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カテゴリ:海( 189 )


怪しいウニ講座

間違いなく、春ですね~。(笑)
日中も10℃以上の日が続き、夜間も+です。暖かくは感じないけど・・・。

しかし、目の前には去年のでしょうが、シラカバの穂(雄花)が大量にフサフサゆらゆら揺れていてゾッとすると共に
どうにも気になる体調面があり、GW前に解消するべく病院通いをしているワタクシです。(^_^;)

昨日は長年気になってる親不知を ドーンと抜いてくれ。と一見で歯医者に飛び込んだが、
(いつもの所はノラリクラリと引き伸ばし 歯は虫歯になり しょっちゅう歯茎が腫れるので)
抜けるけど(口腔外科なので)やはり残した方が良いと 虫歯の治療を始められた。
わかるんだけど、本来無い所に歯が生えてると 口腔内の小さい狭い自分は、
歯茎も頬肉も親不知に当たって(と言うか押されて?)痛いんだよねー・・・。

痛いと言えば、十二指腸辺りが痛くて、良く仕事中とかにもぶつけるから アバラかな~。とか思っていたんだけど
丁度その頃に同じ場所に湿疹が出来て痒かったのだが、それがいつまで経っても治らなくて
今度は患部の皮膚の下まで痛いんだよねー。
で、十二指腸だと思えば腰も痛いし すい臓がんか?とか気にしているうちに本当に今度は胃が痛くなっちゃって、
どこへ行って良いかわからなくて家から一番近いのが皮膚科だったので先に皮膚科に行ったが休診日で、
仕方なく内科に行くと 十二指腸は反対側です。と言われ(爆)(爆)
湿疹は帯状疱疹かも?と言われたけど 水ぶくれとかはなっていないし、
本当に痛くなった胃薬だけ貰って帰って来た。
今度は改めて皮膚科と もしかしたら助軟骨骨折かもしれないから整形?も行かなくちゃ・・・か?(苦笑)
まったく、まさに「年寄りの病院回り」をしております。(^_^;)
あちこち痛くて困りますわ。

ま、この際 気になる所は治しておくのは悪い事ではない。と開き直っています。

そんなくだらない話は置いといて、本当は先日の旅行の「おまけ」として採集化石のクリーニング後の話をしたかったのですが、
なかなか時間が取れず進んでいなくて、
関心度は低いでしょうが ビーチコ品のウニについての御話をしたいと思います。

当時、Kさんに これは何ウニ?と聞かれて 普通にバフンとアカウニだと思いましたが、
いや待てよ。キタムラサキって事も北関東なら有り得るのか。とか思い始めると ハッキリ断言出来ず、
帰宅後にルーペで見直して 管足孔の数で、やっとバフンとアカウニと確定出来た。
ここまでは前回の話。

しかし、ここで又 なんだか私の空間認識能力・・・右脳が ウーン???と納得行かない感じがしてモヤモヤ。(^_^;)
人にまでウソ教えて 自分でも間違って覚えたら気になるので、(これが胃痛の原因か?(笑))
化石のクリーニング前に ウニ殻色々引っ張り出して確認してみた。
d0318386_16552613.jpg
まずは軽く バフンウニの方。
上左が道産のエゾバフンウニ。上右が北関東の海岸で拾った物。
下2個が南方のバフンウニ。

下の様に緑色の部分が多く鮮やかなイメージがあったので 北関東のバフンを見て柄で エゾバフンにも見える・・・
と一瞬悩んでしまいました。
しかしこれは患足孔さえ見えればすぐ解決します。
d0318386_17073876.jpg
これがバフンウニの管足孔。
ほぼ横並びに間隔を開けて4つ(4組)です。

比べてエゾバフンウニは5つです。均等に並んでいます。
d0318386_17094114.jpg
これがわかれば大きさ(幼体かとか)や色柄で迷わないと思います。
現地では老眼鏡は持ち歩いていたが、ルーペを持っていなくて見えなかった。(^_^;)
 
 
やっかいなのが、キタムラサキ系。
d0318386_17114684.jpg
上の大きいのが道産のキタムラサキウニ。 左が実は道産の 北米のオオムラサキウニの幼体ではないか?と言ってた物。
右は南方のアカウニで、下が今回北関東で拾ったアカウニと言った物。

北関東のウニを キタムラサキかも。と言った理由は、
キタムラサキウニの幼体に緑の者が居る事。住んでる環境や食べ物で緑の殻の個体も居る事。
ただし、同じ浜に棘残りのウニも落ちていて、棘も緑だった事と棘の長さが短く感じた事でアカウニではないかとも思った。
棘の長さ比べをすると ここを参照して下さい。http://www.jf-ymg.or.jp/zukan/uni.htm
本州のバフンも棘は短いけど エゾバフンはもっと短くて、キタムラサキは黒くて長いんです。
ただし、長いと言ってもガンガゼみたいに長くはないし 極普通にウニって感じ。
幼体からして異常に長い訳ではないだろうけど 紫や赤紫なら考えられるが棘も緑?と思うと
(や、殻も緑なんだから当然アリなんだけど)
南方から生体で貰ったアカウニは、棘が白かったり赤かったりと個性が多く、
本州で拾えるアカウニの殻は緑なのも見た事あったので、アカウニかと結論付けてしまった。

ここでムラサキウニの事を1mmも思い浮かべなかったのは、ムラサキは管足孔が7-8個だから。
d0318386_17341035.jpg
それに ムラサキウニはナガウニ科で、オオバフンウニ科の上記達とは違うんです。
殻もバフン達もわりとシッカリしているけどムラサキはもっと丈夫な感じで、殻の表面もツヤツヤしています。
(ビーチコ品で擦れて古い物だとわかりづらいかもしれませんが)

で、モヤモヤして良く見ると
d0318386_18005142.jpg
アチャー、これら4つ共全部 管足孔が6つなのでした。(^_^;)テヘ
棘の並びも良く似てる。これは別の所で見分けるしかない。
あとは、歯(アリストテレスの提灯)の付け根 周顎骨って言うの? 殻の口の内部に残る5個の Д 型の骨の形と
生殖板で見るしかない。
同種のせいか このД骨は同じに見えたので 生殖板を並べて見た。

まずはキタムラサキ。
d0318386_18174202.jpg
テッパン的に五稜郭型(星型)ですね。
ついでに比べる為に各部の名前を覚えてしまいましょう。
d0318386_18191204.jpg
生殖孔は1つしか書いていませんが、それぞれの生殖板の穴からシューシュー卵や精子が吐き出されます。
ちなみに眼板と書かれていますが、そこがウニの目ではありません。
体全体の棘などで光などを感知している様です。
実際には眼を持たないウニだが、その視覚的能力はオウムガイやカブトガニなど眼を持つ海生の無脊柱動物に近いと言われているそうですよ。

それは置いといて、比べて行きましょう。
d0318386_18293869.jpg
こちらがアカウニ。
 
d0318386_18303839.jpg
これがちょっと暗くなって見づらいけど 北関東のウニ。
 
d0318386_18314984.jpg
これは謎のオオムラサキウニもどき。

どうですか? わかりますか?

キタムラサキウニの第二生殖板以外の生殖板の根元には、目立つ大棘の跡が1つあります。
比べてアカウニの方は、生殖板全体自体が星型と言うよりドーナツ型で、棘跡はありますが、「大棘」と言う程でもない様な・・・。
そして北関東のウニは小さいながらも星型に張っていて大棘の跡も目立ちます。
と言う事で、アカウニではなくて北関東のウニはやはりキタムラサキウニと言う事になりますね~。(たぶん)

それから謎のオオムラサキについては、生殖板全体の形は五稜郭型になっていますが、第一生殖板以外は大棘(?)跡はなく、
第二生殖板の根元はキタムラサキもアカウニも小棘跡が3列に対して 謎のオオムラサキは5個並んでいます。
ただし、小棘の数は 個体の大きさなどにもよるので、絶対な判別の決め手にはなりません。(^_^;)

あと 良く言われる判別の1つに 殻の高さもありますが、アカウニは平たい。と言われるのですが、
他のウニの中でも 殻の高さも個性があり、必ずしもの決め手にはなりません。
結局 総合的に見て行くしかないのですが、なかなか難しいものですね。(汗)

で、謎のオオムラサキウニもどきの正体はいかに。(笑)

面白いですねー!!
 
 
と言うお話でした。


by jurijuri555 | 2018-04-24 19:34 | | Comments(2)

博物館三昧旅行Ⅱ-②~大洗水族館 その2

さてさて、続きです。
アクアワールド茨城県大洗水族館には、もちろんサメ以外の飼育展示があります。

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ツガルウニ。
なぜかグソクムシやヒタチオビ、コシオリエビ(?)達と仲良く暮らしています。(笑)

テズルモズル~。
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カブトクラゲだっけ?
d0318386_19060136.jpg
などの棘皮。
 
 
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ミドリフクサアンコウ(?)や
フウセンウオ
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ムツゴロウ(?)
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などの可愛い魚から、
デッカーーー!!なマンボウの展示まで。
d0318386_19212148.jpg
実際に近海であがったものだそうですよ。
海はスゴイな~。

そしてカイメンを宿にしちゃうヤドカリに
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ヤシガニまで。(笑)
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となりには、大きなムラサキオカヤドカリも居ました。(^_^;)
こちらのムラサキさんは、うちのデッカさんの4倍ほども大きかったです。ヒエーッ

そして、丁度 企画展の「毒ラボ」をやっていたので見ましたよ。
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痛そうなオニヒトデ。
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あら、可愛らしいスベスベマンジュウガニにも毒があるんですねぇ~。
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あとは、良く知られるエイやガンガゼも展示されていました。
 
 
そして、見学したのと同じぐらいの時間をかけて(爆) お土産店をジーーーーーックリ堪能。
(お買い物品は後で公開)
 
 
水族館を楽しんだ後は、Kさんにご案内して頂いて こちらの白亜紀層の出た海岸でビーチコ。
d0318386_19390834.jpg
よく調べもしないで行ったので 残念ながら満潮時とか。
それにこういうのは「お日柄」なので 行ったからと言って何か化石等が拾える訳ではありません。
運が良ければ、貝化石やサメ歯などが拾えるそうです。
うーんサメ歯欲しかったー。(笑)

私が拾ったのは、タカラガイ~。
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小さくて、まぁフツーの物なのでしょうが。(^_^;)
あとはウニ。
d0318386_19501535.jpg
バフンと これは何だろ。アカウニ・・・。キタムラサキの方なのかな~。(^_^;)
殻も緑色で小さくて幼殻なのか 地域性なのかわかりません。
の2種が打ち上がっていました。
(今自宅で漂白していて、なんか本州まで来てエゾバフンとキタムラサキな気がして来てガッカリ・・・?(笑))
本当は、ブンブク類が無いかな~?と思ったのですが・・・。
本州は、場所により ガラス壜とかも打ち上がるそうですが。
そうそう上手くは行きませんよね。(笑)

日が傾いてきたので撤収、散開。
Kさんと分かれ、今夜のホテルに向いました。

途中、晩御飯は何を食べようかな~。とキョロキョロしていると(素泊まりなので)
「山岡家ラーメン」は こちらにもあるけれど、
ぴゅっ飛び餃子だとか いかにも肉汁溢れていそうな、なんともそそられる看板のラーメン屋が目を引きます。(爆)
そう言えば、ケンミンショーで見た事ある様な・・・。
気になって1つの支店に立ち寄ってみました。

中はなんとも不思議な空間・・・。(なぜゲーセン?とか。(笑))
普通に札幌ラーメンとかもメニューにありましたが、ここはやはり「にんたまラーメン」。
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餃子も気になりましたが、さすがにそこまで食べられない・・・。
と思いましたが、今思えば残しても頼んで食べてみれば良かったな~と後悔。

おなかも満たされ、ニンニク臭~くなってホテルに到着しました。

いつもの様に寝るだけ。なのでビジネスホテルを予約していましたが、
予想に反して セミ(?)ダブルベッドで広くて 部屋もキレイ~♪
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ベッドの上のは水族館で買ったお土産の棘皮たちです。(爆)

そう、一番に飛びついたのは、このバフンウニクッションでしたー。(爆)(爆)
こんなのあるんだ~♡
そして、持っているのと違う柄があったのでヒトデのぬいぐるみマグネット。

あとは、Tシャツとかサメとか。(爆)
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海岸採集では、化石もブンブクも採れなかったけど
Kさんが、お土産~。って現世貝とかウニの化石を下さって、ホテルで少し広げて見ると
本州のヒタチオビとかその他の貝殻を沢山と なんと四紀ブンブクウニの化石が。
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ワーイ!!
スカシカシパンも今度完品が採れると良いですね。私の為に?(爆)(爆)

ほとんど寝ないで前日から動いていたので こちらもキレイなバスでシャワー浴びたら
速攻でウニクッションを抱いて撃沈しました。


by jurijuri555 | 2018-04-16 21:33 | | Comments(2)

博物館三昧旅行Ⅱ-①~大洗水族館 その1

人生の中でやってみたい事、見てみたい物を叶える終活の中の
「気になる博物館を見る」シリーズその2 として、4月13-14日で北関東方面(?)へ行ってきました。

1泊2日の中で目的は、サメ水族館の1つ 茨城の大洗水族館の見学と
つくばのJaxaと地質標本館の見学、私の好きな 海と鉱物(&化石)宇宙の全てを満喫する旅です♪

本日はその第1弾のレポートを。

1日目、朝一番の便で千歳空港をテイクオフ!!
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休暇を取る、朝一番て事で、もちろん仕事明けの不眠不休です。(^_^;)
てな事で、飛行機の中で爆睡。
アッと言う間に成田空港まで。
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見えてるのは、九十九里浜かな~?
歩いてみたかったけど、今回は立ち寄る時間なし・・・。(泣)

レンタカーに乗り換えてGOGO!!
あー、又「本州の道」だな~。(笑)と思いながら運転し 大洗水族館に到着!!
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ここではいつも貝や化石を分けて下さるKさんと待ち合わせしており、一緒に回って頂きましたー♪

ドドーン☆
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キャーーーーーッ♡
さすが大洗水族館!! いきなり入口からサメです。(笑)
食べられちゃいました。て、自分からイソイソと入ったんだけど。(爆)(爆)

そしてサメ三昧。
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コロザメ~♡
寝てる。(笑)

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上を見上げるとウバザメ?
迫力~。

そしてサメ水槽!!
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コバンザメも張り付いてる。(笑)
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他にも沢山のサメを飼育しているのですが、ショボイコンデジでは厚いガラス水槽と薄暗い中では
動くサメを上手く撮る事が 取説も読まない私には出来ません。(苦笑)
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これらの種を飼育しているようなのですが・・・。

撮れるのはジッとしているネコザメとか。(^_^;)
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ネコ可愛い♪

これは?
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シロワニの剥製。
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ホホジロの剥製(?)と歯。(イタチの歯も)
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メガロドーン!!
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そして、なんとなんと!!
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サメの卵を(羽化済の皮)
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触れる~!!!!!
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すごーい♪
 
 
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つづく・・・


by jurijuri555 | 2018-04-15 12:58 | | Comments(4)

豆ウニ

気になってたマメウニの続き やっとまとめられたので投稿。

まずはおさらい。
「マメウニとは」、
棘皮動物門ウニ綱タコノマクラ目マメウニ科に属する海産動物の総称。
世界最小のウニ類を含むグループ。
直径1cm未満で、表面は微小な棘で覆われる。
口は下面中心に、肛門は口と殻縁の中間部に位置する。体色は白色から淡黄色。
水深数十mの砂泥中に産する。
日本近海には、殻が丸みを帯びたニホンマメウニFibularia japonica、ミナミマメウニF. ovulum、
ナガマメウニFibulariella acuta、殻が平たいボタンウニEchinocyamus crispusなどが産する。

とあるが、種族で表すと正確には、
タコノマクラ目の中の科の1つで、上記では全部マメウニ科の様に読み取れるが、
Echinocyamidae 科 (実は和名は正式に付いていないのだが、付けるなら ボタンウニ科)
とマメウニ科に分かれていて

ボタンウニ科に
  Echinocyamus van Phelsum, 1774 ボタンウニ属があり、
    Echinocyamus crispus Mazzetti, 1893 ボタンウニ が居る。

マメウニ科に マメウニ属と コメツブウニ属があり、
  Fibularia Lamarck, 1816 マメウニ属 には
    Fibularia japonica Shigei, 1982 ニホンマメウニ と
    Fibularia ovulum Lamarck, 1816 マルマメウニ が。

  Fibulariella Mortensen, 1948 コメツブウニ属 には、
    Fibulariella acuta Yoshiwara コメツブウニ が居る。

なので、ボタンウニは別の科だし、
こうして見ると コメツブウニ(ナガマメウニ)は属が違うので「マメウニ」ではないとわかる。
acutaの事を「豆」ウニと言っても良いけど(小さいウニと言う意味でなら)
正確にはマメウニ(科)の一種と書くか 和名で言うならコメツブウニと書いて欲しい。

又、上記ではovulumをミナミマメウニと書いているが今は(?)マルマメウニと言うらしい。
 
d0318386_13230772.jpg
左上がタマゴウニ。(Echinoneus cyclostomus タマゴウニ科でタコノマクラ目でもないEchinoneoida 目)
ま、「豆」ウニの一種として。
右上はボタンウニ。
左下がマルマメウニで
右下がニホンマメウニの一種と言うか和名がないのでカイガイマメウニとか
クリベルムマメウニ(英読み)か・・・。(^_^;) Fibularia cribellumとなるのか・・・。(の意味は後で)

マルマメウニは名の通り丸々していて厚みがある。
d0318386_13233136.jpg

これがコメツブウニ。
d0318386_13234743.jpg
右はタマゴウニだが、
上記のタマゴウニはちいさくてマメウニ類と混同されそうが タマゴウニは本来2cm以上になる大きい物です。
数mmのコメツブウニと比べるとこんなに差が出る。
 
 
又ウィキによると「マメウニ」には、
現世種6種
Fibularia cribellum de Meijere, 1903
Fibularia japonica Shigei, 1982
Fibularia nutriens H.L. Clark, 1909
Fibularia ovulum Lamarck, 1816
Fibularia plateia H.L. Clark, 1928
Fibularia volva L. Agassiz, 1847

化石種21種
Fibularia abrardi Lambert, 1924 †
Fibularia africana Checchia-Rispoli, 1929 †
Fibularia alabamensis Cooke, 1959 †
Fibularia barbadosensis Kier, 1966 †
Fibularia cimex Lambert, 1938 †
Fibularia cyrenaica Checchia-Rispoli, 1929 †
Fibularia damensis Kier, 1972 †
Fibularia dubarensis Kier, 1957 †
Fibularia excavata H. L. Clark, 1945 †
Fibularia farallonensis Cooke, 1961 †
Fibularia gracilis (Tournquist, 1905) †
Fibularia gregata Tate, 1885 †
Fibularia jacksoni Hawkins, 1927 †
Fibularia junior Lambert, 1928 †
Fibularia kieri (Tandon & Srivastava, 1980) †
Fibularia minuta Palmer, 1949 †
Fibularia rhedeni Lambert & Jeannet, 1928 †
Fibularia sadeki Lambert, 1932 †
Fibularia sandalina Szorenyi, 1953 †
Fibularia scrobiculata Lambert, 1931 †
Fibularia sulcata Lambert, 1928 †
があるらしい。

なんでも画像を勝手にお借りする訳には行かないので(汗)
こちらを見て頂くと もう花紋もわからん管足孔の穴あきマメウニだけど
http://www.sciences-de-la-terre.com/Fibulariidae.php
ニホンマメウニFibularia japonica は花紋の穴全体が中央に寄っているが、
みなさんももってる穴あきマメウニも私のも 日本で採れるが
Fibularia cribellum と言う種の方では・・・と思われていて
意外とニホンマメウニを見ない。
なのにコレ(cribellum)には和名はない様だ。(?)

又、このページ内にある
 Echinocyamus platytatus
も日本では見ないのか。
 
 
そして正確ではないかもしれないが、日本で出るマメウニの化石種としては、
Fibularia acuta Yoshiwara
Fibularia australis Desmoulins
Fibularia craniolaris (Leske)
Fibularia cribellum De Meijere
Fibularia ounlum Lamarck
Fibularia species
とある。
Fibularia acuta Yoshiwara はFibulariella acutaの事で何度も言うがマメではなくてコメツブウニ。
ここからして間違ってる・・・。

又、ボタンウニの化石と言えば 瑞浪でも出るらしいが、
誰が検証したのか みなさんEchinocyamus crispusと書いているが 見た目はそうは見えない。
特に裏側のお尻の穴が下過ぎる。
「肛門は口と殻縁の中間部に位置する。」と上記にも書かれているが、
たぶん瑞浪の物は前回も書いたが、Pseudastrodapsisの仲間のミニカシパン類じゃないの?

ボタンウニでは日本古生物データベースでは、沖縄の
Echinocyamus crispus Mazzetti
Echinocyamus prostratus Nisiyama
が載っている。瑞浪産のボタンウニの表記はない。
瑞浪産のカシパン類が載ってるのは、Kewia minoensis
他にも
K. elongata(Nisiyama、1940)
K. nipponica (Nagao。1928)
K.parva(Nisiyama、1940)
が日本で出ている。
もう一度 調べ直してみては・・・。
決して 化石と現世を離して考えてはいけない。が、又、安易に同じ種とも考えてはいけない。
と最近思います。

コメツブウニなんか 良く見ると形状の違うものがあるのでは・・・と言われているそうで、
米粒型と卵型があると言われていて(難しい判断だが)、こんな感じかな~。
d0318386_13504061.jpg
ええ~・・・っ・・・もうボタンウニの幼体ではないかとも思えるが(私の献体が間違ってるのかもしれないが)
「コメツブウニの卵型個体と米粒型個体における叉棘の形態的相違」と言う論文が出されていて、
要するに感じの違う二者を生体で調べると叉棘(さきょく)
 http://bios.sakura.ne.jp/gf/2003/uni.html
が違うので別種だろ!! って事らしい。
かーーーーっ、もう見えん世界だわ。(汗) 乙です。
 
 
違う・・・と言うのと少し変るが、又化石に戻って、
同時にいつも謎に思っていたが サンショウウニ。

サンショウウニは、
Temnopleuridae A. Agassiz, 1872 サンショウウニ科 の
  Temnopleurus L. Agassiz, 1841 サンショウウニ属のウニで、
    Temnopleurus apodus シロツブサンショウウニ
    Temnopleurus hardwickii キタサンショウウニ
    Temnopleurus reevesii ハリサンショウウニ
    Temnopleurus toreumaticus サンショウウニ
の4種が日本に居るらしい。

サンショウウニは、内湾の砂礫(されき)底に産する暗緑褐色のウニ。殻径4cm、棘長1cm以下。
裸殻の表面に多数の溝や孔が彫り込まれていて、植物のサンショウの木肌に似ているところから名づけられた。
棘の色には変異があり、黒っぽいものから明るい紫紅色のものまであるが、つねに濃淡の横縞を有する。
本州中部以南、インド洋、西太平洋の浅海域に分布する。
近縁種として、棘の根元が黒いキタサンショウウニT. hardwickiiと
肛門が中央 部から外方にずれて開口するハリサンショウウニT. reevesiiがある。
 <参照>
 http://rimi.or.jp/dobutumenu/c/echinodermata/
 キタサンショウウニ
 ちなみにニホンマメウニも載ってる

 http://diving.tank.jp/sports/fish/etc/kyokuhi/u19_harisansyo.htm
 ハリサンショウ

で、化石のサンショウウニをみんな「キタサンショウウニ」Temnopleurus hardwickii
と言うが、どこで普通の緑のサンショウウニと見分けたの???
棘の根元が黒いとか化石で見分けられる訳じゃないのに・・・。
殻の違いを教えて下さい。
サンショウウニの棘は扁平であるが、キタサンショウウニは扁平でない、ってのも見たが
全産地、棘も出ているって事なんですね。ねっ。
キタサンショウウニ、北海道道南まで生息地になっているが、現世を見た事もなくて
かなり疑心暗鬼で神経に触る種なんですよね。(笑)
是非是非 生体を2個欲しいデス!!!(生体標本と殻標本にしてその他のサンショウと比べるのに)
 
 
又余談ですが、サンショウウニ科にはサンショウウニ属の他に
Temnotrema A. Agassiz, 1864 コデマリウニ属があり、
  Temnotrema sculptum A. Agassiz, 1863 コデマリウニが居る。
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これ???
なんか色んな柄と色があるらしく、赤や茶のも持っていた様な気がするんだけど どこへ行ったか・・・。
小さいと コデマリなのか別種の幼体なのかわからないし管理にも困るわー。(^_^;)


参考にその他 ミニウニ・ボタンウニ の参考サイト
http://www.jagvives.jazztel.es/presentaciones/clypeasteroida%201.htm
ただし、私のPCではセキュリティー最強にしているので見られない。(笑) とだけ伝えておきます。
特に脅威はないかと思いますが 自己責任で。

他にも 色々と気になる事はあって、ミニカシパンの話に戻ると
Scaphechinus  ハスノハカシパンの化石についても
なんでもハスノハ S. mirabilis と書かれているが、
S. tsudai(Morishita、1950)
S. griseus(Mortesen、1927)
S. raritalis(Nisiyama、1951)
など他にも ホクヨウもね、日本では出ているので
ちゃんと見てねー。って前回も言ったけどね。
あ、間違った~。なんてアルアルだけど 私みたいなドシロートはすぐ信じて間違いのルーブの始まりになり
あとあと大変苦労するので、ソコんトコよろしく。みたいな。(丸投げ)
ほんとシロートがあれ?と思って調べるのは大変なのよ・・・。デラ疲れた。(笑)
 
 
本日の生体標本。
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マツカサウニ (右は殻)
 今年の私の年賀状のウニですね。(^_^;)
 松と笠とか なんだかめでたそうな気がして・・・。

こちら、普通は手のひらに乗るサイズが一般的なのですが、たまーにデカイ奴が居て(いや大きくなるんだけど)
15cmオーバー、20cm弱、大きな物で初めはマツカサとは思えないぐらいでした。
殻にしてしまいたい所だけど 小さな個体の生体標本は持っていましたが 見事な枝っぷり(笑)なので
まんま標本に・・・。
生体でしたが、生きウニも超可愛くて どの種より好みの動きでした。ウニウニウニ・・・
失敗したー。早々に設備投資しておけば良かったな~。しかし温帯生物は温度管理も神経使うし
まだ少し難しいかな・・・。

で、その他の部位の観察。
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意外と太い棘。何か付いてる・・・。
初めはフジツボとか???と思ったが
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アンモみたいな・・・有孔虫?ゴカイ?
これは???
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赤いのは何でしょうね。
中身入り有孔虫?


by jurijuri555 | 2018-04-01 06:30 | | Comments(6)

ヤド貝採りに春の海へ

突然日中10℃を越える日が続き、急に春めいて来ました。
札幌は例年より雪が少ないせいか(?) 職場の裏庭の積雪もスッカリ融けて フキノトウが芽を出しています。
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あ、でも街中の話で 山はまだまだ真っ白ですけどね。(^_^;)

札幌市は降雪が少なかった(ドカンと大雪が降る日が少なかったので降っては融けしていたのでそう感じる)上に
除雪・排雪がメチャクチャ早くて行き届いているので(個人住宅街は別。町内会費で排雪依頼しているのでその町内の資金力による。)
幹線道路近くはほとんどストレスフリーです。

そんな春を感じる中、むらさんがガサゴソ落ち着かなくて、脱皮か???と気になるが、
気が付くとアレコレと入れ替えながら常時数個の替え貝を入れてあるのに デッカさんでさえお着替え遊びもしなくなり
最近は誰も宿替えをしていません。
これはいざという時に困りますね~・・・。と思っていたので
ここはそのまま春を求めて 南の海に貝殻採りに行くべきですね。と出掛けて来ました。

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春~♪な南東の海ですが 気温6℃風速は6-7mです。ヒーーーーーーーーー!!
又ですか。(^_^;)
お天気は良いけど 春一番・・・じゃないけど連日風が強いのですよね~。

一番初めに見つけたのは、獣骨でした。
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アザラシ系かな~。

しばらく歩いて、やっと今年初のヒタチオビを見つけました。
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結構歩いている足跡があるので もうガラス浮きとかは無いのかな~。とガッカリしていると
チビ赤玉の塊が・・・。
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これはいらね。(^_^;)

風がすごくて、ずーっと向こうまでは歩けないかもな~。
どこまでで諦めて戻ろうかなぁ・・・と ヘコたれかけていたら、
はうーーーっ!!!!!???♡
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超デッカ ヒタチオビを拾いました!!!!
コレは今までで最高かも。(ほぼ完品の殻として)
それでも20cmは切れそうです。いつかは20cmオーバーの完品を拾ってみたいです。
近くには、完品なら20cmは超えそうな殻の破片が落ちていました。きっと大物現物は居るのです。
でも・・・

干潮なので潮が引いて来ました。
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ここも沖には岩場があるので、流された貝もぶつかって割れてしまうんですよねー。
そして、あんまりフレッシュな殻は見た事がない。(中身入りとか ものすごくキレイなのとか)

なのに嬉し悲し、実はこの大ヒタチオビの中には少し中身が残っていた様で
ヤッターーー!!と写真撮った後にダラ~・・・と汁が出て来て・・・。
もーーーーーーーのすごく臭くて捨ててしまいたい衝動に襲われました。(爆)(爆)
気付かず、手袋にも汁が付いて臭いし、手も臭いし、
海水で少し洗ったけど もう「くっさ!! 激くっさー!!(泣)」とつぶやきながら 戦意喪失してUターンして戻りました。(苦笑)

帰りは向かい風で、強くて歩いても歩いても進まない感じで
臭い手袋履く気になれないけど 気温はあっても風のせいで手も冷たくて、
かなりブーたれた感じでうつむいて歩いていると(前を見て目をあけてると砂が入る)
おおっ♪
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砂に埋まったガラス浮きを1個だけ見つけました♪
沢山もってるんだけど やっぱり拾えると嬉しいです。
川口でした。

あとは、戻ったついでにスタート地点から反対側も少しだけ見ると
なんと タテゴトナシボラ だっけ?
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割れてたけど 見つけちゃいました。
あるんだー・・・。
あ、正確には、ミギマキタテゴトナシボラ か。(^_^;)

あとは、久々にヒゲマキナワボラも1つ拾って ホクホクで帰途につきました。
速攻で近くのコンビニに寄って手を洗ったけど。(爆)
 
 
本日の成果。
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イソバナみたいな形の海藻(?)の右下にあるのが、エゾオオノガイの現世の殻だと思います。
コレらの他に海獣骨(脊椎骨)が3個。(汚い(茶色)のもあったので速攻で漂白したので写っていない。)

あとは新たに海水もゲット。
ヤド殻はアヤボラが3個のみでした。デッカさんサイズ2つと小さいの1つ・・・。
ボラは沢山落ちてるんだけど、完品がほとんど無いのですよね~。
ヒタチはお気に召さないみたいだし、お好みのを探すのが難題です。トホホ


by jurijuri555 | 2018-03-30 15:43 | | Comments(4)

今年初ヤド水汲み

こーんな古い海水(うみみず)飲めるかーーーーーーー!!!!(ヤドー's)

と言われて毎回残されるようになり、(泣)
さすがに・・・そうですよね。
とずっとお天気とお休みと合う日を探っていたのですが、なかなか都合が良くなく。
本日も気温も下がりお天気も下り坂・・・の予報だったのですが、
朝の仕事を終えると 札幌は晴れて良いお天気。
車載温度計もプラスです。

よし、これは行くしかない!!
と張り切ってモーライまで。
丁度干潮の時間にもなるし 久々に潮下帯の岩盤も見られるかも。と出掛けると
現地に近づくにつれて強風の上 ナビからは「ホワイトアウト注意報」とか聞いたこともない注意報まで流れて。(^_^;)
雲も厚くなって来ているし 車もグラグラ風で揺れる。
うーーーーーーーーん・・・。(汗)
と思いましたが、せっかく来たのでせめて海水だけでも・・・と浜に降り・・・
様としましたが、絶対地元の人が居たら
「なーにはんかくさい事してっの!!波に飲まれて死にに行くようなもんだべさ!!」と怒られそうな強風で
川はまるで逆流でもしている様に逆風で押されて波立ち、砂はバチバチ飛んで体にあたります。

干潮なんてまったくなっていなくて 浜は歩くところがないぐらいに高波に飲まれ
海水も茶色く濁っています。
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ヒーーーー!!!!
風で飛ばされ、波に飲まれそうになりながらも なんとかヤド水ゲット!!

任務終了。と思いましたが、
せっかくなので行ける所まで行ってみよう・・・。と少しだけ見る事にしました。

崩れた土や岩があるけれど 目ぼしい物は見えません。
と言うか そんなのんびり探る雰囲気ではない。(^_^;)
風が・・・。
貝ゾーンでは多くはないけれど、崩落貝化石は見れます。
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しかしたいした物はない。
今日はダメか・・・と思いましたが、なんとかいつものを数個拾ったり テキトーに初カンカンをしたり出来ました。
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まだ一部には氷瀑の残りもあり、風に吹かれて絶えずガラガラ小石が落ちて来て危ないです。
残り雪と一緒にドーンと落ちてくる事もあるので気を付けて。

こんなバカじゃないの!!??と言う日に海岸歩いているなんて私ぐらいだよねー。
はんかくさい・・・。と思っていたら なんと気づくと他にも2名 ビーチコ?したりノジュール拾ってる人がいました・・・。(苦笑)

ウニ化石漂着していないかな~。と思ったけど見当たらないし
そうこうしているうちにチラチラと雪が舞い出したので ほんとにホワイトアウトしたら大変!!と慌てて戻りました。
途中に ホヤ???
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イボイボのサボテンみたいなのが落ちていました。ちょっと可愛い・・・。

しかし りんぞうさんじゃないけど、ノーズウォーターがズルズルです。
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気温0℃、体感温度・・・ライトダウン来て防寒ズボンも履いていたのでそんなに寒くはありませんでしたが、
強風に吹かれた顔が・・・帽子とマスクがあれば完ぺきでしたね。(^_^;)

特に成果はありませんでしたが、キレイなオオツキガイモドキとキヌタレが取れたのでよしとしよう。
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冷えて手もシワシワだよ。

叩く余裕がなかったので持ち帰った Theノジュール!!って言うノジュール。(笑)
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ここでこんなのは珍しいですよね。
カニ(スナモグリ)でも入っていそうなノジュール。
ただの石かも。(^_^;)

上の画像にもあるけれど、リュウグウハゴロモの欠片も見たが 全部いつものメンバーで
なかなか新たな貝に出会わないな~。
今年の目標だな。
あとは このノジュールの中身を見るのが楽しみ。(スカかも(爆))

ささ、お待たせしました!!海水(うみみず)ですよ~。
「ご苦労様です。」
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by jurijuri555 | 2018-03-19 17:45 | | Comments(6)

ウニ標本 ②

3月に入ったとたんに大雪に見舞われましたが、なんとか中旬に近づくにつれ
お天気の良くない日もありますが穏やかに。(春に向ってる)
しかし、例年、卒業式や入学式にまで雪が降ったり寒いのはテッパンなので
まだまだ春とは言えない北海道です。

で、毎年 冬中、クリーニングや室内蒐集活動をしているのですが、
なるべくテーマを決めて 同じ種を中心に蒐集・勉強したりしていて、
ご覧のとおり今年はウニ。
(もちろん来年は変るのかと言うとそうじゃなくて何年も続けているけど)
受け身で居るより 攻めに入ると蒐集率も格段に違います。

そしてこの冬に集めた現世のウニの殻。(これがほぼ前期の蒐集になる)
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だいたいの日本の一般的なハリネズミ系(ホンウニなど)は集まったので
最近は海外物やブンブク系に力を入れているが 深海に特視ももちろんしている。
分類はバラバラだが・・・

①は、南方のタコノマクラ。大体、何か採れたよ系で回ってきたり専門業者じゃない所から来ると名前など無い。
初めは、まだ持っていないヒメタコノマクラかと期待したのだが、来ると厚みがない。花弁も先が閉じていない。
んじゃ、ただのタコノマクラかと言うと薄くて 全体に対して花紋が小さい。
そこそこ花紋部の盛り上がり(?)もある事から 小さ目の「セイタカタコノマクラ」と見た。
深海ウニだが、採集場所は深海とはなかったけど 50m~居るそうなのでOKだろう。
こんな風に自分で調べるのも勉強になって良い。

②も深海ウニとだけ聞いたが、「シロウニ」で良いだろう。欲しかった種だ。
http://www.enosui.com/animalsentry.php?eid=00232
上記URLは江の島水族館の。1.5cm???チッサ!!!! うちの子は6cmほど。これでも大きくはないと思う。

③はまだ名札つけていなかったけど マンジュウウニ。Echinolampas sternopetala

④は毛モジャのまんま来て なんだべ・・・と思ったけど、1つ漂白すると「ミナミオオブンブク」だった。
ラッキ!!

⑤深海のブンブク、「アナグマブンブク」。
以前にも入手してるゼ。と思ったが、見ると違って、あれ?と調べ直したら 以前に入手したのはヤマアラシブンブクだった。
深海にもまだまだ珍獣がいる様で狩りに精が出る。

⑥イシブンブク? これはどなたも迷う所で、お尻の穴の位置が違う事で何なんだ?と言う物の様です。
http://www.clarenbach.org/My%20echinoids/Irregulars/Corystus%20or%20Stereopneustes.htm
Corystus なのか Stereopneustes なのか。
私のも Stereopneustes派だった様な。(笑)
お尻の穴の位置以外は同じ様です。そんなケツの穴小さい事で悩まない!! (いや大事だけどコレは学者まかせ)

⑦ジンガサウニ。しかし日本のより南方種。よく言うフィリピン産。
日本のは、Colobocentrotus mertensi
フィリピン辺りのは、Podophora atratus
何が違うのか? 生体を並べて見た事はないのでわからん。若干、棘がアトラトスの方が大きいのか。高さがあるのか。って感じ???
どうして学名の属名(名前で言うと「姓」だね。)が違うのかと言うと、
In Podophora aboral spines are flat-topped and fit together to form a tesselated outer protective surface whereas in Colobocentrotus the aboral spines are short and button-ike and not tesselated. In aspects of test morphology Colobocentrotus has mutiple aboral ambulacral tubercles while Podophora has single tubercles to each plate. Colobocentrotus also has more numerous aboral interambulacral tubercles that are not arranged into regular rows whereas in Podophora the tubercles are fewer and in obvious rows. Mortensen (1943) maintained the two at subgenus level.
と言う事らしい。(^_^;)
兄弟じゃないけど親戚には間違いない。血族ではある。

⑧これ又深海のブンブク、キツネブンブクか?と思ったら 何か違う。
ヒラタに似ていると思ったら 深海のヒラタブンブク、「ワダツミヒラタブンブク」だった。チッ
しかし持っていなかったので当然コレはこれで嬉しい蒐集物。未漂白。若干の毛残り。毛が大事。(爆)

⑨トックリガンガゼモドキ

⑩これも深海のオウサマウニ目 Stylocidarisサテライトウニ属と言うが、さて。
日本では、サテライトウニ(ぞくにお尻が緑色の殻のオウサマウニ)とニシキサテライトウニ(なんかキレイそう)が居るようだが、
実際には(?)検索するとサテライト reini は茶色っぽく超地味で、ニシキbracteataは紫っぽい。ガッカリ
未確認種とされるのか記載のあるStylocidaris amboinaeはお尻が緑で管足孔や棘跡がオレンジ?
これは、Stylocidaris affinis か?
ちなみによくサテライトウニと呼ばれる緑のは、 Stylocidaris species??? フシザオウニも緑なので間違いやすいが。

その他カラーのは、海外のごく一般的なウニの様だ。
白っぽいのは日本の南国種。アオスジガンガゼ・ナガウニ・パイプウニ すでに既所持種。
 
 
本日の生体標本。
トゲザオウニ Goniocidaris biserialis
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のつもりで購入したのですが・・・。(^_^;) なんか微妙なトゲトゲも。
ま、よしとして、観察。
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なんか海底泥にまみれて居た感じできちゃない・・・。

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なんのポリプ・・・。サンゴか石灰藻かコケムシ系???
泥藻屑だらけですねぇ~。

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おっと、1つだけハナカゴらしき物が・・・汚くて見えないけど。

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超ピンボケ。なんか石灰系の邪魔なのやゴカイっぽい小さいのが付いてて動きづらそうです。
しかし・・・この棘。
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ちとシダリスっぽい感じ(化石種の棘)がして萌えませんか?(笑)


by jurijuri555 | 2018-03-06 14:13 | | Comments(8)

ウニ標本

3月ですね!!
幹線道路を走る分には、春めいて来たな~♪ って言うこの頃だったのですが、
3月の声を聴いたとたんに 雪。
久々にどんどこ降り積もっています。(^_^;)
今年は少ないな。と思っていたけど、やっぱり帳尻合わせに来ますね。

さてさて、化石ばかりではなくて 現世ウニの標本も。
先日のホクヨウハスノハカシパンの標本も まだ毛(棘)残りのもので
口の周りとか細かいトゲトゲに覆われていて ルーペで見ているだけで萌え~♡だったのですが、
その他の最近のウニウニ標本の「一部」だけでも少し。
 
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あー・・・ハイハイ。ジョウズデスネー
棘(目)2本しかないけど。あ、管足(触角)が2・・・4本ぐらいありますか。(笑)
デカさん そもそも貝殻が丸くないので無理があります。(^_^;)
「チッ」

同じく沖縄からの選手。
ローズ
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ディープレッド こと「DD」(ディーディー) (「D」eep re「d」ね。頭と尻、ウニの上下をもじった)
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パイプー、可愛かった~。
今度はロングランで飼育装備を整えて飼いたいなー。

同じくめんこいトックリガンガゼモドキ
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の殻。
まんま標本も欲しかったんだけど、どうしても殻が見たかった。
やっぱり、ガンガゼモドキより色がキレイで可愛い♪
こっちの生体も超可愛くて、長期飼育ペット化したい。
しかし上手く飼育すると10数年も生きるみたいで、お世話が出来るか・・・。
退職後の趣味にしよう。(^_^;)

こちらは購入品、なんたらシダリス
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えーとナンダロね。Chondrocidaris の一種なんでしょうかね。
深海のトゲトゲ棘(笑)のウニです。

こちらには・・・
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クモヒトデがよじよじ・・・。

※キモイの無理な方は見ないでー
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ワッサワサとクモヒトデ。(^_^;)

それから、
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テヅルモヅルも。ギュ~ッとしがみつき。

深海フジツボは付いていなかったけど、
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なんだか巣穴みたいなの作ってるのも付着。(ピンボケ)
イソギンチャクなのかな~???

お尻や口元になんとかヤドリニナ(貝)でもいないかと見たが・・・
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クモヒトデ。(^_^;)
鳥羽水でも大きなテヅルモヅルの口元に小さなテヅルモヅルが寄生しているって話が載ってたから
やはりエサ狙いとかなのでしょうかねぇ?

こんな化石も欲しいですね~。


by jurijuri555 | 2018-03-01 14:33 | | Comments(13)

居たよホクヨウハスノハカシパン

色んな蒐集家などの中では よく「もってる」と言う言葉を使います。(よね?)
物を持ってる話ではなくて、引き寄せる力を持ってるとか言う感じで。
例えば 化石仲間の中でも
○○さんは「もってる」よね。いつも軽々となぜか良い物を採ってるし。
とか言う様に。
それは単純に運が良いって事だけではなくて やはり経験や実力があると言うのも関係してくるかもしれません。

ワタクシ、「もって」はいないのですが、自分で言うのもナンですが「カン」が良い方で
テキトーに行ったりやったりしてもソコソコのアタリがあったりします。
その中に入るかはわかりませんが、そもそも女性は男性より空間認識が強いと言います。
空間認識能力(くうかんにんしきのうりょく)とは、
物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など物体が三次元空間に占めている状態や関係をすばやく正確に把握、認識する能力のこと。とウィキには書かれていました。
それは、女性の方が右脳が強いと言うか良く使うと言うか・・・に関係しているのかもしれません。
どういう事かと言うと 以前ある番組で 知人の部屋に初めてお邪魔しました。と言う設定で作られた部屋をほんの数分見ました。
次に 少し変えた同じ部屋を見せて何が変っているでしょうか? と言う問題を出した時に
やはり 物の位置が違うとか 何がどこにあったとか言うのを当てられたのは女性でした。
ハッキリと何がどう違うと言い当てられなかったとしても 何かが違うと言う雰囲気を感じ取れる能力が高い様です。
よく彼氏やだんなの浮気がすぐわかるとか言うのもそんな感じの事なのかもしれません。(笑)

少し話がズレましたが、そんな事で「ん?」と感じる能力が私も高いのではと思います。
もちろん 感心がある事に対してだけですが。(^_^;)

で、何度も書いたように 以下の様に

Scutellidae Gray, 1825 ヨウミャクカシパン科
  Echinarachnius Gray, 1825 ホクヨウハスノカシパン属
 
  Scaphechinus A. Agassiz, 1864 ハスノハカシパン属
    Scaphechinus mirabilis A. Agassiz, 1863 ハスノハカシパン
 
ヨウミャクカシパン科には ホクヨウハスノカシパン属とハスノハカシパン属がありますが、
ホクヨウハスノカシパン属の中には 実際には「ホクヨウハスノカシパン」は載っていません。
又、ハスノハカシパン属の中にも ハスノハカシパンは入っていますが、ハイイロハスノハカシパンは載っていません。
一応、ハイイロハスノハカシパンは、日本大百科全書の中には、
「近縁種に背面が暗灰色を帯びるハイイロハスノハカシパンS. griseusがあり、東北地方と北海道の沿岸に産する。」と言う記述がある様です。
又、ついでに「ナミベリハスノハカシパンS. brevisは本種と同物異名。」とも書かれている様で
ハスノハカシパンとシノニムになった種もいくつかある様です。
ちなみにナミベリハスノハカシパンとは、殻の後縁は波状になっていて 殻径約5cmほどの物らしいです。
固体差ってヤツなんですかね?(^_^;)

話戻って、ホクヨウハスノカシパンは、少し昔の話には結構出てくるのですが、最近の検索ではまったくと言っても良い様に出て来ません。
しかし、化石種からたどると鮮新世~現世とされ、
「北半球固有のカシパンの一種。直径7.5cm程。
北太平洋および北西大西洋、ニュージャージー北部の北米東海岸、アラスカ、シベリア、ブリティッシュコロンビア、および日本にも見られます。」
と書かれています。
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表の花紋は少し開き気味ですかね? 裏の葉脈はハスノハとは違います。
前にも書いた様に アイヌの話の中に出てきたと言う事は、本格的に蝦夷地の開発が始まる明治以前の事として
最近の日本では本当に見ないのだろうか。(絶滅種?絶滅危惧種?)

前回のカシパンの回に書いていても 何か落ち着かない雰囲気とかオーラを感じてソワソワしていました。
時間が出来たら自分のハスノハカシパンを見てみよう。と思っていたので、ようやく近場にある物だけ出して観察しました。
そうしたら・・・やっぱり!!!!!
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表 上2個は日本海側で拾ったカシパンです。下2個は太平洋側で拾ったカシパンです。(未漂白)
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わかりやすく裏の葉脈をたどると こう。
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 (ちなみに下のハスノハカシパンの右は
  お尻の穴が上(表面)にある ハイイロハスノハカシパンです。)
表はそう大きく違いはわかりませんが、裏の葉脈がまったく違います。

北太平洋、ではなくて日本海側なのが少し引っかかりますが、
ホクヨウハスノハカシパン Echinarachnius parma 、 居ます!!

北のビーチコーマーの皆さん、是非拾ったカシパンの裏を良く見て下さ~い!!(^o^)/

 ※ちなみに 日本海洋データ分類ツリーではホクヨウ「ハスノ」カシパン
  と書かれていますが誤字(?)で
  たぶんホクヨウ「ハスノハ」カシパンだと思います・・・。


by jurijuri555 | 2018-02-26 06:00 | | Comments(4)

海の宝物

久々に少し積もりました札幌。
大雪の心配は無くなった様ですが、まだまだ来週中程まではマイナスの真冬日が続きそうです。
ま、何度も言うけど 冬ですからね。(^_^;)
仕方ない・・・。ふぅ・・・。

そんな真冬の北海道に 南国より かねてから希望していた物が届きました。
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パイプ~♪ きゃほーーーーーーー!!!!

いやもー、キレイ。
やはり本場の南国。余計な生き物がゴシャゴシャとついていません。(フジツボだの藻だの・・・)
美しい・・・。
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20cmオーバーのパイプウニと これ又激望していたトックリガンガゼモドキ。

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こちらは15cmのパイプくんと アオスジガンガゼくん。
うん、やっぱり、姿だけでの判定だけど 前回別の南から送って頂いたガンガゼの1つはコレと同じだな。
又殻を良く観察して同定しよう。
何体も見ると やはり目も肥えると言うか慣れて勉強になりますね。

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トックリガンガゼモドキ。
まだまだ小さい幼体だと思うけど キレイですねー。
撮り易い様に海水からあげてるので目立たないけど 上部のお尻の所が膨らみます。
ウニウニ元気に棘を動かしています。
「おりゃ、海水にイリユンか~!!」(怒)って感じでしょうか。(^_^;) サーセン

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大パイプーさんは生殖板が見えないほど短い硬そうな棘で覆われています。
それらも薄いピンク色で美しい・・・。
まるで稲倉石(ロードクロサイト)の様ですね。
この子をローズ(稲倉の菱マンガンは「積丹ローズ」と呼ばれているから)ちゃんと呼ぶことにします。(笑)

ガンガゼは、魚に食べられない様に長い鋭い棘をピンピンさせていますが、ひっくり返されるとお腹が側は棘が短いので食べられちゃうそうです。
なので集団で居る事も多い様ですね。
1匹(?)が警戒行動に出ると 他の近くの仲間も警戒行動を取るのは知られていますよね。

ガンガゼも普段は岩の陰に隠れていますが、
パイプウニも もともと岩の間とかに入り込み、棘をつっぱってハマっております。
この子たちも入れられたタッパーの角につっぱってくっつていました。(笑)
動くとパイプ(棘)が太くて硬いせいか ギシギシいいます。
結構、もじょもじょ動きますね~。

トックリガンガゼモドキも良く動きます。結構速いそうですよ。



隠れたがりは、ヤドと同じですね。(^_^;)
すぐに穴や陰にもぐりたがります。
パイプウニもトックリガンガゼも夜行性だそうですよ。

今回は生体なので、しばらく飼育(?)観察したら(例のごとく長期間飼育は難しい施設環境なので・・・) 
標本として永遠に愛でてあげようと思います。(激サーセン!!ナムナム)
 
 
鉱物みたいなウニに対して、
こちらはウニの様な鉱物
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青針鉛鉱(Cyanotrichite)
Cu2+4Al2(SO4)(OH)12.2H2O
シアノトリカアイト
シアン化合物ぽく聞こえますが、cyanoはギリシャ語で青色を意味し シアンは含まれていない。
trich は毛髪のこと。
青雲丹石 でも良さそうな名前ですよね~。(笑)


by jurijuri555 | 2018-01-28 08:30 | | Comments(2)