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自然と戯れた活動記録
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カテゴリ:生物( 131 )


年越し解体ライブ~ネズミザメ その⑤

さて、昨日乾燥に入ったネズミ~ですが・・・
時期尚早だったみたいです。

まずは昨夜の様子。
d0318386_13424911.jpg
拘束プレイで乾燥に入りました。

チマチマ作業中に 気をつけないとーとかみんなに言っておいて、
もとろんさんじゃないけど夢中になりすぎでパコッと口が閉まり
ギャー!!!!!!!
ネズミーに噛まれました。
d0318386_1352523.jpg
人はとっさに手を引きます。
なのでこの見えない向こうには切り傷。そしてこの刺し傷・・・。(泣)
実は親指側にもあります。トホホ
ラムナ恐ろしすー。
超~痛いっす。

で、9時間後。
d0318386_1443227.jpg
ありゃー、赤く・・・ウゲッ

そして約24時間後・・・。
d0318386_1453650.jpg
かなりの腐臭を放ちながら赤黒い標本になりつつ・・・フグッ

かなりシッカリした「骨」なので、特に変形は見られません。
アイちゃんの時は1日目~2日目の整形(変形)が勝負でしたからねー。
しかし、この血合いは・・・。
相当血抜き(?)をしなければいけなかったって事でしょうかねー。

うーん。
少しググッたが、水にさらすのは表面の5%しか抜けないとか
骨中の血を抜くには沸騰したお湯につけて・・・ってダメダメ!!!!な方法とか
漂白はやり過ぎると歯に悪いし・・・
難しすー。キーッ!!!!

あぁ、臭い・・・。
家中が生臭いです・・・。(泣)
歯だけはピカピカしていますが、このままだと臭くて赤黒い顎歯標本の出来上がりです。トホー

by jurijuri555 | 2015-01-02 14:34 | 生物 | Comments(6)

年越し解体ライブ~ネズミザメ その④

d0318386_1591791.jpg
今年もどうぞよろしくお願い致します!!

さてさて、ネズミ~の顎歯はどうなったかいな・・・。
の前に
前回、アイちゃんの水晶体を泡盛に漬けこみましたが(笑)
やはりアルコール成分でか白く濁ってしまい、せっかくの透明な水晶体が雪玉のようになってしまいました。
なので今回は、水に浸けてみようと思いましたが、お正月で軽くは身動き出来ず、とりあえず沸騰させてカルキを飛ばした水に入れておきました。
少しでも除菌された・・・と今日精製水を購入して来ましたが、時すでに遅し。
やっぱり濁って来たな~・・・とは思っていましたが、水晶体の中で成分が固まり(?)崩れて 膜が破れて片方は中身が出て来てしまっていました。(泣)
d0318386_15135248.jpg

諦めて、やはり固めた方が良いのね。と片方はまだなんとか形は保っていたので泡盛注入。
なんとか蘇ると言うか、形を保って保存出来ると良いのですが・・・。

で、顎歯。
d0318386_15154446.jpg
なんか残ってる肉が匂って来たので、頭骨と一緒に軽くもう一度パイプ●ニッシュをして
真剣に除肉。(^_^;)
道具はこの様な物を使いました。
d0318386_15175021.jpg
左から カニスプーン・ピンセット・アートナイフ(カッター)・チーズナイフ。
頭骨も顎歯も細かい部分も(私的には精一杯)丁寧に除肉。

なんとかここまでになりましたー。(疲)
d0318386_15204190.jpg
d0318386_1520577.jpg

この後、漂白していよいよ乾燥に入ります。
しかし、随分とプルプル白い膜(?)が残ってるけど大丈夫かな~。
アイちゃんの時は大丈夫だったけど モロ骨だからただのゴミに見える。(^_^;)

前半戦はようやく終わりです。ゼイゼイ

by jurijuri555 | 2015-01-01 15:33 | 生物 | Comments(12)

年越し解体ライブ~ネズミザメ その③

続きまして、ネズミ~の他部位の話。

顎歯以外いらね。
と思いつつ、やはり本場(?)のネズミー(TDR)好きの私は、ネズミに似てるからとか何とかは知らんが
このネズミ~の硬い鼻が気に入ってしまった。(爆)
(ミッ●ーとサメは関係ないですがー(^_^;))

本当は頭骨付の標本とか作れれば良いのでしょうが、本格的薬品も使わず 技術もないワタクシが
顎だけの除肉でもヒーヒーなのに出来る訳がない。
で、とりあえず どーしたものか・・・とパイプ●ニッシュにドボンと漬け込んで置いたけど
まったく肉など取れない。(泣)
頭肉最強!!!!

これは最終手段で煮るしかない。と鍋に投入!!
d0318386_19253358.jpg
見ての通り、硬くて皮すらむけず、
頭は鮭で言う氷頭? 珍味かは知らないけど軟骨カッチカチ☆

が、お湯が沸騰し出すとこのカチカチ氷頭もプルプルと美味しそうに緩んで来ました。
d0318386_19274155.jpg


解体遊びしている時も 心臓などは抜かれてしまっていて、
目とか取っても 脳はどこに・・・と見当たらず、骨の下か?
と探していましたが、やはり全て頭の先に集まり、骨に守られていた様です。
d0318386_19283985.jpg


で、グツグツ茹でる事5~10分。
火からおろしてブラシで擦るとキレイになりました♪
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カッケー♪
鼻、やっぱりカッケーです!!

そしてすべての神経が脳につながっているのですねー。
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鼻骨の横の丸いのが鼻の穴で、
側部の大きなくぼみが目があった所です。

正面から
d0318386_19332170.jpg


頭骨はキレイになりホクホクでアセトンに漬けこんでこちらは終わり。
d0318386_19455978.jpg
あとは漂白して乾燥させます。

顎歯の方は、1日水に浸けておきましたがまだ全然赤味が取れず、
代替え歯の上に被っていた皮を外しただけで又水に戻しました。
d0318386_19353086.jpg
代替え歯の控えてる部分がポケットの様に深い穴になっていて皮を取るのも大変!
又、明日細かく除肉作業しようと思います。

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とうとう大晦日ですね。
今年1年は、本当に沢山の方にお世話になりました。

化石の先輩方はもちろん、ブログを見て頂いている方、
そしてサメ本を購入して頂いた方、
沢山の人に助けられ 楽しませて頂いた1年だと思います。

本当に楽しい1年でした。

又来年も ご意見ご助力ご指導を頂けましたら幸いです。
ありがとうございました。

皆様が良い年末年始をお迎え出来る事を心よりお祈りしております。

(年越しライブは年末年始構わず続きます。(笑))

by jurijuri555 | 2014-12-31 14:00 | 生物 | Comments(6)

年越し解体ライブ~ネズミザメ その②

さて続きです。
昨日の午後、少し置いて解凍させてから いよいよ解体に入りましたが、
マジんこ超~グロなのでご注意!!!!

もう手慣れたもの。(?)
顎だけ外そう。
と思ったものの やはり皮の上からでは見づらいし切り取りにくい。(皮で)
仕方なく、皮でもむくか・・・。とカッターを入れ様としたが、
もとろんさんはアイザメより解体しやすかった。と書かれていましたが、
マグロ並みに皮も厚く硬く、キレイに切り取れません。(泣)
d0318386_23321054.jpg
そ、それに何コレ!!??
アイザメでは見なかった(気づかなかった?)助骨の様な軟骨があります。エラ骨の様です。
d0318386_23393864.jpg

調べると 同じネズミザメ科のホホジロの骨格図があって、見ると なるほど~。コレか。と。
d0318386_23372320.jpg


とりあえず、顎はわかる様になった。
d0318386_23381047.jpg
しかし これも形状がやや違うので外すのに少し時間がかかった。
そして、血まみれ~!!
さすがにグロ過ぎるので少し色を落しましたが、それでも充分グロいっす。(汗)
d0318386_026379.jpg
スプラッター!!!!
美しいもとろんさんの標本作りとのこの差はなんでしょうね。(爆)
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顎歯を外した後は、残りは用はないのですが、あまりにもアイちゃんと違うので少し解体して見学。
頭をはずし、骨を開いてみました。
d0318386_0434936.jpg
エラの面積が広く 全てが口(舌肉)につながっています。
正確には鰓孔(さいこう)と言うらしいのですが、
サメはエラによって呼吸するのですが、海水を口からとりこむとエラで酸素を吸収し、エラから水だけを排出しているそうです。
より多くの酸素を取り込む様な構造になってるのですね。
でもアイザメのは違いました。

サメのエラには2種あって、
ひとつは、ネズミザメの様に遊泳性のサメのエラで、つねに泳いでいないと酸素を取りこむことは出来ません。
なので、止まってしまえば呼吸困難になって死んでしまいます。
アイちゃんとかの 「底生性」のサメは、じっとしていても目の後ろの穴から海水を吸い込むことが出来、
それで呼吸出来るんだそうです。

又、なんでこんなにスプラッターなんでしょう・・・と思ったら、
奇網と呼ばれる毛細血管の熱交換システムを発達させて体温を海水温よりも高く保っててる、つまり血管が多い?からみたいです。

『ほとんどの種が外温動物(変温動物)である魚類の中にあって、ネズミザメは外部温度にかかわらず体温をある程度一定に保持することができる性質(内温性)を備えている。
内温性魚類は、同じネズミザメ科のアオザメやホホジロザメ、真骨魚ではマグロやカツオ、カジキといった種類である。
これらはみな高速遊泳を行うという点で共通している。
ネズミザメの赤筋(遅筋、血合い肉)の分布位置は他の魚と異なり、体の中央深部、脊椎骨の周囲に集中している。
持続的遊泳に使われる赤筋を外界から遠ざけることで代謝熱を保持し、周囲にある白筋(速筋)へ効率良く伝導させる。
さらに筋肉には奇網が発達し、保温能力を高めている。
奇網では体内からの温かい血液と体表からの冷たい血液が対向流交換系をなし、熱の伝導が行われる。
この内温性により、ネズミザメは大抵のサメ類が寄り付かない亜寒帯海域を獲得している。』

だって。
すごいですねー。
たった2種のサメを解体しただけで、今までただサメはサメ。としか認識なかった物の謎が次々と解明して行き
とても勉強になり、ますますサメに興味が湧きますね。

さて、ネズミ~に戻り、
外した顎歯は簡単に除肉をしただけで、とりあえずパイプ●ニッシュにドボン。
d0318386_12145255.jpg

今回採れたのは、わずかなノド肉とホホ肉。
d0318386_12164875.jpg

あと水晶体。
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アイちゃんより小さいです。

2時間半パイプ●ニッシュに浸けた後、一旦出して・・・
d0318386_12234437.jpg
まだタップリ肉が付いています。

軽く除肉してアセトン。
d0318386_12193656.jpg
とにかく除肉と血抜きが大変。

昨日はこの後、このまま水に浸けて終了。

by jurijuri555 | 2014-12-30 14:00 | 生物 | Comments(4)

年越し解体ライブ~ネズミザメ

みなさんこんにちは。
年の瀬も押し迫り、帰省に大掃除に年越しのご用意・・・とお忙しく過ごしている事でしょう。

私は・・・と言うと、珍しく連休で、この時とばかりに 又、ヤッてます。(爆)

アイザメのまぁまぁの出来に気を良くし、今度は別種だ!!と鼻息を荒くして
またまた営業活動。(^_^;)
サメ地と言えば多産するのがクレトラムナなので、
「クレトラムナの現生(?)にせまる!!」と言うお題で仕入れたのは、モウカザメ(ネズミザメ)。

超グロ注意!! マジ注意!

なんだかんだアリ~のー・・・到着しました!!!!
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アイザメより大きいはずだ・・・と思っていたので、
玄関に入るかな~。と心配していましたが、
アレ、思ってたよりコンパクト。(^_^;)

予想はしていましたが・・・おそるおそる開けると・・・
d0318386_13113114.jpg
ギャー!!血まみれ~!!!!

ここで少し解説。
ネズミザメ ネズミザメ目ネズミザメ科
体長2-3m超。
九州四国以北、北太平洋、ベーリング海の寒帯域から温帯域の外洋の表層を回遊していて、マグロ漁と一緒に上がる事もあると聴いています。
サケ・マス類、ニシン、ホッケ、サバ、マイワシ、タラ類、スルメイカなどを食べるそうで、
その為に英名は「サーモンシャーク」。

ネズミザメのもっとも水揚げの多いのが太平洋側の気仙沼で、
ここに内臓つきのまま運ばれ、内臓を抜き、血をまぶすようにする。決して洗わない!!
そうで、これは「粘液が多く、血液が変色していないものを鮮度がいい」と現地で思われている為なんだそうです。ヒー
血まみれの鮮やかな色合いが鮮度の証となるんですね。(^_^;)
てな事で、当然気仙沼の業者様に無理言って送ってもらったので こんな血まみれのスプラッターだと・・・。

ネズミザメは、東北などではモウカザメと呼ばれ、
その他の地域でも「モロ」や「カドザメ」「ナメタ」「ラクダ」などと呼ばれているそうです。
東北では心臓をホシ(星)と呼び、「モウカのホシ」として珍味とされています。(名前はロマンチックですね~(^_^;))

しかーし!!
チルド便だと思っていたら さすが東北・北海道。
カッチカチ(に近く)なってましたわ。(^_^;)
なので、やる気満々でしたが、作業は少し中断。
本日の分(アップ)は観察までです。

まずは頭を写しましたが(上の画像)、そんな訳で心臓とか抜かれたのか 大きく中身もえぐられ
食べる。って言ったのに頭肉も切り取られ、
顎を大切に!!
とだけは注文入れさせて頂きましたが、あっぶなー!!!!(怒)なギリまで包丁跡が・・・。
d0318386_13243762.jpg
口側。

あれ、目は?
目玉まで抜かれた!!??と探したら・・・
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ありました~。(爆)
アイちゃんより相当小さいです。(^_^;)

肝心のお口は・・・
d0318386_13382616.jpg
んー、思ったより歯は目立ちますね。
これだけ見てたらアオザメと変わらない様にも見えます。
現地のラムナはほとんど1cmに満たない小さい物が多いですからね~。

てな事で、今日はここまでー。(笑)
カマヒレがない分、30cmちょっとのサイズで、初めの大型アイザメと変わりませんでした。
なんとかすすめられそうです。

お借りした画像ですが・・・
d0318386_13423380.jpg
回遊するためか やはりアイちゃんより流線型の尖った鼻先。
マグロの様に逞しく太った体に 大きな背びれ胸びれ。
迫力ありますな。

そして、こんな風に水揚げされてるそうです。
d0318386_134497.jpg


今年、サメ展をやっていた小樽水族館ですが、なんと知らなかったけどネズミザメの解体ショーをやっていたそうで。
https://www.youtube.com/watch?v=c1pWV4Lit4g
途中までですが、youtubeにもアップされていました。
見たかったな~!!

では続きは、又!
もちろん献体はサメ初期隊全員に渡っています。v
キレイな解体ショーはもとろんさんに期待。
お忙しくてまだでしょうが、アルビ師匠のも楽しみです。

by jurijuri555 | 2014-12-29 13:56 | 生物 | Comments(12)

3つ目

先日、3つ目の標本を制作。

イタチザメの歯を使った物。(ピンボケ)
d0318386_20225512.jpg
ケースINにはちと大きくてギリだったが、
こうしたフィギュアがあるのは良いものだ。

イタチザメの歯は亀の甲羅も砕ける物で、ホホジロに次いで人をも襲う獰猛なサメだ。
先日のアイちゃんなんか可愛い物で、海水にいる時(濡れてる時)は歯なんか軟骨そのもので、
こんな可愛い歯に噛まれても大した事なさそう・・・と言うような事をもとろんさんもおっしゃっていたが
標本にして乾くと硬くなり、小さいながらも鋭くてこりゃ痛そう・・・と思う。
イタチザメの歯はアイちゃんのより大きいしギザギザで切れ味も良さそうで怖い。(笑)

体長3m前後(最大7~9mと言う報告もあるらしい)と大きいので
個人で解体して標本を作る・・・なんて出来そうもないが、
色んなサメの こうしたカワイイ標本は作って行きたいな~。

先日、小樽水族館で見た時は、現生のサメは130種以上で未確認の物もある。との事だったが、
目的には、
ネズミザメ上目
 ネコザメ目
 テンジクザメ目
 ネズミザメ目
 メジロザメ目
ツノザメ上目
 カグラザメ目
 ツノザメ目
 キクザメ目
 カスザメ目
 ノコギリザメ目
の9種に分けられるそうなので、
先に作ったメガロドンはネズミザメ目、ラブカはカグラザメ目と言う事なので目種的にはあと6種。
アイちゃんはツノザメ目だが、アイザメのフィギュアは見た事ない・・・。
それが問題。(笑)
歯はあるのにフィギュアが無くてこのシリーズの標本が作れない。(泣)
科は違うけど、ダルマザメのでもイイ?(^_^;)
ダルマザメのフィギュアなら持ってるんだけど・・・。
でもサメとしての形状が違うので そんな標本は作りたくないな~・・・。(^_^;)
確か、水族館で見た時も アイちゃんの上の歯の形(三角歯)のだけがダルマザメの上下の歯だった気がする・・・。
ツノザメらしい横の尖った台形系の歯じゃなかったしな~。

by jurijuri555 | 2014-12-20 21:09 | 生物 | Comments(10)

サメ顎歯標本完成♪

アイちゃん2号、乾燥を経て 完成となりました!!

まずは正面から。
d0318386_1333850.jpg
んー、やはり上顎の変形が少し気になるので、次回はもっと束縛プレイをキツくしないとダメですね。フフフ...
収縮率が1割ぐらいあるので、初めからギュウギュウすると違う意味で変形するので
少し余裕を持って・・・と言うより やはりマメに見て調節するのが良いと思われます。
あ、真ん中に転がってるのは頸椎骨です。
本当は脊椎骨を乾燥させて 化石で出るのと比べたかったのですが
頭しかなかったので首の骨で・・・。

私的には勝負は1日目2日目。
そして大体水分飛んだ2日目からは やはり少し乾燥速度を遅くした方が良いかもと思いました。
少しシワが寄った感もあるのでね。

では、裏と他の部位も見てみましょう。
d0318386_1338949.jpg
裏の蝶番の靭帯は残してあります。
でもそんなに目立たないでしょ?
だから、ヒラヒラプルプルとかも 神経質に取らなくても大丈夫です。
ゴシゴシやる方が本体を痛めてしまいますからね。

下歯。
d0318386_13404472.jpg
釣った時にでも取れたのか・・・一部前列がありませんでした。

上歯。
d0318386_13412524.jpg
こちらも1本欠けてます。

下顎の裏の代替え歯。
d0318386_13420100.jpg
4列スタンバイ。

上顎の裏の代替え歯。
d0318386_13423668.jpg


いやー、頑張った!!(笑)
まぁまぁの出来ではないかと思います。
自分で作ると愛着も湧きますね。
せっかくなので、その他の既製品と一緒に飾りたいと思い 又百均で網とフックを買って来ました。
d0318386_14144296.jpg
並べても 遜色はないですよね?(^_^;)

by jurijuri555 | 2014-12-15 13:57 | 生物 | Comments(14)

サメの顎歯標本作りマニュアル(?)~家庭編

さて、「家庭にある物で標本を作ろう」と言うコンセプトで、オキシドールだのホルマリンだの薬局にはんこ持って買いに走らなくても
普段から家にある物や安価の物で簡単に作りたい。と始めた訳ですが、
なんとかたぶん これで良さそう。と言う感じになったので(仮)マニュアルとしてあげたいと思います。(^_^;)

標本作りの前に用意したのは、工作用カッター(私はダンボール切る様な大き目のカッターを用意しました。替え刃も要ります。)・パイプユニッシュ・漂白剤・除光液・焼き網・梱包用の針金リボン・カニ食用スプーンです。
ほとんど百均でそろえられます。
又はそれに代わるものがすでにあれば買う必要はありません。
例えばカニスプーンは化粧品のクリームをすくうスパチュラや和菓子を食べるのに貰ったプラスチックの押切楊枝みたいなのでも良いです。
それぞれで工夫してみて下さい。

グロ注意

まずは2匹目のアイちゃん。
d0318386_12452166.jpg
ツノザメ目アイザメ科 たぶん「ウロコアイザメ」だと思われます。
関東から南部の地方の南の海で獲れるアイザメですね。
前回のアイちゃんより2周り程小さいです。
たぶん普段はこのぐらいのサイズだと思われます。(笑)
前回のがデカイ。

頭まんまを見てしまうと どうしても欲が出て頭骨ごとの標本を作りたい!!と思ってしまいますが、
初心者の素人にはハードルが高いです。
それは、魚の様に骨に身(肉)が付いているのではなくて、「軟骨」にゼラチン質がまとわりついてて それに肉が付いていると言う感じで、
肉だけ取ってもプルプルプルプルゼラチン質(コラーゲン?)がくっついていて これがなかなか取れません。
なので全てキレイにして骨格標本を作るのは難しいのです。
肉取りに3時間はかかるでしょう。(笑)
なにせお湯を使うと歯が取れるんですから・・・。軟骨なので高温に弱いです。
初めは顎の標本だけにしましょう。
だから 部位さえわかれば皮をむいたりとか手間をかけず、初めから顎の骨だけを切りはずせば良いので簡単に済みます。
ただし、皮の上からだと顎骨もわかりづらいので皮をむいて見ます。

まずは、頭側。
d0318386_13204966.jpg
点線で囲んだのが頭骨になります。
しかし動物の骨と違い 軟骨で半透明なので皮膚下の肌と軟骨との差がわからなくて皮を剥ぐときに削ってしまう事もあります。
ちなみにエラは5枚。ここに良く寄生虫とか付いてる。と聞くので 前回は怖くて見ませんでした。(笑)
今回はビラビラめくって良く観察。寄生虫も 残念ながら海グモも付いていませんでした。(^_^;)

裏の口側。
d0318386_13331187.jpg
ピンクの点線が顎。
水色の矢印が鼻の穴で、ここ押すとダラダラ鼻水が出て来ます。(笑)
たぶんロレンチーニ器官(電流を感じる)に関係あるのか?と。

顎骨に沿って 手も軟骨も切らない様に顎だけ外します。
サメの種類によっては顎の形状が違うので注意して慎重に。間違っても口の中から手を入れたりしないで下さい。
歯で手を切ったり、大事な歯が欠けたり取れたりしてしまいます。
上手くはずすと・・・
d0318386_13403589.jpg
舌とのどの奥が見えます。
この舌を付けた標本と言うのもありますので、次の段階はそう言うのに(口の標本)挑戦しても良いかもしれませんね。

さて、取り出した大事な顎歯を見てみましょう。
d0318386_13432435.jpg
あ、ごめんなさい。取ってコロンと転がしたので、またまた上下逆です。(^_^;)
今回は完璧!!!!ですね♪

このまま歯を傷つけない様に ある程度の赤身の肉を取ります。
柔らかいので手でも千切れます。
傷つけない様に上あごと下あごの交わる蝶番部分の前後に靭帯が付いていますが、その周りが取りづらいので
カニスプーンのフォーク型の方でソッとつついてこそぎ落とします。
ある程度の肉は薬品で落せますが、プルプルで隠れてしまう所は落ちづらいのです。
大体で大丈夫です。
そのまま、薄めたパイプユニッシュに浸けます。(10~20%液 のこり「水」の希釈で2~3時間程。濃くしたら短時間ごとに見てチェックして下さい。)
d0318386_13532814.jpg
ね、結構まだ赤身が見えるでしょ?
でも大丈夫。

3時間後。
d0318386_13545736.jpg
半透明のプルプルだけになりました。
液を捨てて 水に浸して洗います。(と言うか少し浸けておいて薬品抜き)

さて、ここからが大仕事。
先にも述べましたが、このプルプルは簡単には取れません。
カッターでこそぎ落としても良いのですが、軟骨に傷をつけない様に気をつけて下さい。
キッチンペーパーとかでつかんで引っ張ると取りやすいです。(その代り何枚も使う事になるのでエコではないですが・・・。)
後で洗うのが大変ですが・・・Jワイパーとかセーム皮とか水拭き取り用みたいなお掃除用の布?みたいなのでも良いですね。
でも、これもあまり神経質に完璧に取らなくても大丈夫です。
多少ヒラヒラついてても乾燥するとほとんど気にならなくなりますから。(^_^;)

私はこの時に 薄めたアセトン(除光液)の水に浸しながら掃除しました。
除光液を薄めたのは、市販の除光液には着色料が入っていて ピンクだのブルーだの色が付いてるので 原液で使って骨に色移りするのを防ぐためです。
なので効いているのかどうかは定かではありません。
この時に 蝶番の前後についてる靭帯のうち、前側のを切り取ります。(好みですが、見えてる方なのと 乾燥の時に引っ張られて変形の一因になる場合もあるかもなので。裏側は補強の為に切りません。)
これで尚弱くなったので乱暴な取り扱いは注意です。

あと、プニプニのゼラチン質は良いのですが、第一前歯の下にまで魚皮が入り込んでいますが、
無理に引っ張ると歯も取れちゃうので(結構グラグラな作り。種によると思います)、無理をせず、
歯根に沿って切り、歯の下に入り込んでるのは放置しても乾燥したら目立たなくなります。
あれこれの液同士が混ぜるな危険、なのでいちいち水に浸けてすすいで、
最後にかなり薄めの漂白液に短時間漬け
(当社調査では10分で除菌が出来るそうですが(笑) 漂白を考えると30分~せいぜい1時間かなー。濃かったりやり過ぎると歯が融けますよ。)
そして又水に浸けてすすいだら 乾燥に入ります。

組織固定のホルマリンに浸ける人は漂白の前ですかね?

乾燥による変形を避ける為に 束縛プレイをします。(笑)
お好みの口の開け方の位置で針金で留める。
べつに切っても良いと思うのですが・・・アイザメは頭骨と繋がってた2本の軟骨が長いのでここから変形するから
ここもしばりつけておく。
d0318386_1417143.jpg


たぶん常識的に水分は下に貯まる(上や薄い部分から乾燥して行く)と思うので 時間ごとに上下や表裏は返した方が良いかも。
で1日経つと・・・
d0318386_1430084.jpg
だいぶ乾いて来ました。
上顎の変形がやはり見え始めています。

乾燥2日目。前回の失敗作も並べて解説してみましょう。
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下が前回の失敗作ですが、
乾燥3日目に大体乾いたからと固定網から外したら、さらに上顎の2本骨が内側に曲がりました。(黒の①の部分)
又、ピンク②の部分からも潰れて曲がります。
加えて水色③の下顎もシャクレて来ますので、針金だけでなくさらに洗濯バサミを駆使して個定しています。(笑)
この位のシャクレなら歯が良く見えてイイ感じぐらいで済みますが・・・。

長い2本骨も実は半分は軟骨の軟骨(?)なので後で切り取り整形しますが、わざと固定しやすくする為に長いまま縛り付けています。
初めから切った方が変形が少ないのか それはわかりません。
ここは切るので直接洗濯バサミでつまんでいますが、他の本体は挟むと跡がついたり割れたりの原因になるので
網を挟んで形状を固定する道具として使う程度にして下さいね。(^_^;)

大体の水分が飛んだら 置く場所を変えたり軽くラップをしてみたり 乾燥を緩めるのも方法なのかもしれません。
それはまだ経験が少ないし、各個人の自宅によっても変わるので ご自分でよーく考えて乾燥させて下さい。
様子を見ながらこのまま5~7日乾燥 と言うところでしょうか。

とりあえず、手順としては こんなトコで大体正解なのでは? と言う感じで。(^_^;)
プロから見たら全然違うかもしれませんがー。

あと、今回のアイちゃん、釣り針でもかけられたのか 顎の内側が傷ついていて血が回っていました。(泣)
漂白を長くしたら取れたかもしれませんが・・・歯を一番に考えたら 内側ドス赤黒い標本になってしまいました。
それが残念。
でも、歯は完璧な標本が出来ました♪
(まだ乾燥も完全ではないので今後の変形も怖いですけど。ここはプロにコツを聞いてみたいですね。)

てな事で、サメを入手する機会がありましたら お試しあれ。

by jurijuri555 | 2014-12-11 15:07 | 生物 | Comments(14)

下実験と本実験

アワアワと本番に臨んで(失敗して) スッカリ忘れていましたが、
順番的には・・・こうだった。と言うのを。

グロ注意

まずはトン足実験。
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とってもわかりづらいですが、
左タッパーが煮て・肉外して・ポリ●ントをしただけのもの。
右のタッパーが、煮て・肉外して・ポリ●ントして・漂白したもの。
コップの中のが、煮て・肉外して・ポリ●ントして・アセトンして・漂白したもの。
ここの段階では見た目に特に変わりはありません。

これも失敗したのですが、
とにかく煮て煮込んで 始めからバラバラにする事。が第一段階のコツですね。
そこそこ煮たつもりなのですが、軟骨(蝶番)部分が硬くてまだ外れない部分があって、
そのまま薬品に浸けても浸み込まないのでキレイになりません。
そう言う部分があると やはり汚いし臭いですね。(^_^;)
ま、これは又ヒマをみつけてやり直してみたいと思います。

サメレプリカ標本。
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これはおもちゃですが・・・。
こういうのも見て、構造を知っておくのも大切ですね。

さて、今日はラスト1。私の予備のアイちゃんでツノザメ目の最終本番の標本作りをしました。
その詳細は又次回。(^_^;)
2回目なのでサクサク出来ました。(途中まではね)
今日は部位の話だけ。
慣れたもので 狙いは顎だけなんだけど、とりあえず撮影の為に皮だけは剥きました。(苦笑)
ヒレと目を外して。
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ヒレは湯引きしてヒレ先に向かって皮を引っ張るとスルリとキレイに剥けます。
あと、頭肉(下)とほほ肉(真ん中)。
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煮物にします。

あと、今夜はサメ肉でサメフライ。
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サメ肉でフライを作る時、
下味をつける事。(塩・コショウなど)
なじむまで少し置く事。そして水分を出す事。
肉が水っぽいので、そのままじゃイマイチかな~・・・。

少し濃い目の味付けで煮物にするのが 今の所一番美味しいです。
味が染みると肉もホロホロでフワフワで美味しいですね。

バター利かせてムニエルも美味しい。と言ってる方も居たので、今度は残りはそうして食べてみようと思っています。

で、部位の話に戻って、今度こそ 水晶体を標本として残しました。
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ホルマリンではなくて、この後 泡盛を注いで酒漬けにしました。(笑)

by jurijuri555 | 2014-12-09 23:35 | 生物 | Comments(6)

くらべる

サメの顎歯標本作りを通して 学ぶことが沢山ありました。

サメの体の作り、各部位の位置・形etc...
そして化石ではわからない顎の作り、歯の並び。
化石では歯1本でしか出ないので、なかなか元の物は想像出来ません。
本物を見て 初めて理解出来ます。

今回の顎歯の標本でも 顎の骨もどちらかと言うと軟骨で、
この顎歯のまま(動物で言うと頭骨)の化石が出ないのも改めてわかりました。

とりあえずは、失敗作のなれの果てを・・・。(泣)
再整形して乾燥させたものの やはり顎の軟骨が更に傷んだ事と居間で乾燥させた事で変形してしまいました。
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あと、色が黄色くなってしまいました。
漂白はしたのですが、油脂抜きは今回しなかったので そのせいなのか、まだ薄い膜でも残っていたからなのかはわかりません。
顎の上下の中央が元々くびれた形のせいか、そこから歪む事が多いようです。
そして、骨の厚みが場所によって違うので 乾燥の進みの差からも歪む様です。

熟練者はこのゆがみを防ぐ方法を色々と研究している様ですね。
私はもう今からはどうしようもないので、一応ホットボンドで仮留めしてあります。(^_^;)

上から見た図。
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わりと内側の次の代替え歯は残っています。(^_^;)

上もかろうじて少し・・・。
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前歯しか残っていない顎。
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上歯などトホホ過ぎる状態ですね。(泣)
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まぁ、標本作りは初めての挑戦と言う事で 失敗してしまいましたが、
本来の目的は、『古代のサメと現生のサメを見比べる。』と言う事です。

サメ地で採集したツノザメの歯。(採集者はアルビ隊長)
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そして、今回入手した ツノザメ目アイザメ科のサメの歯。
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どうです!?下歯など、まったく同じではないですか!!!!
これには皆で感動しました。
そして、上の三角歯をツノザメだとは見逃している事に気づきました。
今後は、この上歯の化石も見つけてみたいです。

とても実りのある実験だったと思います。

by jurijuri555 | 2014-12-07 00:23 | 生物 | Comments(10)