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自然と戯れた活動記録
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<   2018年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧


タコの枕はCaCO3+Mg

みなさんの愛用の枕は何ですか?
ソバ殻・ウレタン(高・低反発)・パイプ(プラチップ)・羽毛・・・
ちなみに私は羽毛派ですが、低めが好きなので自分で抜き取り調節したものです。(^_^;)
枕も敷布団も色々とアレが良いコレがイイと言われますが、何を使っても長期間使うとやっぱりイマイチ。
人生の1/3は睡眠 と言われ大事にしたいものですが、なかなか完璧な物はみつかりません。
ま、それは難しい物として 言うならば人生のパートナーだって完璧とは言いがたい訳で
身の回りの物事全てに置いて いた仕方ないですからね・・・。コソッ (爆)(爆)
そんなパーフェクトな事に恵まれている人は極々わずかでしょう。(^_^;)

で、本日はタコノマクラ目の中のタコノマクラ科の化石。

「タコノマクラ」とは本当に蛸の枕にされているのか と言うと そうではなくて、
前にもチラと書いたことあると思いますが、昔はヒトデやカシパンを表す表現として使われていたそうです。

いつも思いついたまま 自分だけがわかっている部分を抜粋して書いたりするので
専門家やキチンと調べている人などには叱られてしまいます。(^_^;)
なんとなく、大事なトコだけ拾って知ってれば良いかな~。って感じなのですが、
正式に伝えようとすると 順序や列式は大事ですよね。(汗)
 
順序良くツリーにすると
Clypeasteroida(タコノマクラ目)には、
    Clypeasterina 亜目と
  ★Scutellina 亜目があり、
 
    Clypeasterina 亜目には、
   ①Clypeasteridae(タコノマクラ科) があり、そこには
     Arachnoides 属と
    ☆Clypeaster (タコノマクラ)属があり
     Arachnoides 属には
       Echinarachnius
       Echinus
       Scutella  の3種
    ☆Clypeaster (タコノマクラ)属に
       Clypeaster japonicus(タコノマクラ) が居る ※
            他にもヤマタカタコノマクラなどの種もね。
で、★Scutellina 亜目 には
    Laganiformes 下目と
   ☆Scutelliformes下目があり、
 
    Laganiformes 下目に
     ② Fibulariidae(マメウニ科)と
     ③ Laganidae(カシパン科)がある。
    ♪Echinocyamidae 科には、
      Echinocyamus(ボタンウニ属)がある
   ☆Scutelliformes下目には、
     ④Astriclypeidae(スカシカシパン科)
     ⑤Scutellidae(ヨウミャクカシパン科)
 
わかりやすく言うと タコノマクラ目の中にタコノマクラも姿が違うカシパンも居て(広義の仲間)
①タコノマクラ科~⑤ヨウミャクカシパン科までの5科が含まれる。となるが、
普通、『ボタンウニ』の事を「タコノマクラ目マメウニ科 ボタンウニ」と表すが、分類ツリー上ではボタンウニ科と言うのが存在している。
(つまり本当は6科?)
こんな風にあるものないものを表すかは、その時の表現の考慮にもよるだろうし
今はDNA(ゲノム)回析が進み 今までと違う新しい科が出来たり又は今までの科から別の科に移されたりする種も少なくない。
★や☆は行間が離れたので目で追いやすい様につけたただの印で、
※が個々の生物の個種名(種名種小名の2連の物)になる。

とか書くと 情報量が多過ぎておバカな私はいっぺんには頭に入らなくなってしまうので略したりするのですが。(汗)
まぁ、ゆっくり見て噛みしめれば なるほどね。ってなトコでしょうか。
でもここまでだけで手いっぱいお腹いっぱいになった気がしてしまいますね。(^_^;)

それでは早速化石の主な種を。

Clypeaster (クライピスター)
d0318386_15452001.jpg
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新第三紀 中新世~現代

化石~現世まで合わせて(?)ザッと私が見ただけでもClypeasterがつくのは45種以上のタコノマクラが存在し、
MyophymaやEurycoilaなどの近似種があった。
形も微妙に違い、高さも山の様に高い厚みのあるものから カシパンの様に薄いものまで。

そして私が所持しているのは、こんなので
d0318386_15025734.jpg
d0318386_15481554.jpg
d0318386_15484162.jpg
産地はモロッコ。
何という種か知りたかったのだが、検索した中では確定出来る物はなかった。
Clypeaster laganoidesに似ているかな?とは思ったのだけど・・・。
どちらかと言うと横長タイプで珍しい(?)が 厚みはごく普通の種。
いまだに Clypeaster sp. のままで可哀相な子だ。

ちなみによく見る現世種のものは、上にも書かれているが Clypeaster japonicus
アメリカの少し膨らんだ種は、 Clypeaster rosaceus
和名(?)ではアメリカタコノマクラとか言うらしい。(笑)
あと日本では、深海にヤマタカタコノマクラと言う種が知られており、これは私も所有しているが、
ヒメタコノマクラと言う小型のものも居るそうで、こちらはまだ持っていないので是非欲しいと思っています。
あ、もちろん他タイプの化石もね。(^_^;)

で、蛸の枕、ウニの殻の成分は炭酸カルシウム、鉱物で言うとありきたりに方解石、カルサイトだが、
貝殻等とちがうのは、マグネシウムを含む事。
d0318386_15523949.jpg
ウニの棘や殻自体がステレオム構造になっていて スカスカなんだけど強度を保ち真っ二つに折れたり割れたりするのを防いでいるらしいのですが、(殻板の継ぎ目では外れやすい)
この画像の一番下の様に全体の骨格自体もさらに強度化が図られている。(?)
より進化した構造体だ。
と言うのは、カシパンもわりとこれに近い構造になっているが、ブンブク類もホンウニ類も中身はスカッスカ。
まぁ、バフン系は中身いっぱいの大きさの歯(アリストテレスの提灯)が大黒柱の様に入っているが
死んだ後には心もとない。
こうして見ると タコノマクラは一番進化したウニであり、化石にも残りやすいんじゃないかと思われるがどうでしょう。(^_^;)
そんな硬そうな枕が蛸さんのお好みなのでしょうかね。
(って、だから枕にはしていませんが。(笑))


by jurijuri555 | 2018-01-30 16:35 | 化石 | Comments(8)

海の宝物

久々に少し積もりました札幌。
大雪の心配は無くなった様ですが、まだまだ来週中程まではマイナスの真冬日が続きそうです。
ま、何度も言うけど 冬ですからね。(^_^;)
仕方ない・・・。ふぅ・・・。

そんな真冬の北海道に 南国より かねてから希望していた物が届きました。
d0318386_17303053.jpg
パイプ~♪ きゃほーーーーーーー!!!!

いやもー、キレイ。
やはり本場の南国。余計な生き物がゴシャゴシャとついていません。(フジツボだの藻だの・・・)
美しい・・・。
d0318386_17321782.jpg
20cmオーバーのパイプウニと これ又激望していたトックリガンガゼモドキ。

d0318386_17340917.jpg
こちらは15cmのパイプくんと アオスジガンガゼくん。
うん、やっぱり、姿だけでの判定だけど 前回別の南から送って頂いたガンガゼの1つはコレと同じだな。
又殻を良く観察して同定しよう。
何体も見ると やはり目も肥えると言うか慣れて勉強になりますね。

d0318386_17371226.jpg
トックリガンガゼモドキ。
まだまだ小さい幼体だと思うけど キレイですねー。
撮り易い様に海水からあげてるので目立たないけど 上部のお尻の所が膨らみます。
ウニウニ元気に棘を動かしています。
「おりゃ、海水にイリユンか~!!」(怒)って感じでしょうか。(^_^;) サーセン

d0318386_17434958.jpg
大パイプーさんは生殖板が見えないほど短い硬そうな棘で覆われています。
それらも薄いピンク色で美しい・・・。
まるで稲倉石(ロードクロサイト)の様ですね。
この子をローズ(稲倉の菱マンガンは「積丹ローズ」と呼ばれているから)ちゃんと呼ぶことにします。(笑)

ガンガゼは、魚に食べられない様に長い鋭い棘をピンピンさせていますが、ひっくり返されるとお腹が側は棘が短いので食べられちゃうそうです。
なので集団で居る事も多い様ですね。
1匹(?)が警戒行動に出ると 他の近くの仲間も警戒行動を取るのは知られていますよね。

ガンガゼも普段は岩の陰に隠れていますが、
パイプウニも もともと岩の間とかに入り込み、棘をつっぱってハマっております。
この子たちも入れられたタッパーの角につっぱってくっつていました。(笑)
動くとパイプ(棘)が太くて硬いせいか ギシギシいいます。
結構、もじょもじょ動きますね~。

トックリガンガゼモドキも良く動きます。結構速いそうですよ。



隠れたがりは、ヤドと同じですね。(^_^;)
すぐに穴や陰にもぐりたがります。
パイプウニもトックリガンガゼも夜行性だそうですよ。

今回は生体なので、しばらく飼育(?)観察したら(例のごとく長期間飼育は難しい施設環境なので・・・) 
標本として永遠に愛でてあげようと思います。(激サーセン!!ナムナム)
 
 
鉱物みたいなウニに対して、
こちらはウニの様な鉱物
d0318386_18125466.jpg
青針鉛鉱(Cyanotrichite)
Cu2+4Al2(SO4)(OH)12.2H2O
シアノトリカアイト
シアン化合物ぽく聞こえますが、cyanoはギリシャ語で青色を意味し シアンは含まれていない。
trich は毛髪のこと。
青雲丹石 でも良さそうな名前ですよね~。(笑)


by jurijuri555 | 2018-01-28 08:30 | | Comments(2)

まんじゅう怖い?

寒い毎日ですねー。
冬ですから。
とはわかっているけど、震える 真冬日の続く北海道です。

そんな寒い日は暖かい家の中で熱いお茶をすすりながら
甘~いお饅頭(あんまん?)でも食べたいですね・・・。
なんて話ではなくて、ウニ化石の続きで いよいよ(?)マンジュウウニ編です。
 
 
の前に 前回、ウニの同定についてチラとお話出しましたが・・・。
改めて 特に追記もございませんが、ウニの判別には、
d0318386_05230033.jpg
まずはこの様な所を見る様です。(例はブンブクですが)
口や肛門の位置や形、花紋の形や長さ、生殖孔数、管足孔の数等、
そしてそれらを取り囲む骨格(殻板)の数や形・・・となって行くのでしょうね。

・・・しかし、これはオオブンブクですが、(画像のウニ)
お腹の殻板見るとムズムズしてしまいます。
ズリズリ引きずって(?)歩く部分なのでソリの様になっています。(笑)
(同じブンブクでも裏側(お腹側)の模様と言うか殻板の組みが違いますよ~。今まで出した画像も見てみて下さいネ。)
ウニの暮らし方により、それぞれのウニには色んな特徴があり こんなウンチク(?)を知るとウニの面白さが倍増します。
又それはおいおいに書いていくとして、
今更ですが、ブンブクの英名 ハートウニとは、心臓形のウニの意で、棘を取り去った殻の形にちなみます。
現世は、大きさは2~20cm。色は茶色または紫色のものが多く、白っぽいものもある。
普通のトゲトゲチクチクのいがぐり型のウニと異なる点は、体が左右相称で前後の区別があること。
殻上面に呼吸のための花びら模様があること。餌を咬み砕くための口器、つまりウニ特有の「アリストテレスの提灯(ちょうちん)」を持たないことなど。
口は殻下面の前方に、肛門は後端に位置し、棘は多少とも後ろ向きに曲がって生えている。
ほとんどのものが砂泥中に深く潜って生活し、砂泥中の微生物や腐食物を餌としている。
日本近海からは約40種が知られる。
 
 
で、改めて本日は マンジュウウニ。
見かけが饅頭のようなウニなので・・・、と良く言われるが、盛り上がった半球形でドーム型のものもいる。
の殻の上を微小な棘が一面に覆っている。スリスリしたい・・・♪(爆)
殻径5~6cm、高さ3cm、棘長1mm未満。と言うが・・・。
d0318386_11354414.jpg
 前にうちに来た子は直径10cm以上あったけど。(^_^;) ま、フィリピン産ですけどね。(上記サイズは日本の話かも)
全体に淡黄色。日本では相模湾から九州に至る水深100~200mの海底に産する。
本種はウニの特異な1グループ、マンジュウウニ目に属し、近縁のものは化石として多産するが、現生種は数が少ない。
外観は一見ブンブク類に似ているが、殻の周口部縁に5個の隆起物があることによって識別できる。そうです。(^_^;)
このマンジュウウニ目には、マンジュウウニ科・ミナミマンジュウウニ科・オオマンジュウウニ科があるが、
マンジュウウニ科には、 Echinolampas , Conolampas , Vologesia の3つの属がある。
 
 
Echinolampas(エキノランパス)
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ちなみに4枚目は現世(の殻)?
古第三紀 始新世~現代 産地は世界中。
比較的なだらかなドーム型。
日本のヨシワラマンジュウウニ(千葉県 中新世-鮮新世)もこの種。
 
 
Conolampas (コノランパス)
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同じく ~現代までの生きた化石
もちろんこちらも化石が出ており、インド太平洋およびカリブ海より産出
花弁の長さや体の盛り上がり(厚み)が違う。
エキノランパスよりコノランパスの方が円形で背が高く全体的にも丸い。

そして下2枚の画像が手持ちのマンジュウウニと思われる化石だが、
左上はエキノランパス(産地:アメリカ)っぽく、
右上は厚みがかなりあるのでコノランパスかと思う(産地:フランス)。
下2個は同じ物の様に思うが上から見ると丸くてコノランパスっぽいが厚みがないので不明。
産地は左下がツヤツヤなのがアルアルだがマダガスカルで右はドイツ。
ドイツのはもう少し削ってクリーニング出来そうなので裏側が見えると同定出来そうだ。
 
 
Vologesia(ボロジェジア)
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カンパニアン~マストリヒチアン
ヨーロッパ・イランなど
卵型ドーム。
   
 
似た物に Echinocorys(エキノコリス)
d0318386_07201909.jpg
白亜紀 チューロニアン~古第三紀 暁新世
ヨーロッパ、北アフリカ、中央アジア、オーストラリア、アメリカ、カリブ海諸国などより産出。

や Echinoconus(エキノコヌス)
d0318386_07241695.jpg
d0318386_07245214.jpg
白亜紀 アルビアン辺り?
フランス

があるが、上記は裏の骨格からブンブク系に見え、ブンブク「モドキ」とか系に思われるが 不明。
又下記は、裏だけ見るとタマゴウニの様にも見えるが、絶滅種(絶滅亜属?)の様です。
 
 
加えて、似た様なつづりで Rhyncholampas (リンコランパス)
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d0318386_07452248.jpg
白亜紀 マストリヒチアン
世界中あちこち
 (以前「リコランパス」で既出。向こう側のつづりミスと思われる。リンコランパスが正解。)
も似ているが、お尻の穴が殻の上部に来ているので、こちらも違う種。
こちらもマンジュウ目系の絶滅科か属かもしれないですね。和名で言うと ニセマンジュウウニとかマンジュウウニモドキとか。(笑)
 


by jurijuri555 | 2018-01-26 17:39 | 化石 | Comments(6)

ハートのおまけでハートが驚愕

本州の方でも雪が積もり、大変な事になってる様子ですが、
北海道も昨日から寒いです。
午後からは風も強くなり荒れて来ましたよ。
そんな天気に凍えそうなハートがドキドキしそうな展開のウニ化石、
その続きのおまけ(?)を記します。

本当は、やっとこメジャーなブンブク類の紹介とまとめが終わった・・・と思い
今日は次の種に進むつもりだったのですが、なかなか簡単には行かない感じに。(^_^;)

まずは、初回にハートウニとしてリンシアと共にヒラタブンブクのLovenia(ラベニア)を紹介していたが、
d0318386_13394921.jpg
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中新世(~現世) オーストラリア産
日本にも生息しているので化石が出てもおかしくないと思うのですが、
海岸漂着でもわりと殻が薄いので割れている事も多い様なので 条件があわないと残りにくいのでしょうかねぇ?

似た種としてオニヒメブンブクの化石も出ている。
Eupatagus(ユーパタグス)
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古第三紀 始新世~現代
産地は 世界中

どちら(ヒラタ・オニヒメ)も やや平べったい型のブンブクですね。
もちろん現世の殻は持っていますが、化石のコレが欲しくて
いや普通に大量に出回っているのですが、現世殻とおなじ様に海外輸入は時期があって、入る時はガッと入り又しばらく入荷しない・・・のループで
欲しいと思った時に国内業者に在庫が無かったりして、
チッ、直買いするか。と思ったら少し色々と危うい感じになったりで滞っています。(^_^;)
結構キレイなの出るので、現世と並べて「どっちが化石だ!?」って画像でお届けしたかったのですが・・・。(笑)

てな所で次の型種に行くつもりでしたが、フト調べている途中で
Macraster(マカラスター)
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d0318386_13554396.jpg
白亜紀 アルビアン-セノマニアン 
産出地 アメリカ・西ヨーロッパ

なんて新たなハートウニの種を見かけたりして、
あれ、そう言えば 現世種って世界で900種近く、日本近海で180種程が生息している(ウィキでは世界で870種と書かれているが深海にはまだまだ未定種も居るので)が
ウニの化石って、何種ぐらい発見されているんだろう・・・。と疑問に思い、調べようとしたがどう検索して良いかも上手く行かず、
とあるページに(化石全部の話として)現世種よりは少ないと思われがちだが絶滅種もあり欠片のみの化石で個名を付けられない物もあるので 現世よりは多かったと見ても間違いない。みたいに書かれていて、
ウニ化石で種名数だけをザッと見ても(とても数えられない)数千はある様です。(^_^;)
(もちろん間違いやシノニムなども多数あると思いますが)
なにせこのマカラスターだけでも18種の種小名数がある様ですから・・・。

しかしパッと見、ヘミアスターとどう違うのかもわからんが、どの花弁が長いだの短いだの口の周りの殻板がどーだのこーだのと細かい所で分けられる様で
現世でもわからなくてチンプンカンプンなのに 良くない状態のも多い化石で細かく分類して行く作業とか
本当に大変なのがわかります。
やっぱり、短気で雑な性格なので学者とか向かないわー。(苦笑)
 
 
そんな事で 今後も紹介・まとめ して行くのは、良く見る種 とか、持っている種とか
適当な「抜粋」で載せてるだけ。と軽く見て下さい。


by jurijuri555 | 2018-01-23 14:37 | 化石 | Comments(6)

ハート変化

さて、ウニ化石の自分資料まとめに戻ります。

 
先日の続きでハート型(?)のウニの最終まとめ(?)になります。
現世で言うと いわゆる「ブンブクウニ」の仲間になるのでしょうかね。
 
まずは、Cardiaster(カルディアスター)
これも持っていなかったので お借りした画像で。
d0318386_17455854.jpg
d0318386_17461154.jpg
d0318386_17454314.jpg
印象的には、ハートウニを能面のようになだらかにした様に見える所はホラスターに似てるんだけど
スチザスターの様に頭部の掘りが深くて般若の様・・・怒ったハートに見えます。(笑)
 
チューロニアン~マーストリヒチアンの産出、絶滅種だそうです。
 
 
つづいて、大型のブンブクウニ化石を。
Hemipneustes(ヘミプネウスツ、ヘミプニューステス)です。
(ちなみにラテン語読みと一般読み(英語?ローマ字読?)で書いています。私が文中に書く読みは学名にならいラテン語読みで表しています。)
d0318386_17523347.jpg
d0318386_17522488.jpg
こちらは以前にも入手した時に紹介した事ありますね。
d0318386_17531285.jpg
ヨーロッパ、北アフリカ、中東、インドより産出される化石で、
時代は、カンパニアン-マストリヒチアン の様です。
 
現世で言うと ライオネスブンブクとウルトラブンブクの間みたいな印象受けますが、こちらも絶滅種と書かれていた様な・・・。
d0318386_18084937.jpg
d0318386_18402172.jpg
左が化石(ヘミプネウスツ)で右が現世のライオネスブンブクの一種です。
似ているでしょ?
ウルトラブンブクの現世種の一種は今取り寄せ中でまだ手元に届いていませんが、
Hemi・・・と来た所で ヘミアスターを思いだし(たぶん関係ないネーミングなんだろうけど)
もう一度調べると ヘミアスターの現生種は、コダヌキブンブク科として現世でも名前だけは残されています。
ただし、現生種の事については追えませんでした。
ただのタヌキブンブクは、深海で生きていて画像も出て来ます。
d0318386_18163701.jpg
Brissopsis luzonica 沿岸生物データ

そしてタヌキブンブクと言えば、中部の新第三紀の層で化石も出ていますよね。
d0318386_18253177.jpg
探しに行ったけれど採れず、モグリさんに頂いたクリーニング途中のコレ。(^_^;)
d0318386_18262048.jpg
お借りした画像ですが、コレはキレイに見えていますね。

こんな風に 化石と現世を結びつけるのが趣味なので、現在は深海のウニ(現生種)を追っていますが
深海と言うだけに誰でもが漁をしている訳でもなく 又それを簡単に入手する事も難しいので難儀しています。
意外と知られていないだけで 残っている種も多かったりするかもしれませんよ。(^_^;)



by jurijuri555 | 2018-01-19 18:47 | 化石 | Comments(8)

ブラパイのおまけ

夜中に-7℃とかで冷え込んで来たな~。と思ったら
日中は+5℃で雨が降ってジャクジャク・・・。
そして又夜に凍ったら・・・と思うと なかなかいやらしいお天気の札幌です。

さて、ウニの化石シリーズを続けたい所なのですが、少し休憩して
去年の秋に行ったブラパイの主な化石はほとんどクリーニングを終わらせてしまい
そのメイン化石に付いていた泥も寄り分けして微小貝化石なども出したのですが
もう1つ、クリーニングする気にもならないコタコタに割れてしまった貝化石の入った袋が1つ残っていました。
いい加減捨てる用意をしなくちゃ。と思って、ザッとトレイに開けてみました。
d0318386_12012794.jpg
頑張ったけど割れてしまったイガイの片貝の様です。
破片集めてくっつけても片殻なので放置していたのですが、何か微小貝が入っていないかと見てみましたら
d0318386_12040761.jpg
んー、たいした物はありませんでしたが、カシパンの欠片、バフン(?)の欠片、カサガイやエゾザンショウなどが入っていました。
d0318386_12054007.jpg
ウニの棘は沢山泥砂に紛れているのですが、意外と殻(の破片)はそんなにポロポロと見る物ではありません。
たまたま管足孔の所なので見てみると5列。
間違いなく、エゾバブンウニの様ですね。
d0318386_12152932.jpg
あとは、殻の模様?色の残ったカサガイ。

d0318386_12162482.jpg
ミニミニクチバシチョウチンや、これ又色残りのある微小巻貝。なんだろう???
ツムガタネジボラとかナガバイとか系に見えるけど ボラのプロトコンクだってこれ以上あるだろうから
その稚貝って事もなさそうだな~。サッパリわからない。
 
 
それから持ち帰りっぱのビーチコ品も横にあったので見ると
おおーっ、コレがもしかしてウワサのハイイロハスノハカシパンじゃない???
d0318386_12360778.jpg
右の。
ウワサでは、横じゃなくて若干上にお尻の穴があるって聞いたから。
あとさ、個体差かもしれないけど 微妙にテッペンの花弁が開いてると思わない?
気のせいかな。
 
 
と・・・どこからか、カリカリカリカリ聞こえるので見ると・・・
d0318386_13594085.jpg
デカー!!何やってんのー。もー。
 水入れ物の下に入り込んでゲシゲシやってます。
 すると 外から「ピーヨピーヨ」と騒がしい声が。
ほらっ、デカさん鳥来たよ!!食べられちゃうよ!!
「なにっ!!??」
 固まるデッカさん。(笑)

でも家の中からでもカメラを向けるとすぐに気配察して逃げてしまいます。
窓から離れて狙うと・・・
d0318386_14033520.jpg
まったく何かわからない。(^_^;)
も少し・・・くーっ・・・!!
d0318386_14042174.jpg
うーん、汚い二重窓の上に逆光・・・シルエットだけではサッパリ種がわからん。
ツグミかシジュウカラかムクドリか・・・。
こうなったら鳴き声でジャッジを・・・と探していたら こんなのみつけてスッカリ意識が野鳥から遠のいて
涙流して笑ったわー。(爆)(爆)




そんな午後。(^_^;)
 


by jurijuri555 | 2018-01-15 14:16 | 化石 | Comments(6)

ウィスドムウニ? ヘァーニャウニ?

あらあら風邪っぴきが周りに沢山出て来ましたよ。(^_^;)
うつらない様に気をつけなくちゃね・・・。(汗)
みなさんもお大事に。

さてさて、先日はハートウニの話を書き記しましたが、
その流れで行くと何かネームを付けたいのですが特になかったので自分で勝手に付けました。
ウィスドム(Wisdom)とは英語で知恵とか叡智の単語ですが、ここでは般若を表します。
つまり般若ウニ。(爆)
ちょっと怖いイメージですが、仏教において全ての事物や道理を明らかに見抜く深い智慧のこと らしいのですが、
怖いと言ったのは、般若の面を思い浮かべる訳で、
般若の面は「嫉妬や恨みの篭る女の顔」としての鬼女の能面で、「般若」とは違う様です。
で調べると 「般若の面」は、Hannya.
ん?まんまローマ字、ハンニャじゃん。と思ったけど 英語読みだと「ヘァーニャ」と発音するらしい。
般若の面ウニはヘァーニャウニ。になるのかな?(苦笑)

と前振りした所で、本日のウニの記録に進みたいのですが、
あらかた高額で入手出来ない物の他は大体のウニは揃ったかな?と思っていたら
こうして細かく分類して調べると まだまだ全然持っていないウニがありました。(泣)
そんな訳で本日はほとんどお借りしたパクリ画像で出来上がっています。(^_^;)ヤバシ...
ま、自分記録自分記録・・・(滝汗)
 
 
まずは、先日のハートウニ、ミクラスターの掘りを無くしたツルンとした種。
Holaster(ホラスター、ホーラスター)
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上部がね、ラクダ型(ハートの上の形)になっていなければ、リコランパスとかマンジュウ系で似たのは持ってるんだけど
コレはなかった。
主にヨーロッパ辺りで出るウニ化石で、
オーテビリアン~セノマニアンの白亜紀でも少し古い目のウニの様です。
日本でもチラホラと本州で出ている様ですが古い標本データなので確認取れず。
又、ブンブク目のニセブンブク科に値するが、現世での種確認が未定で近似種として「イシブンブク」と言うのが居る「らしい」。
 
 
次、これ又同じく先日のヘミアスターに似ているんだけど違う
Heteraster(ヘテラスター)
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ヘミアスターと何が違うかと言うと わかりづらいんだけど、
花弁の中心点が下に片寄る。
花弁の両手両足に当たる部が曲線?(爆)
イメージ伝わるでしょうか・・・。
あと、ヘミアスターは横から見た厚みが、お尻側が高くて直角三角形型。
ヘテラスターは厚さが均一形の大福餅型です。
これもアルアル。と思っていたら無くて、全部ヘミアスターでした。(泣)
こちらもヨーロッパ・北アフリカ・南北アメリカで産出するもので、
バレミアン~セノマニアンの物だそうです。
 (シノニム?でHenallasterがある)
絶滅種 だとどこかで見た様な・・・。(汗)
 
 
そして、ヘテラスターを怖くした「般若の面ウニ」(爆)。
Schizaster(シザースター、スチザスター)
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標本産地 インドネシア。
上部の掘りが、パックリ割れてるんじゃないかと言うぐらい深くなることで、まるで怒ってるみたいに見えて
般若の面の様です。(^_^;)
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あぁ、怖い怖い・・・。(笑)
産出は世界中アチコチ。
古第三紀 始新世~現世(ブンブクチャガマ)

現世のハンニャウニ、ブンブクチャガマの入手が今年の目標ですかね。(笑)
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Schizaster lacunosus
本州中部以南の内湾砂泥の中に住む。他、オーストラリア、アフリカ。
殻長 5cm、殻高 4cm。



by jurijuri555 | 2018-01-12 16:35 | 化石 | Comments(6)

ハートウニ

現世のウニの事もよくわかんないのに 化石のウニの事なんかなかなか深く調べる機会もなく。
まったく良くわからないので 通称や学名入り乱れると何が何だか・・・。
そんな訳で 又少しづつ自分記録に。

よく 販売でシーウーチンとかエキノイド(エチノイド、エチノイダス)と言って売っているウニ化石。
上記どちらも「ウニ」の意味なんだけど その中で
「ハートウニ」なんて名前で呼ばれて売られている種があります。
種と言うよりグループ的な「容姿」の表現とでも言うのでしょうか。
そのままハート型のウニ(ブンブク類)の事なのですが、
おおまかにMicraster(ミクラスター、マイクラスター)と Hemiaster(ヘミアスター、ヘミアステル)の事をさしていると思われます。
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Micraster sp.
上から見ると まんまハート型。かなり厚みはある方。
標本産地 左から イギリス・インドネシア・モロッコ
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厚みがあって、ブンブクなのでもちろん口は裏、お尻は厚みのある後部の上部に開いています。
多少の違い変異はあるみたい。
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ま、下が三角の方がよりハートに見えますが、多少角ばってるのも有り。
あと意外と頭頂の掘りが深かったりもします。
 
 
で、こちらは、
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Hemiaster sp.
ミクラスターを少しゴツくした感じ。ハートと言うより少し四角くて無理がありそうだが・・・。
標本産地 左から スペイン・オーストラリア・ペルー
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こちらも厚みはあるがミクラスターよりは薄い。
同じく 口は裏でお尻も後部の厚みの上部。
こちらはかなり変異が認められるみたいです。
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ヘミアスターと聞いて あれ?と思われたと思うが、日本の白亜紀のウニもヘミアスター。
それに三紀のリンシアもハートウニと呼ばれる(事がある)。
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Linthia tokunagai , Lovenia fobesi , Hemiaster sp.
U竜のブンブク、オーストラリアの今で言うヒラタブンブク系のウニ、北海道の白亜紀の一般的なブンブクウニ。
白亜紀の道北で得た白ウニは、こんな種の様だ。
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Hemiaster koninckanus に類似。
花弁は小さく掘りも浅い 体の厚みがあるタイプ。

ただ、見た印象だけど 日本のウニは海外のより総体的に掘りは深くない様に見える。
化石の状態にもよるんでしょうけどね。(^_^;)
日本のウニについては又後日。

なんでも カワユイ♡♡♡


先日のウニプラモ。
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ハート型じゃなくてもカワユイ。



by jurijuri555 | 2018-01-09 18:50 | 化石 | Comments(10)

新年カオス

お正月気分も抜け、すでに4日からお仕事に出ている方も多いのでしょうか。
それとも8日まで休みで家族にウザがられているのでしょうか。(笑)

私は正月勤務が終わり やっとゆっくり出来る~♪
と思ったが、片づけ始めて途中のままの散らかった周りを見て
いいかげん超ヤバイ、伸ばし伸ばししていると又このまま春になる。(滝汗)
と 少し手をつけましたら・・・

かえってカオスになった件。(^_^;)

片づけていたら出てきた立派なアンモ。
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当然頂きもの。(どこの何クンだっけ・・・。デンセ?)
ぬいぐるみ・本・書類・オマケのタオルやクリアファイルに化石に石・・・
ごった煮。

とりあえず分けて分けて ウニの標本もまとめて棚空けて全部入れて。
そしたらどこ置いたかわからなくなってたウニも出てきた。(苦笑)
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深海ウニのボウズウニ? ホソザオウニとかも呼ばれるらしいけど学名的にはシノニム???
Stereocidaris japonica
本当にあまりまだ研究が進んでないのか・・・。
の棘の修正と言うか取れたのを貼り付けて標本化。
でも昔から こういうプラモ的なの苦手なんだよね~。
どれがどこの部品だかわからなくなる。

とりあえずまとめたら 今度は、深海ウニとか沿岸ウニとかカシパン類とかそんな風に分けて保管し直そうかとも考えています。
棘付きの生体標本もキチンと整理し直したいですね。

あ、そうそう、先日テキトーにNのウニ化石とシスモンディアが=ではないかと書いたけど
ソレ、それこそマメウニの方だよねー。お尻の穴が。
タコノマクラ目なのは間違いないと思うけど もそっと穴が下なんだよなー。
ちとその辺突き詰めて探したいんだけど現世でもわからんちんなのに化石はもっと資料を探すのが大変で
ほんとなんか図鑑作ってクレと言う感じ。
他のウニラーは楽勝なんすかねぇ??? サスガ...

その前にキーボードの埃も取るか。(^_^;) (カバー洗うだけ)


by jurijuri555 | 2018-01-06 10:00 | | Comments(12)

新年=辛寝ん

謹賀新年!!
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皆様明けましておめでとうございます。m(_ _)m
 
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えー・・・スイマセン。
よしっ!最後の年賀状を書ききった!!年内投函出来るゾ♪と思ったワタクシでしたが(それでも元旦には届かない)
燃え尽きてカバンの中に入れたまま帰宅してしまいました・・・。ガク orz
所詮、そんな奴だよな。と思って下さい。(>_<;) えぇ、是非とも・・・

なのに元旦から皆様からの年賀状と共に届いていたアルバム。
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いやいや、同じ「仕事」しているのに方や素晴らしく、片やボケショボ・・・。

おせちも蕎麦も食べられず、ひもじい年明け。
これからお雑煮作って新年早々「辛寝ん」します。
 
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コレ、去年最後に買った(?)ウニ化石なんですけど、この顔「ねずみ男」に見えません?(爆)(爆)
お尻の穴が口で・・・。
いえ、イヌ年ですけどね。(^_^;)
ちょっとよく見るウニ化石とは違っていません? え、わかんない?(^_^;)
こんなのかと。
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Rhycolampas gouldii かと。画像の角度が違うので同じに見えないかと思いますが。
まさに今のワタクシの表情が眠くてこんな感じです。(笑) ショボ~
 
 
では、皆様にとって良い年になりますように!!


by jurijuri555 | 2018-01-01 12:04 | ご挨拶 | Comments(19)