきっかけとなったのが同種で、外套膜から青く発光する粘液を外に分泌して光る。岩の中から採取しにくく、味もよくないため食用としては扱われない。』
(美味しいのはイシマテガイでカモメガイは美味しくない と言う事らしい)

参照
https://www.jstage.jst.go.jp/article/benthos1990/1994/47/1994_47_23/_pdf

ちゃんと生態標本も採集してある。(殻)
d0318386_1416369.jpg

小さいのから沢山まだ入っている。(住んでいた)
d0318386_1417138.jpg

採集したサイズは、段々掘り進みながら成長したらしい。(5.5cm)
d0318386_14175738.jpg


で、このニオガイ科 というのはオオノガイ目の一つなのだが、
オオノガイと言えば白ミル(ナミガイ)。他にも良く聞く名が・・・。
(みんなキモイ仲間なのだろうか・・・ブルブル)

オオノガイ目は軟体動物門二枚貝網の分類群。ただし分子系統解析からは単系統ではないとの研究結果もあり、将来的には所属する科が変わったり、分類階級が目(もく)以外のものになる可能性もある。

殻は比較的薄質で一般に色彩に乏しく、外面は白色や灰褐色などの殻に褐色系の殻皮を被るものが多い。
真珠層を欠いているため殻の内面も白色などの単純な色彩となる。しかしクチベニガイ科には非常に厚い殻や明瞭な放射彩をもつ種類もある。
二枚の殻を背部でつなぐ蝶番の構造は二枚貝の分類で重要視されるが、このグループでは歯が退化的で単純なものが多い。
岩などに穿孔するものでは殻の一部がヤスリ状になり、これを動かして穴を穿つものがある。
木材に穿孔するフナクイムシ科などでは軟体部が蠕虫状(ながむし状)となり、殻は相対的に非常に小さくなって穿孔のための単なる道具のようになっている。
フィリピンなどのマングローブの泥中に棲むエントツガイ Kuphus polythalamia(フナクイムシ科)も殻は縮小しているが、1.5m以上の石灰質の棲管を形成し、世界一長い二枚貝として知られる。

多くは埋在性で、泥底や砂底、時には岩、木材などに穴を掘ったり穿ったりして生活するが、キヌマトイガイのように岩や他の生物の表面に付着して生活するものもある。
深く埋生する種では、穴の出口まで距離があるため、長く発達した水管をもつことが多く、これを伸ばして水中の餌や酸素を取り込んだり、糞を排泄したりする。
なかにはアナジャコ類の巣穴の横壁内部に埋生して巣穴内に水管を開口し、そこから餌や酸素を取り込むクシケマスオ(オオノガイ科)のような種もあり、これらの種では壁のすぐ内側に埋生しているため水管は短くなっている。
基本的に海産で、世界中の潮間帯から深海まで広く分布するが、クチベニガイ科のヌマコダキガイ属 Potamocorbula などのように汽水産のものもある。
また、二枚貝類としては珍しい発光性の種を含み、ツクエガイ科のツクエガイやニオガイ科のヒカリカモメガイ Pholas dactylus、ヒカリニオガイ Barnea candida などが発光液を分泌して細胞外発光をすることが古くから知られている。

20世紀末から21世紀にかけての生物分類には分子系統解析や分岐分類学が取り入れられて旧来の形態学的な分類が見直されるようになっており、従来のオオノガイ目も単系統ではないと見られるようになっている。
系統解析結果から、キヌマトイガイ科 Hiatellidae(マテガイ科 Solenidae と姉妹群となる)およびツクエガイ科Gastrochaenidae(正確な位置は不明ながらオオノガイ目には入らない)は従来のオオノガイ目から除外され、
逆に従来マルスダレガイ目のマゴコロガイ上科に分類されていたカワホトトギス科 Dreissenidae はオオノガイ上科やニオガイ上科と同じクレードに属するとしている。

従来のオオノガイ目の分類
ツクエガイ上科 Gastrochaenoidea
 ツクエガイ科 Gastrochaenidae - 岩や貝殻、サンゴなどに穿孔する。
 キヌマトイガイ上科 Hiatelloidea
 キヌマトイガイ科 Hiatellidae - 足糸で他物に着生するものがある。
オオノガイ上科 Myoidea
 オオノガイ科 Myidae - 砂泥底などで埋在生活する。
 クチベニガイ科 Corbulidae - 砂泥底などで埋在生活する。
ニオガイ上科 Pholadoidea
 ニオガイ科 Pholadidae - 岩や他の貝殻などに穿孔するほか、泥に深く埋在するものもある。キクイガイ亜科 Xylophagainae を独立のキクイガイ科 Xylophagaidae とする場合もある。
 フナクイムシ科 Teredinidae - 木材や岩その他に穿孔する。
(wikiより)

なんか長くなったが、いつも空になったものしか見ないので 今度生きたカモメガイも見てみたいなー。
生活している動画とかも見てみたいものだ・・・。

明日は異国。(?) (笑)
初めての晴れで 35℃の予報だそうだ。(^_^;)

「羨ましいですよー。」
d0318386_14421889.jpg
きみたちはね。(^_^;)
 

by jurijuri555 | 2017-08-24 14:48 | | Comments(14)
Commented by アルビアン at 2017-08-24 16:34 x
こんにちは(^_-)-☆今夜から大雨の心配がありますね
カモメガイの解説が凄いですね~
私も何個かありますが大きいのが好きです
それにしてもこの貝は穴をあけ進め自滅するタイプですね
海岸に強制的に打ち上げられいて可哀そうでした
岩を削る殻の装飾がカッコいいですね(^_-)-☆
Commented by りんぞう at 2017-08-24 17:05 x
あぁ・・これ、カモメガイって言うんですね。
形状がカモメの顔というか口に似ているからでしょうか?
良く見かけます。

異国へ??
もしかしたら地上の楽園・・北朝鮮?いいなぁー♪
寂しくなります・・・
Commented by fossil1129 at 2017-08-24 19:50
石を割っていて、突如ニオガイが出てくると
「あ、化石」
と思ってしまうこともあって、
紛らわしいやつですよね(笑)

この週末、ひつまぶし王国ですね。
Commented by jurijuri555 at 2017-08-24 20:00
アルビアンさん
こんばんはー。
そもそも なぜ潜るのか。と考えると 単純に敵から逃れるためとか そんなのが普通な理由っぽいですが、
美味しくないんなら必死に隠れる事もないと思うのですがね~。(笑)
一生、穴の中に居るんでしょうかね。不思議な貝です。(^_^;)
オオノガイの化石はありますが、カモメガイの化石はありませんねー。
初めから泥岩に入っているので化石になりやすそうなんですけどね。(^_^;)
Commented by jurijuri555 at 2017-08-24 20:32
りんぞうさん
カモメガイ、嵐の後とかに海岸に岩ごと打ち上げられていたりしますよね。
たまーに 泥岩なんで、化石(ノジュール)かと思って海岸採集の時は割ってしまったりもします。(^_^;)
会の仕事(?)で暑~い地域に向います。
果敢にも せっかくなら・・・と採集も毎回トライしますが、
さすがに明日は暑すぎてギブかも・・・。
Commented by jurijuri555 at 2017-08-24 20:38
fossil1129さん
私もよくやのます。(^_^;)
割って、なんだカモメガイか・・・。と思いますが
本当のカモメガイの化石とは無いものなのでしょうかねぇ???
昔は居なかった貝なのか モロくて化石にはならないのか。
ひつまぶし・・・食べられるかどうか・・・。(爆)
カッコイイ車と引き換えに極貧生活中なのでー。(^_^;)
Commented by Macrowavecat at 2017-08-25 20:10 x
分類の問題は難しいですよね。
現生の生物は、そのうちタイプ標本に遺伝子情報を付けるのが当たり前になったりして。
Commented by ZX9-R at 2017-08-26 09:44 x
写真を見て、フナクイムシだ、と思ったら、親戚の貝でした。
泥岩に穴を開けてしまうなんて凄い貝ですね。そういえば、宗谷のノジュールでよく穴ぼこがあいたものを見ますが、カモメガイの仕業なのかも。生態標本がナイスです!
Commented by jurijuri555 at 2017-08-28 00:21
Macrowavecat さん
まねきねこ、見て来ましたよー。
ほぼ通りすがりに でしたが。(^_^;)
一瞬降りたのですが、ロードが長そうなのと暑くて5分以上外に立っていられませんでした。(苦笑)
生物の新分類はわかりませんですわー。
自分自身も旧タイプなので・・・。
Commented by jurijuri555 at 2017-08-28 00:25
ZX9-R さん
おー、スゴイ。サスガ化石屋(?)ですねー。
フナクイムシの殻って気を付けて見たことないので
まずこんな岩みたら私はカモメガイ以外わかりませんですー。
穴から魚とか顔出したらズッコケるけどー。(^_^;)
Commented by chiyodite at 2018-09-21 23:03 x
じゅりあさんの「カモメガイ」のページを初めて拝見しました。
とても良好な貝殻と穿孔痕、そして十分な解説です。
御時間がありましたら、私のホームページ『穿孔貝の詩』をご覧ください。ご感想やご意見をいただけますと、光栄です。
いつか、北海道各地で穿孔貝(化石および現生の両方)のサンプリングをしたいと思っています。
chiyoditeより(埼玉県在住)
Commented by jurijuri555 at 2018-09-21 23:23
chiyoditeさん
コメントありがとうございます。
カモメガイ、海が荒れた後に 岩ごと打ち上がったのは見ますが、
海中で(?)生活している生きた物は見た事ありません。
解説はウィキの受け売りですが、
意外と興味を持って採集したりしている方がいるのを知って
ますます興味が湧いています。
化石でも出るらしいですね。
私はまだソレと見られる物を採った事ないのですが、きっと三紀や四紀では見られるのかも。
貝殻マニアの中では憧れの貝殻の1つ「テンシノツバサ」もこの仲間のはず。
私もまだ持っていないので欲しい貝殻の1つです。
Commented by chiyodite at 2018-09-26 21:38 x
じゅりあさん、コメントへの返信ありがとうございます。
各種論文で報告されているように、北海道では穿孔貝の化石があちこちで産出します。また、第三系~第四系以外にも、白亜系からはフナクイムシの化石(穿孔痕と貝殻)が珪化木中に産出します。この件は、アンモナイトを収集する人たちの間では既知のことと思います。私がかなり昔から化石穿孔痕のサンプリングに行きたいと切望してやまない「北西部のある場所」は、ヒグマが化石の番人をしているらしく、その厳しさゆえまだ実現していません。まずは、北海道沿岸部での現生の採集からスタートし、アンモナイトもついでに浜で転がっていれば願ったりですね。
Commented by jurijuri555 at 2018-09-27 03:05
chiyoditeさん
こちらこそ再度のコメントありがとうございます。
上記に自分でも書いている様に
カモメガイの化石なら そのまま生態の様に密集して出そうですね。
今度気を付けて三紀・四紀でも探してみます。
一度太平洋側で石の中に紛れた(ノジュールではない)貝を見た事ありますが、悩んで拾って来ませんでした。
たぶん向こうならバカガイとかホッキガイでしょうが、
時代がもっと新しい(古くても縄文)のなら物はわかりやすそうです。
しかし「化石」かと言うと微妙な状態のはわかりませんねー。
そもそも住処の石自体が「ノジュール」となるのか?
ちょっと文献探してサンプルを見てみたいと思います。
フナクイムシは化石で良く出ますね。
クマの居る産地ですか・・・。
ちなみにこのカモメガイも三紀の産地の海岸産です。
が、化石ではありません。(^_^;)
是非、北海道にも採集にいらして下さい。
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